冷凍カニの美味しい食べ方まとめ!おすすめの解凍方法やレシピをご紹介

冷凍カニの美味しい食べ方まとめ!おすすめの解凍方法やレシピをご紹介

冷凍カニは解凍するのに実は気をつけなければいけないことがたくさんあります。生で凍らせた冷凍カニは流水で、ボイルをしてから凍らせた冷凍カニは、低温の冷蔵庫で一日がかりで解凍しなければならないのです。冷凍カニの正しい解凍の仕方とはどうすれば良いのでしょうか。

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記事の目次

  1. 1.冷凍カニを美味しく食べるには解凍方法が大切
  2. 2.冷凍カニの解凍方法
  3. 3.冷凍カニ・解凍時にやってはいけないこと
  4. 4.冷凍カニ・おすすめの美味しい食べ方とレシピ
  5. 5.冷凍カニを美味しく食べよう!

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冷凍カニを美味しく食べるには解凍方法が大切

お鮨、お刺身、鍋、BBQと食べ方にもよりますが、シーフードは色々な種類があってそれぞれお気に入りがあるでしょう。魚や貝、そして甲殻類、それもカニが大好きと言う方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

お店で購入したり贈答品でいただいたりなどと、冷凍カニを手に入れる機会は多いです。でも、いざ冷凍カニを解凍して食べてみたら美味しくなくてガッカリ、やはり冷凍カニは美味しくない、と首を横に振られる方も少なくないことでしょう。

「冷凍カニを沢山いただいたけれど、実はあんまり好きではない」「結構お買い得な値段で冷凍カニを買ってきたけど、前に買ったボイルカニの方が美味しかった」など、ちょっと残念な発言を耳にすることがよくあります。

カニは高くて美味しいもの!と多くの人が思っているだけに、冷凍カニは値段が安いことも多いですし、レンジで解凍したり、お湯をかけて戻してみたけどちっとも美味しくなかった、という声もよく聞きます。

実は冷凍カニの解凍は決して簡単ではありません。きちんと解凍すると、生のカニと変わらぬ美味しさでいただくことができる素晴らしい食材です。冷凍カニの上手な解凍の方法をご紹介しましょう。

冷凍カニの解凍方法

冷凍カニは実はとても美味しいものです。瞬間冷凍で凍らしてあるカニは、細胞を壊すことなく、新鮮なカニの品質や美味しさがそのまま保たれています。

冷凍カニにも、生のまま冷凍したものといったんボイルをしてから冷凍したものがあります。それぞれの冷凍カニのおすすめする解凍方法は異なります。解凍しても美味しくいただける上手な解凍方法をご紹介していきましょう。

生の冷凍カニ・解凍方法

まずは生の状態から凍らせた冷凍カニのおすすめ解凍方法です。カニは水分の含有率がとても高いです。肉やカツオはおよそ70%、イワシ、サバは60%の水分含有率ですが、カニやエビは80%以上も水分を含んでいます。

したがって、室温で解凍したり、電子レンジで解凍するというのはもっての外です。生から凍らせた冷凍カニは、流水で短時間で解凍するというのが正しい方法です。しかし、直接水に冷凍カニをつけてはいけません。

まずは冷凍カニを、密封できるジップロックやビニール袋に入れ、ぴっちりと蓋をして入れてボールに入れます。そして、少量の水道水を流しながら解凍します。

カニの甲羅とカニ肉が解凍される時間は全く異なります。速度を同じにするためには、冷凍カニの甲羅についた氷を途中で剥がすことが大事です。そうすることによって、甲羅と肉の溶ける速度の差が縮小されるのです。

およそ30分から40分で解凍することができますが、冷凍カニの食べ頃は全部解凍をせずに、7割くらい解凍できたくらいがおすすめです。完全に解凍すると水分含有率が高いカニは、解凍した時に旨味が水分に溶け出してしまって美味しくなくなってしまいます。

カニの甲羅についている氷が溶けたらまずその水は捨てて下さい。これはカニを捕獲して凍らせる時に、水分含有量の高いカニの旨味成分が逃げないように、まず表面を急速冷凍によって薄い氷の膜を作っているものです。

甲羅についている氷はただの氷なので、蟹と一緒にしていると旨味が外に逃げ出してしまいます。美味しさを保つための重要なポイントですのでお試しください。

生で凍らせた冷凍カニを調理して食べる場合は、甲羅ではなくカニの身から溶け出した水分であるドリップを利用して、さらに美味しく食べる方法があります。解凍したカニとドリップを一緒にフライパンに入れて、1分ほど蒸しあげて下さい。

蒸し上げることで、ドリップに溶け出た旨味成分がカニ肉に戻って美味しく食べることができます。またカニの旨味成分を逃げにくくするために、塩水に浸すという方法もあるのでご紹介します。

始めに塩分1%の食塩水を作って冷凍カニを浸します。その後食塩水から取り出して、ビニール袋に入れて冷水解凍をします。カニが解凍できたら、最初に使った塩水を鍋で沸騰させてアクを取り除きます。

解凍したカニをこの塩水で茹でて調理すると、旨味成分がしっかりカニ肉に戻ったプリプリの食感を楽しむことができます。もしくは、冷凍カニを塩水につけたまま冷水解凍をして、蟹鍋を作ると、カニの旨味たっぷりの鍋が楽しめます。

冷凍カニの解凍は半分凍っているくるくらいの解凍具合が調理するには最適です。冷凍カニは、生食できるものと火を通して食べるものの区別がきちんと書いてあるはずなので、しっかり注意書きを読んで、それぞれに適した食べ方をして下さい。

解凍した後は劣化しやすいので早めに食べよう

カニの身は調理をしていないと劣化して黒く変色する場合があります。味は変わらないのですが、見た目はどうしても食欲を減退させます。冷凍カニは食べる分だけの量を加減して解凍して下さい。

ボイルの冷凍カニ・解凍方法

続いてご紹介するのはボイル後の冷凍カニの解凍方法です。ボイル後のカニは、じっくり冷蔵庫で解凍するのがおすすめです。ゆっくり急がず低温で解凍することが、とても大切です。

ボイルの冷凍カニを解凍する時に気をつけなければいけないのは、生で凍らせた冷凍カニと同じく、解凍した時にカニの旨味が汁と一緒に流れ出してしまわないように注意することです。

冷凍カニを低温でゆっくり冷蔵庫で解凍すると、一度染み出した旨味は再び身に吸収されて、美味しく解凍ができます。ボイルしてある冷凍カニをキッチンペーパーでしっかり包んで、旨味が流れ出さないようにするのがコツです。

ボイルしてから凍らせてある冷凍カニも、解凍するときはキッチンペーパーで包んで乾燥を防ぎます。キッチンペーパーできちんと包んだ冷凍カニのミソが流れ出さないように、甲羅を下にしてビニール袋に入れて冷蔵庫で時間をかけて解凍して下さい。

ポイルの冷凍カニも完全に溶けてしまうと旨味が流れてしまいます。8割程度解凍できたら溶け切ってしまう前に、食べ始めるのをおすすめします。

冷凍カニは種類によって解凍時間が異なります。ボイルした冷凍タラバガニの場合、冷蔵庫での解凍時間はおよそ1日がかりですが、タラバガニは大きいので切ってあるものがほとんどです。

切ってあるものはもっと早く解凍が進みますので、こまめにチェックして、全て解凍仕切る前の美味しい食べ頃を逃さないようにして下さい。

ズワイガニはタラバガニに比べると小さいので、解凍時間もずっと短いです。およそ18時間を目処にして下さい。切り落とした足だけを解凍するのでしたら、およそ半日で食べごろになります。

冷凍カニ・解凍時にやってはいけないこと

冷凍カニを解凍する時に必ず避けてほしいことがあります。冷凍カニは美味しくないという固定観念にとらわれがちな、多くの人がやりがちの失敗なのです。

電子レンジで解凍する

電子レンジには解凍機能がついているので、冷凍したものを放り込んでしまいたくなりますが、冷凍カニにとって電子レンジでの解凍はタブーです。

ボイルした冷凍のカニを解凍するときは、キッチンペーパーに包んで冷蔵庫で丸一日かけてゆっくりと解凍するのがベストです。電子レンジの解凍機能は高温すぎて身がバサバサになってしまいます。

生から凍らせた冷凍カニを解凍する場合でも、冷水につけて解凍するのですから、電子レンジでの解凍はカニの旨味が全て水に溶け出して、殻の中の身は味気ないものになってしまいます。

丸一日冷蔵庫に入れておく時間がない時に、ボイルしてから凍らせた冷凍カニを解凍したい時はどうしたら良いのでしょうか。どんなに急いでいても、決して電子レンジは使わないでください。生で凍らせた冷凍カニを解凍するのと同じように流水で解凍しましょう。

決してベストではありませんが、流水で解凍した冷凍カニにはしっかりと旨味が残っているはずです。最も理想的な方法は、-2℃前後の氷水で解凍する方法です。

氷水はおよそ1℃くらいの低温を保つので、ボウルに氷水を作り、冷凍カニをジップロックに入れて空気をしっかり抜いて氷水に沈めます。氷水で解凍したボイルの冷凍カニは断然美味しさが違います。

解凍した時に流れ出た水を、カニをフライパンで焼く時に流し込んで1分ほど蒸し焼きにすると、さらに美味しさがアップします。

生で凍らした冷凍カニを解凍する時も、流水よりも氷水で解凍処理をするのがベターです。それくらい冷凍カニというのは低温での解凍が大切です。冷凍カニを美味しく食べるために、電子レンジでの解凍は極力避けましょう。

再冷凍する

一度解凍した肉や野菜を再冷凍しないのと同じ理由で、一度解凍したカニを再冷凍するのは避けて下さい。プロが処理した冷凍カニは急速な冷凍機能で美味しい状態を保てているのですが、家庭の冷凍庫では素早い冷凍ができないのでどうしても劣化してしまいます。

カニを解凍するときは使う分だけ解凍し、余ったとしても再冷凍することは絶対に避けて下さい。一度解凍したら黒ずんでしまう前に食べ切りましょう。

冷凍カニ・おすすめの美味しい食べ方とレシピ

お刺身、ボイル、蟹鍋と、カニの食べ方は色々とありますが、冷凍カニが手に入ったらどのような食べ方が美味しいでしょうか。いくつかのおすすめレシピを探してみましょう。

カニ酢につけて食べる

ボイルのカニにも色々な食べ方がありますが、絶対「カニ酢!」とおっしゃる方は多いことでしょう。カニ酢と言っても、実は色々な種類のカニ酢があります。おすすめのカニ酢のレシピをいくつかをご紹介します。

カニ酢の作り方

まずは一番人気のあるおすすめレシピです。「だし」を使ったカニ酢です。材料は二人分で、だし汁大さじ四杯、砂糖小さじ一杯、米酢大さじ四杯、お醤油少々です。

だし汁と砂糖、米酢をレンジで30秒程温めたら、お醤油を垂らして混ぜて出来上がりです。砂糖の代わりにみりんを使ってもとても美味しいです。冷凍カニを美味しく食べる大人気のおすすめカニ酢です。

甘いカニ酢がお好みでないなら、ポン酢を使うのもおすすめです。やはり二人分の分量で、熱いだし汁大さじ四杯にポン酢をその半量大さじ二杯入れます。大変簡単でどなたでも美味しくいただけるおすすめレシピです。

柑橘系の香りのカニ酢レシピはいかがでしょうか。米酢と砂糖、めんつゆをそれぞれ大さじ一杯ずつに、水を大さじ二杯、これにゆずやレモンを垂らして下さい。

また、ライムもカニ肉と合うのでおすすめです。ライムを絞るときは皮を下にして香りがライムジュースに混ざるように入れていただくと、とても良い香りが楽しめます。

カニ鍋にして食べる

冷凍カニの調理の仕方で人気があるのは「カニ鍋」です。カニ鍋は中に入れる具とだしで、色々な食べ方をを楽しむことができます。

カニ鍋の作り方

鍋に昆布を冷水から入れて、60℃くらいの温度で40分ほどゆっくり出汁をとります水の量は1500ccです。決して沸騰させてはいけません。昆布出汁が取れたら、みりんと日本酒、醤油をそれぞれ大さじ二杯に、塩を大さじ一杯入れたら一煮立ちさせます。

鍋に白菜、エノキダケ、春菊、豆腐、ネギなどの具材をお好みで入れて沸騰してきたら解凍した冷凍カニを入れます。カニを入れると鍋の温度が少し下がりますが、しばらく待って再び沸騰する直前に火を止めて、余熱でカニ肉に火を通します。

カニ肉は煮込みすぎると味が落ちてしまうので、この頃合いが大切です。出来上がったらお好みで、紅葉おろしと醤油もしくはポン酢でお召し上がりください。

カニと秋の味覚キノコに、野菜たっぷりの鍋はいかがでしょうか?1500ccの昆布だしに、まず解凍した冷凍カニを少々入れて入れて鍋が煮たったらカニを引き揚げて、紅葉おろしとポン酢でまずカニをいただきます。

カニの出汁が出た鍋に、椎茸、舞茸、エノキダケ、しめじ、そして白菜、ネギ、豆腐、葛切りなどを入れて召し上がって下さい。具を食べ終わったら塩で味を整えて、最後にご飯と卵を入れてカニ雑炊も楽しめます。

冷凍カニを美味しく食べよう!

冷凍カニは上手に解凍すれば極上の味を楽しむことができます。生から凍らせた冷凍カニは流水もしくは氷水で、ボイルしてから凍らせた冷凍カニは、一日がかりでゆっくり冷蔵庫で低温解凍して、美味しいカニを味わう下準備をしましょう。

冷凍カニは、鍋やカニ酢などの和食はもちろん、グラタン、カニコロッケなど子供達の大好きなメニューのレシピに使えるとても便利で美味しい食材です。

Ryo
ライター

Ryo

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