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良心価格の立ち食いそば屋「とんがらし」
働くサラリーマンの味方である立ち食いそばの中で、一際異彩を放つのが水道橋にある立ち食いそば屋、とんがらしです。東京ドームなどのエンターテイメント施設や、大学や専門学校の多い街、水道橋のど真ん中で抜きん出て人気を誇る立ち食いそば屋の名店、とんがらしを紹介します。
とんがらしってどんなお店?
とんがらしはボリューム、美味しさ、コスパの3拍子が揃った、人気の立ち食いそば屋です。とんがらしでは注文が来てから天ぷらを上げるため、1品1品時間をかけて作られています。それゆえにいつも行列ができていますが、それでもとんがらしは多くの人に愛されている立ち食いそば屋です。
とんがらしの店内は座席はなく、全て立ち食いです。とんがらしではセットでついてくるお味噌汁はセルフ、生姜と天かすは入れ放題、食べおわった食器は所定の場所へ自分で戻す、というセルフでやる部分があります。それにも関わらず、老若男女問わずとんがらしは毎日行列が出来ている老舗名店です。
平成7年に水道橋で開店した立ち食いそばの名店
とんがらしのオープンは平成7年(1995年)創業と、立ち食いそばの中では創業25年の圧倒的歴史を持っています。移転もする事なくとんがらしは水道橋と一緒に歴史を刻み、現在の人気店、名店の評価をされ続けて、毎日多くのとんがらしファンを生み出しています。
とんがらしの店内は人気の獲得は味で勝負し続けてきたことがうかがえるような、飾り気の一切ないシンプルな内装です。壁には至る所にメニューを貼り直したと思われる痕や、テープで補強、補修されたテーブルなどの、歴戦の名店の傷跡のようなものを彷彿とさせるものがあります。
とんがらしの、都内の飲食店にはない店内全体が醸し出す雰囲気は、年月を過ごさないと決して出せない年季具合です。その年季具合こそ、長らくとんがらしが水道橋で愛され続けてきた、名店の証です。
店主が高齢のため一度閉店
水道橋で長年人気であり続けた立ち食いそばの名店、かつ多くの人がおすすめするボリューム満点のメニューなどが人気で多くの人が勧めるとんがらしは、夫婦2人のみで切り盛りしているお店です。年齢は閉店宣言の張り紙に「2人で150才」と書いてあることから、高齢であることが伺えます。
ご主人が天ぷらを担当し、女将さんがそばゆでと注文受付、接客などを一手に引き受けています。とんがらしの店内を流れる時間は独特で、自分たちのペースを崩す事なくメニューを提供し続けています。
2018年にはとんがらしのご主人も張り紙で「年に逆らえない」と言って閉店を宣言します。閉店までの期間が数ヶ月ほど猶予があったため、多くのとんがらしのファンがおすすめの天ぷらメニューを提供し続けてきた水道橋の名店の閉店を惜しみました。
後継者が見つかり再オープン
立ち食いそばの老舗名店であるとんがらしは、ご主人の閉店宣言と一緒に、とんがらしの味とメニューを受け継ぐ、居抜きで後継者の募集を行っておりました。とんがらしファンがざわめく中、後継者を希望した方が現れた事によって、とんがらしファンが愛するおすすめのメニュー等の味が守られました。
後継者として名乗りを上げたとんがらしの2代目店主さんは、実は前職は福岡の広告代理店の社員で、とんがらし自体も後継者の話の最中に初めて食べた、とインタビューで話しています。
2代目店主さんが務めていた会社で事業の多角化を試みており、その一環としてそば店の出店を模索していた時にとんがらしの後継者探しの話を聞き、飲食店経験0ながらも思い切って手を上げたそうです。先代の修行を経て、名店とんがらしはその味と歴史を失うことなくすみました。
住所 | 東京都千代田区神田三崎町3-2-10池本ビル1F |
電話番号 | 03-3234-1610 |
とんがらしの人気の理由
多くの立ち食いそばファンを惹きつけて止まないとんがらしには、どういった魅力があるのかをこれから説明します。多くのサイトに紹介されているとんがらしのおすすめメニューや、ブログ、口コミサイトなどを調べると、高評価を獲得しているとんがらしの3つの特徴がありました。
圧倒的なてんぷらのボリューム
とんがらしの最たる人気の理由は、下のそばが見えないくらい、大量に盛られている天ぷらのボリュームがおすすめです。とんがらしの初代店主がとにかく気前がよく、ひたすら厨房で天ぷらを揚げ続け、時にはメニュー表に書いてある量よりも多く盛られることが多かったそうです。
とんがらしの天ぷらは作り置きせず、注文が入るたびに香ばしい香り漂うごま油で揚げるため、火傷しそうな位のアツアツで揚げたてを食べることができます。とんがらしの店主が変わっても天ぷらのボリュームは変わらず、昔からのとんがらしファンも納得のボリュームを、今でも提供し続けています。
出汁の旨味がきいたつゆ
とんがらしの人気の理由のもう1つとして、天ぷらと相性の抜群な、旨味が凝縮されたつゆにもあります。つゆは濃いめの関東風のテイストで、そばの上に乗った、ごま油の香り漂う揚げたての天ぷらに、時間が経てば立つほど濃いめのつゆが染み込み、より一層の絶品料理に生まれ変わります。
店主が変わっても味わいは変わらず、とんがらしでしか味わえない、天ぷらに非常にマッチした旨味の詰まっているつゆを味わえます。暖かいそばの方が天ぷらに天ぷらとつゆとの相性がよくおすすめだという記載もあるので、ぜひ最初は暖かいそばで天ぷらを味わってみてください。
コスパの良さ
多くの方がとんがらしをおすすめする理由には、圧倒的なコストの安さもあります。とんがらしで一番人気のメニュー、天ぷら盛り合わせでは、天ぷらの内容がエビ6〜7つ、ナス4つ、イカ1つのボリュームで税込650円と、その圧倒的ボリュームにも関わらず1000円でお釣りが来てしまうのが特徴です。
とんがらしのメニューの価格では単品で1000円を超えるものはなく、そばのメニューで一番安くて、かけそばが税込290円です。これにトッピングの玉ねぎ天、イカ天、ナス天、ちくわ天のいずれか1つをつけても500円でお釣りが来るほど、財布にとても優しい価格帯で美味しいそばを味わえます。
とんがらしのおすすめメニュー
どのメニューもおすすめできるとんがらしのそばですが、ここでは先代ご主人の頃から提供され続けているメニュー、現店主産から生み出された新メニュー含めて、とんがらしに行ったら是非食べてほしい、おすすめメニューを3つ紹介します。
とんがらしは行けば基本的には行列ができている状態のため、混雑必至です。また、時間帯によっては品切れで提供できない、なんてこともあるそうです。そのため、平日の営業時間は11時から16時、17時から19時のため、回転早々に向かうことをおすすめします。
お休みは土日と祝日なので基本的に平日に行くことになります。ですが第1、第3土曜日は11時から15時まで営業しているので、そのタイミングを狙えば休日のランチとしてとんがらしを楽しめます。
天ぷらもりあわせ
とんがらしで1番人気のメニューは天ぷらもりあわせです。人気の理由は下のそばが見えなくなるくらいに盛られた、その天ぷらの量にあります。エビがこの1杯に6〜7尾入っている上に、ナスの天ぷらはナスがほぼ1本分入っています。
エビの天ぷらは尻尾の殻が剥かれた状態で揚げられているので、丸ごとかじりつくことができます。ナスは熊本産のナスを使っており、サクッとした衣の歯応えを超えるとすぐにナスの皮の柔らかい歯応え、そして最後はトロッとした食感の果肉で終わる、実に絶品のナスをとんがらしでは味わえます。
玉ねぎ天そば
玉ねぎ天そばは、とんがらし現店主さんおすすめの、隠れた評判メニューの1つです。使っている玉ねぎは1人前で丸々玉ねぎ1個を使っています。揚げ方もかき揚げのようにまとめて揚げられておらず、ざく切りになった玉ねぎをバラ状に1つ1つ上げているため、食べやすいサイズです。
また、火の通り加減が絶妙で玉ねぎの甘みが引き出されており、濃い目のつゆにホクホクの玉ねぎと熱々のそばの相性は抜群です。トッピングで生卵を加えれば甘さにまろやかさが加わってより美味しく食べることができるのでおすすめです。
鴨まみれそば
とんがらしで1日30杯の限定品である鴨まみれそばは、現店主さんが新しいメニューに挑戦して編み出したメニューの1つです。鴨のロースが10切れも入っている、なんとも贅沢な1杯です。量もさることながら鴨肉もとても柔らかく、とんがらしファンの間ではとても高評価な1杯です。
とんがらしで絶品天ぷらとそばを味わおう!
とんがらしでは立ち食いそばとは思えない美味しさ、ボリュームを楽しむことができる、そばの名店です。リーズナブルな価格でお腹いっぱい、美味しさで心も大満足できる1杯を味わうことができるので、昔からのファンも通い詰めるくらい、昔から変わらない味や量のスタンスを貫いています。
仕事で頑張るサラリーマンの午後からのやる気チャージとして、遊んだ後のエネルギー補給として、食べ盛りの学生の胃を満たす手段として、是非とんがらしに行って大満足の1杯を楽しんで下さい。