大阪焼肉「ふたご」ははみ出るカルビが名物の焼肉店！おすすめメニューをご紹介

「大阪焼肉ふたご」は、焼肉の本場である大阪の鶴橋で食べられるような「大阪焼肉」を提供しているお店で、ふたごの店舗は東京を中心に首都圏の各地、かつ静岡や大阪、愛知にまで広がっています。

大阪焼肉の特徴として、焼く前からもみダレでお肉に味をつけることで、しっかりした風味に仕上がっているという点が挙げられます。かつ、もみダレはお店ごとに独自で開発したものを使用しているため、お肉に染み込んだ味がそのままお店の個性となります。

事前にタレをつけておくと、お肉そのものの味は分からなくなるように誤解されがちですが、もみダレはお肉を提供する少し前につけるため、芯にはお肉そのものの味も残っています。

また、現在は焼肉において人気も高いホルモンですが、かつては不人気で不要とされたため、廃棄されることも多い部位でした。クセや食感が独特のホルモンを丁寧に処理して無駄なく美味しく食べられるようにし、魅力ある部位として広めたのも大阪焼肉の力です。

焼肉は、特別な時に食べるものという印象も強い料理ですが、大阪焼肉は普段から気兼ねなく食べやすくかつ美味しい焼肉で、ふたごも大阪焼肉の日常的なイメージを引き継いでいます。

ふたごで食べられる焼肉は、カルビやホルモンが美味しいタレで食べられるというシンプルな構成でありながらまた食べたくなるようなメニューが多く、特にふたごの「はみ出るカルビ」は名物メニューとなっています。

通常のお肉も、ホルモンなど多少変わり種のメニューも両方美味しいふたごは、名物の「はみ出るカルビ」の他にもおすすめしたいものがたくさんあります。ふたごは普段使いがしやすい味や雰囲気で、焼肉を食べたい気分の時に気軽に訪れられるのが魅力です。

さらに、ふたごの特徴としてお肉の種類が幅広いだけでなく、はみ出しカルビなどの特大サイズ以外のお肉は量も値段も控えめに設定されており、興味のあるお肉を何種類も少しずつ食べることが出来ます。そのため、1人での利用やお酒がメインの利用にも向いています。

どれも美味しそうな料理が品書きに並んでいる「大阪焼肉ふたご」において、初めて行く人にも、行ったことのある人にもおすすめしたいメニューを7つ、選んでご紹介していきます。

焼肉は好きでもホルモンは苦手、という人も多い中、ホルモンの良さがダイレクトに伝わるのが焼肉ふたごの店名を冠して名付けられている「ふたご盛り」です。ふたごのお店側でも「ホルモンを食べず嫌いしている人にぜひ味わってほしい」と自信をもっておすすめしています。

ふたごに来たらまずふたご盛りを注文、それから他のお肉も次々注文するという人も少なくないくらいふたご盛りは人気があり、ふたごの味を代表するものの1つと言えます。

ふたごには美味しいホルモンが何種類も用意されており、ふたご盛りは特に人気の部分を盛り合わせにして味わえます。ホルモンは近年ヘルシーで美味しいと人気がありますが、数ある焼肉店の中でも、より美味しいホルモンが堪能出来るのが焼肉ふたごです。

「ふたご盛り」に使われているのは、ホソ塩、ミノ、ハラミ、角切り牛心、あご肉の5種類です。ホルモンに馴染みの無い人に向けてさらに細かく言うと、ホソ塩は牛の小腸、ミノは牛の胃の1つ、ハラミは牛の横隔膜、牛心はそのまま牛の心臓を表しています。

どれも人気の部位なので食べやすく、かつ少しずつの盛り合わせなので初めてホルモンにチャレンジするのにも向いています。しっかり仕込みをされたクセのなさと、タレの美味しさを存分に味わえるふたご盛りはホルモン初心者にもホルモン好きにもおすすめです。

大阪焼肉ふたごの名物メニューである、黒毛和牛を贅沢に使用した「黒毛和牛のはみ出るカルビ」はふたごに行くなら絶対に食べてほしい1品です。注文して出てくるお肉のサイズはその名の通り網からはみ出るほどで、非常にインパクトのある見た目が話題となっています。

黒毛和牛のリブロースを使用した「はみ出るカルビ」は、1枚に4つもの部位が含まれているため、しっかり焼肉を食べたい人にとってこの上なく贅沢な内容となっています。部位ごとに違う味わいがあるので、同じお肉のようでも多彩な味、という点でも印象的なメニューです。

はみ出るカルビがふたごの名物メニューである理由は、大きさや味の良さだけではありません。巨大なカルビが登場し、テーブル上にある鉄板に乗せる瞬間、店員さんや周りのお客さんと一緒にかける「よいしょー！」という掛け声が響く瞬間も、名物料理を注文した時の醍醐味です。

初めてふたごを訪れた人は驚く掛け声ですが、店内のわいわいとした雰囲気も相まって、一緒に声をかけて盛り上げたくなるのが、ふたごならではの良さとも言えます。

ふたごの名物「はみ出るカルビ」は、予約限定メニューとなっているために予約時にお願いしておかないと食べられない、特別メニューでもあります。その場で注文出来ないという点では残念ですが、せっかくの名物なので予約をして楽しみにしながらお店へ向かいましょう。

「はみ出るカルビ」と揃えたユーモアのある名前が特徴の「はみ出たいハラミ」は、はみ出るカルビと同様、焼肉ふたごの中でとてもインパクトの強い料理です。ハラミ肉を200gもの量、豪快に使って焼くため、抜群のボリュームが堪能出来ます。

「はみ出るカルビ」と同様に「はみ出たいハラミ」も、鉄板にはみ出んばかりに広がる大きさが特徴です。鉄板いっぱいのハラミは甘辛いタレにしっかり絡んでいるので、ビールやレモンサワーと合わせても、ご飯やサンチュと一緒でも、相性がとても良いところが焼肉好きから好評です。

ダイナミックに焼いたハラミと焼肉ふたご特製のタレの美味しさを味わいたいのであれば、はみ出たいハラミも食べてみてください。

焼肉ふたごでハラミが美味しいのは、はみ出たいハラミだけではありません。「幻のハラミ」と名付けられた、希少なハラミもおすすめです。

食べやすいサイズのハラミを店員さんの手でちょうど良い火加減に焼いてもらって食べられるので、お肉に対してベストな火の通りになり、絶品の味に仕上がっています。

先にご紹介した「はみ出たいハラミ」でも美味しさが分かっている、焼肉ふたごのハラミですが、「幻のハラミ」はさらにその上を行く、とろけるような味のお肉です。牛ではなく豚肉のハラミを使用しており、いくらでも食べられると思ってしまいそうなお肉の柔らかさが感じられます。

ホルモンが好きでしっかり食べたいのであれば、「ねぎだく超塩ホルモン」も焼肉ふたごで長く愛されています。「ふたご盛り」でホルモンの魅力に気づいた人が次に挑戦するのは「ねぎだく超塩ホルモン」であることが多く、焼肉ふたごファンにとっては定番メニューです。

甘辛いタレと一緒に食べることが多い、ふたごの焼肉ですが、ねぎだく超塩ホルモンはふたごのメニューの中でもさっぱりとした味付けが特徴です。そのため、濃い味付け以外の焼肉も楽しみたい人に好まれており、焼き上がったホルモンに対してどんどん箸が進みます。

少し味を変えたいタイミングや、食べやすいホルモンを存分に味わいたい時に、ねぎだく超塩ホルモンにチャレンジしてみましょう。

焼肉、特に大阪焼肉と言えば美味しいキムチを提供するお店が多いですが、ふたごの「半殺しキムチ」もお口直しや最初の一口として、常連客からは無くてはならない存在とされています。

注文からすぐに提供してもらえるメニューなので、焼肉ふたごに来店してすぐ、ビールやレモンサワーと一緒に「まずはこれ」と半殺しキムチが注文されることも珍しくありません。

店内メニューを見てみると「半殺しキムチ」という名前や激辛と説明が入っているために一見食べづらいイメージも持たれがちですが、実際は前菜としてぴったりな、食べやすい味です。

野沢菜をキムチにしており、一般的な白菜やきゅうりのキムチとはまた違った味わいがあります。高菜とコチュジャンが一緒になったような味と言われており、ピリッと辛いもののきつい印象はそれほど強くなく、甘辛いタレの焼肉が多いふたごの他のメニューにも馴染んでいます。

焼肉店の実力が分かるメニューと言われることもあるテールスープですが、ふたごの「名物オモニの自家製テールスープ」はふたごの美味しさがよく表れている1品と言えます。鍋に入った熱々の状態で提供されるテールスープは、ふたごの汁物メニューでも堂々の第1位にランクインしています。

お肉の旨味が凝縮されているテールスープは単体で食べても美味しいのですが、〆として、焼肉を充分に楽しんだ後に食べる時にはまた違った味に感じられるのが魅力です。いつ食べても新たな美味しさが味わえるため、テールスープはふたごに欠かせないメニューとなっています。

「大阪焼肉ふたご」は、焼肉を愛する人に対して、一度は行ってみるのをおすすめしたい名店です。今回ご紹介した名物メニューの数々や店員さんの明るい接客も含め、焼肉でこれだけ楽しめることに驚く人も少なくありません。

普段から焼肉を食べることが多い人も、美味しいホルモンや焼肉を開拓してみたい人も、ぜひ焼肉ふたごで美味しい焼肉を満喫してください。