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新宿は喫茶店・純喫茶が多い街
新宿は、新しいファッションブランド店や飲食店などが次々とオープンする、都内有数の流行発信地です。一方で、「思い出横丁」や歌舞伎町の「ゴールデン街」、路地裏の大衆居酒屋など昭和の雰囲気を残した場所も多くあり、多彩な顔を持った街だと言えるでしょう。
17もの路線が乗り入れる大ターミナル駅・新宿駅の周辺には、おしゃれなカフェやレストランなどがひしめき合っていますが、昔ながらの喫茶店や純喫茶もたくさんあることをご存知でしょうか?
新宿の喫茶店や純喫茶は歴史ある老舗が多く、こだわりのコーヒーや絶品のスイーツなどが楽しめるお店が多いのが特徴です。新宿にあるレトロでおしゃれな喫茶店や純喫茶をご紹介します。カフェとはまた違った趣ある空間で、ゆったりとした時間を過ごしましょう!
カフェ・喫茶店・純喫茶の違いとは?
そもそも、「カフェ」・「喫茶店」・「純喫茶」の違いとは何なのでしょうか?「カフェ」も「喫茶店」も「純喫茶」も、美味しいコーヒーが飲めるお店という認識は誰もが一致していることでしょう。
どちらかと言うと、「カフェ」は洗練されて現代的、「喫茶店」や「純喫茶」はレトロな雰囲気のある老舗というイメージがあります。実は、外観や店内の雰囲気、営業期間などの違いではなく、「カフェ」と「喫茶店」、「純喫茶」には法律上の明確な違いがあるのです。
「カフェ」も「喫茶店」も「純喫茶」も、開業出店時には営業許可を取得する必要があります。この際、「カフェ」は「飲食店営業許可」を、「喫茶店」や「純喫茶」は「喫茶店営業許可」と取得する営業許可が異なるのです。この2つの営業許可は、提供できる飲食品の幅が違います。
「飲食店営業許可」を取得する「カフェ」では、手の込んだ料理の調理が可能で、お酒も提供できます。一方、「喫茶店営業許可」を取得する「喫茶店」や「純喫茶」では、単純な加熱調理しか認められておらず、お酒の提供もできません。お店のメニューを見れば、その違いは一目瞭然なのです。
店名と法律上は一致していないことも
ここで疑問になるのは、「喫茶店」と「純喫茶」は取得する営業許可が同じなのに、呼び名が違うのはなぜなのかということですが、答えは簡単です。純粋な「喫茶店」かどうかで分かれます。
大正時代から昭和初期にかけて、「喫茶店」の多くはお酒を提供しており、ウェイトレスが過剰なサービスを行っていました。「喫茶店」と呼ぶにふさわしくないお店が増える中、コーヒーを純粋に楽しめるお店が「純喫茶」を名乗り、サービスの差別化を図ったのです。
「カフェ」・「喫茶店」・「純喫茶」には、取得する営業許可が違うというハッキリとした違いがあります。しかしながら、「カフェ」でも店名に「喫茶店」と付ける場合があり、逆に「カフェ」と店名に付いた「喫茶店」も珍しくありません。
営業許可とはあくまで営業の形態を決めるものなので、店名と法律上の形態が必ずしも一致しているとは限らないのです。法律上はともかく、今回は「古き良きヴィンテージ感」を味わえる「喫茶店」を対象にしました。新宿の大正ロマンや昭和レトロを堪能できるお店をご紹介します!
新宿の純喫茶:珈琲西武
「珈琲西武」は、新宿にある純喫茶の代名詞となっている有名なお店です。新宿駅の東南口から階段を下りて、「ドン・キホーテ」を目指して歩きましょう。「ドン・キホーテ」の中を通り抜けて左に進んでいくと、「珈琲西武」は右側にあります。
レトロでおしゃれな店内
新宿の「メトロ会館」の2階にある「珈琲西武」に入るには、階段を上ります。入り口には昔懐かしいショーケースがあり、お店に入る前からすでに圧倒的なレトロ感です!
店内に足を踏み入れれば、昔ながらのベロアのソファーや木製のローテーブル、色鮮やかなステンドグラスなど、昭和ヴィンテージを感じさせるおしゃれな空間が広がっています。
「珈琲西武」は昭和39年創業の老舗です。しかしながら、2階と3階に分かれた店舗はそれぞれコンセント完備で、店内はWi-Fiが利用できるなど現代のニーズにも応えています。レトロなインテリアに囲まれて、まったりと読書や物書きはいかがでしょうか?
他の喫茶店では食べられない料理も!
「珈琲西武」のおすすめメニューは、特大のパフェです!カラフルなフルーツがたっぷりトッピングされており、極めつけはアイスクリームがコーン付きでそのままパフェに乗せられています。インパクトもサイズもケタ違いのパフェは、新宿にある他の喫茶店ではまずお目にかかれません。
「珈琲西武」の「ブレンドコーヒー」は、味がしっかりと濃く苦みも強いタイプです。パフェと一緒にオーダーして、ガツンとコーヒーらしい苦みと甘さのマリアージュを楽しみましょう!
住所 | 東京都新宿区新宿3-34-9 メトロ会館2F |
電話番号 | 03-3354-1441 |
新宿の純喫茶:名曲・珈琲 新宿 らんぶる
新宿駅西口から徒歩で約3分のところにある「名曲・珈琲 新宿 らんぶる」は、昭和25年創業という老舗の喫茶店です。おしゃれなアーチ状の門を目印に入っていくと、小さな入り口からは想像もできない広々とした空間に圧倒されることでしょう。
クラッシックが流れる老舗喫茶店
「名曲・珈琲 新宿 らんぶる」は、喫茶スペースが1階と地下1階に分かれています。特に地下はまるでコンサートホールのようで、新宿の喧騒を忘れてゆっくりとできるためおすすめです。
インテリアは真っ赤なソファーや豪華なシャンデリアなど、アンティーク調で統一されています。BGMにはクラシックが流れ、重厚な歴史を感じさせながらも昭和の雰囲気が温かく、心の底からリラックスできること間違いなしです!
王道のモーニングがおすすめ
「名曲・珈琲 新宿 らんぶる」のおすすめメニューは、「モーニング」です。「名曲・珈琲 新宿 らんぶる」の「モーニング」はトーストにサラダ、ヨーグルト、飲み物はコーヒーか紅茶が選べます。これぞ喫茶店のモーニング!といった王道のモーニングメニューと言えるでしょう。
トーストは表面がサクサクで、中はふっくらとモチモチです。ヨーグルトには甘酸っぱいラズベリーソースがトッピングされていて、酸味と甘さのバランスがたまりません!タイムスリップしてしまったかのようなレトロな空間で、美味しいモーニングはいかがでしょうか?
住所 | 東京都新宿区新宿3-31-3 1F・2F |
電話番号 | 03-3352-3361 |
新宿の純喫茶:ピース
新宿駅西口から徒歩で約3分、「新宿小田急ハルク」内にある「ピース」は、レトロな青い看板がおしゃれな純喫茶です。「ピース」は、創業してから実に50年以上も営業を続けています。当時から変わらない外観で、常に進化し続ける新宿においてどこかホッとさせる存在です。
老舗で食べたいモーニングセット
「ピース」は全席が昔ながらのレトロなソファー席で、暖かい照明が寛げると様々な世代から長く愛され続けてきました。そんな老舗のおすすめメニューは、シンプルな「モーニング」です。
「ピース」の「モーニング」は、バターが塗られたトーストにゆで卵、コーヒーか紅茶がセットになっています。シンプルだからこそ誤魔化しがきかない、老舗だからこその潔さだと言えるでしょう。開店の9時から11時まで、平日のみのサービスですが、わざわざ早起きしても味わう価値ありです!
アルコール類の取り扱いも
「ピース」のコーヒーは、1杯1杯丁寧にドリップされています。苦みは控えめで、酸味と芳醇な香りが特徴です。「ピース」では、美味しいコーヒーの他にビールも楽しめます。
アルコール類の提供がある「ピース」は、法律上「喫茶店」の扱いではありません。厳密には「カフェ」ですが、口コミなどの数多くのコメントから「ピース」が純喫茶であると認識されていることが分かります。個人の認識は自由なので、今回は「純喫茶」としてご紹介しました。
住所 | 東京都新宿区西新宿1-5-1 新宿西口ハルク1F |
電話番号 | 03-3342-0812 |
新宿の純喫茶:珈琲 タイムス
「珈琲 タイムス」は、外観からして「ザ・昭和」といった雰囲気がおしゃれな喫茶店です。新宿駅の東口、または南口から徒歩で約2分、路地裏にひっそりと佇む穴場的な純喫茶と言えるでしょう。
赤い椅子に赤レンガ風の壁とレトロ感が満載の「珈琲 タイムス」ですが、実はおしゃれな若者の間でひそかに話題となっています。スタッフもイマドキ風でおしゃれです。初めての純喫茶なら、「珈琲 タイムス」が比較的敷居が低いのではないでしょうか?
喫茶店の代名詞:ナポリタンがおすすめ
喫茶店のフードメニューと言えば、やはり「ナポリタン」でしょう!「珈琲 タイムス」の「ナポリタン」はウインナーに玉ねぎ、ピーマンが入ったケチャップ味の懐かしい味わいです。昭和レトロな店内で食べれば、より味わい深く感じられます!
他のモーニングやホットドックも格別
喫茶店の代名詞「モーニング」や「ホットドッグ」もおすすめです!「珈琲 タイムス」の「モーニング」は厚みあるトーストと手作りのポテトサラダ、ゆで卵、コーヒーか紅茶がセットになっています。8時から11時まで、平日でも週末でも提供されるのが嬉しいポイントです。
「ホットドッグ」はマスタードが効いていて刺激がたまりません!「ホットドッグ」を注文するなら、セットにしてドリンクを付けましょう。1杯550円の「ブレンドコーヒー」を、「ホットドッグ」とセットにして830円で楽しめます!
住所 | 東京都新宿区新宿3-35-11 |
電話番号 | 03-3354-1948 |
新宿の純喫茶:但馬屋珈琲店 本店
新宿駅西口から歩いてすぐのところに、昭和の香り漂う商店街「思い出横丁」があります。「思い出横丁」の入り口にある喫茶店が「但馬屋珈琲店 本店」です。「但馬屋珈琲店」は新宿・渋谷・吉祥寺に合わせて4店舗展開されており、本店は昭和39年に純喫茶としてオープンしました。
世界中から取り寄せた本物珈琲
「但馬屋珈琲店 本店」のコーヒーは、こだわりのネルドリップです。世界各国から厳選して取り寄せたコーヒー豆を、オリジナルの直火式の焙煎機でじっくりと深煎りしました。苦みと甘みのバランスが絶妙で、コクと風味がしっかりと感じられるコーヒーです。
老舗喫茶店である「但馬屋珈琲店」ですが、時代の流れを上手に取り入れている点も魅力の1つです。新宿南口店では、専用アプリからの注文で、指定した場所に料理や飲み物を届けてくれる「Uber EATS」のサービスが開始されました。自宅や職場で「但馬屋珈琲店」のコーヒーが楽しめます!
絶品スイーツもおすすめ
「但馬屋珈琲店 本店」では絶品のスイーツもおすすめです!「どら焼き」や「サバラン」などは喫茶店らしからぬスイーツですが、意外にもコーヒーと相性が良いと人気があります。「珈琲ぜんざい」も珍しく、「但馬屋珈琲店 本店」に訪れたなら試してみたい一品です!
住所 | 東京都新宿区西新宿1-2-6 1F・2F |
電話番号 | 03-3342-0881 |
新宿の純喫茶:珈琲貴族エジンバラ
「珈琲貴族エジンバラ」は広々としたカウンター席があり、お1人様でも入りやすい喫茶店です。新宿駅東口から徒歩で約6分、新宿三丁目駅からなら徒歩で約1分のところにあります。
24時間営業のありがたい喫茶店
「珈琲貴族エジンバラ」の大きな特徴と言えば、喫茶店には珍しい24時間営業という点でしょう。夜勤明けや残業で帰りが深夜になってしまった場合でも、美味しいコーヒーで一息つけます。「珈琲貴族エジンバラ」は新宿で働く人々にとって、とてもありがたい存在です。
疲れた体と心を癒す「珈琲貴族エジンバラ」のコーヒーは、サイフォン式で淹れられたこだわりのコーヒーです。1杯1杯旨みを丁寧に抽出され、奥深いコクと香りがたまりません。高所から注ぐことによってフワフワの泡を作る「カフェオーレ」もおすすめです!
びっくりのチョコレートパフェ
「珈琲貴族エジンバラ」は、フォトジェニックな「チョコレートパフェ」でも有名です。バニラアイスに生クリーム、フルーツがたっぷりと使われていて、バナナはなんと1本丸ごとトッピングされています!びっくりな大きさの「チョコレートパフェ」は、SNS映え間違いなしでしょう。
住所 | 東京都新宿区新宿3-2-4 新宿M&Eスクエアビル2F |
電話番号 | 03-5379-2822 |
新宿の純喫茶:自家焙煎珈琲 凡
最後にご紹介する新宿のおすすめの喫茶店は、「自家焙煎珈琲 凡」です。「新宿アルタ」のすぐ近くにあるビルの地下で、美味しいコーヒーを30年以上も提供し続けています。
アンティーク調の老舗喫茶店
「自家焙煎珈琲 凡」の店内は、使い込まれたアンティーク調のインテリアが配置されたおしゃれな空間です。「旨い珈琲、上手い碗、匠の菓子も楽し」と書かれた額縁が掲げられており、その言葉の通り、コーヒーカップにこだわり抜かれています。
マイセンやウェッジウッド、有田焼など実に1500種類以上ものコーヒーカップの中から、オーナーがお客さんに合ったコーヒーカップを選んでくれます。フレッシュさにこだわり、翌日の営業分だけ前日に焙煎されたコーヒーを、おしゃれなコーヒーカップでいただきましょう!
幻の絶品ショートケーキがおすすめ
「自家焙煎珈琲 凡」でおすすめのメニューは、「大人のショートケーキ」です。別名を「幻のショートケーキ」と言い、新鮮な「さがほのか」というブランド苺が手に入った時のみ作られます。16ピース分しか作られないため、出会えたなら即決で注文すべきスイーツです!
住所 | 東京都新宿区新宿3-23-1 都里ビルB1F |
電話番号 | 03-3341-0179 |
新宿の喫茶店・純喫茶に一度行ってみよう!
新宿には、心からゆったりとできる老舗の喫茶店や純喫茶がたくさんあります。古き良き時代を感じさせる店内で、芳醇な香りの絶品コーヒーを片手に豊かな時間を過ごしてみませんか?