南高梅で有名な和歌山で梅が楽しめるスポットをご紹介！梅グルメや収穫体験も

そこでなぜ南高梅が人気なのか、味はどう違うのかをまとめてみました。これから初めて梅を買う人、今まであまり気にしたことがなかった人はぜひ参考にしてみてください。

南高梅の違いや良さを知れば今年の梅干しや梅酒はひと味違うものになること間違いなしです。南高梅がブランドとして君臨するのにはそれだけ美味しい秘密が詰まっています。

まず一番気になるのは味ですが、南高梅の味は他の青梅とそこまで大差はありません。梅の味は基本的にどの品種も似たり寄ったりになります。ただし仕上がりが全然違います。南高梅というのは実が他の梅よりも大きくしっかりとしているのが特徴です。

また種が小さく、果肉が分厚いため梅干しなどにすると食べ応えがあります。そして皮が薄いため舌触りもとろけるような食感になり、一度南高梅を食べると他が物足りなくなってしまうほどです。

そして梅の匂いがその他の品種よりも強いため、梅酒や梅シロップにしても十分芳醇な香りを楽しむことが可能です。完熟した南高梅はそのままでも甘い匂いがしてきます。

南高梅は梅本来が持つ旨味や香りが非常に強いので梅干しや梅酒にするととてもフルーティーに仕上がります。ひとくち口にすれば口の中いっぱいに梅の香りが広がり、瑞々しさを感じられるでしょう。そして後味はスッキリしているので何個でも食べられます。

一度南高梅の良さを知れば虜になること間違いなしです。最近ではスーパーでも南高梅が手軽に手に入るようになりましたが、和歌山県の梅農家さんからお取り寄せすることも可能です。

本場和歌山からお取り寄せした南高梅は完熟する少し前の状態で届きます。しっかり完熟するまで寝かせるのですが、その間家の中は梅の甘酸っぱい香りでいっぱいになります。

和歌山県はアドベンチャーワールドや千畳敷など観光名所がたくさんあり、旅行にもおすすめの場所です。とはいえ、いろんなところを観光するのも楽しいですが、せっかくなら和歌山ならではの体験をしてみるとより思い出深いものになります。

和歌山県は温暖な気候でさまざまなフルーツの産地でもあります。みかんやぶどうなど至る所で収穫体験が出来るスポットがあるのです。もちろん梅もその一つで、体験系では人気となっています。

中には食事処と一緒になっている一石二鳥なお店もあるのでより手軽に楽しみたい人にもおすすめです。高い場所に上ったり、危険なことが一切ないので小さなお子さんでも安心です。また、必要な道具などもないので観光客でも気軽に楽しむことが出来ます。

今回は梅の収穫体験が出来る人気スポットを4つ紹介します。シーズン中は多くの観光客でいっぱいになるので気になる人は早めに予約しておくといいでしょう。

「あんちん」は和歌山県の魅力を伝えるべく体験、食、持ち帰るとコンセプトとした新しい施設になります。あんちんでは梅の他に季節のフルーツや野菜、花を収穫する体験が可能で、観光客からも人気のスポットとなっています。他にも県内の特産品の販売も行っています。

あんちんの梅収穫体験は毎年6月に開催されます。もちろん収穫する梅は南高梅です。しかも1kgも収穫出来、全て持ち帰ることが出来ます。梅酒や梅干しなど好きなもを作りましょう。

梅狩り体験のあとは梅ジュースや梅を使ったお菓子などのお土産選びも忘れずに。ここでしか手に入らないお土産も見つかるかもしれません。