黒部渓谷の観光はトロッコ電車で絶景巡りの旅がおすすめ！見どころが沢山

黒部渓谷は、絶景が楽しめる秘境として有名な観光スポットです。天気が良い日には遠くまで見渡せる壮大な大自然、梅雨にはもやがかかって神秘的な風景を楽しめるところが見どころです。黒部渓谷に行ったことがあるという人は、前回とは違う季節に行ってみるのもおすすめです。

黒部渓谷は北アルプスの山々に囲まれていますが、黒部渓谷に沿って走っている黒部峡谷鉄道のトロッコ電車を利用すればアクセスが簡単で、登山をしなくても行けます。大自然を満喫したいけれど、小さなお子様やお年寄りの方を連れていて登山などは厳しいという方にもおすすめです。

ここからは、黒部峡谷や、その中の観光スポットへのアクセスの仕方をご紹介していきます。アクセス情報を知って、現地で迷うことなく黒部渓谷観光を楽しみましょう。

黒部峡谷鉄道のトロッコ電車は、始発駅の宇奈月駅から利用するのがおすすめです。宇奈月駅の周辺は宇奈月温泉という温泉街になっており、電車の駅や高速道路のICが近くにあるのでアクセスしやすく、電車でも自動車でも訪れることができます。

トロッコ電車に乗ると、観光スポットにアクセスできます。乗降できるのは「宇奈月駅」、「黒薙（くろなぎ）駅」、「鐘釣（かねつり）駅」、そして終点の「欅平（けやきだいら）駅」の4駅となっており、この順番で停車します。ただし、一部区間運行期間のみ、「笹平駅」にも停車します。

黒部峡谷鉄道のトロッコ電車は、冬は積雪のため運行していません。運行されているのは4月20日から11月30日までとなっています。ただし、4月20日から5月9日は一部区間運行期間となっており、鐘釣駅よりも先に行くことができません。

4月20日から4月30日は宇奈月駅と笹平駅間、5月1日から5月9日は宇奈月駅と鐘釣駅間の往復のみ行われており、切符の販売もこの区間の往復切符と車両券のみとなっています。

宇奈月駅には、電車でも自動車でもアクセスできます。電車の場合、JR北陸新幹線などが通っている黒部宇奈月温泉駅に行きます。そこから新黒部駅に徒歩で移動し、富山地方鉄道に乗って宇奈月温泉駅に行きます。宇奈月温泉駅から5分程度歩くと、トロッコ電車始発駅の宇奈月駅があります。

トロッコ電車の客車は全部で3種類あり、客車の種類によって料金や楽しみ方が違います。客車の種類と、それぞれの客車の見どころをご紹介します。

普通客車は、追加料金などがかからないため運賃だけで乗ることができる車両です。黒部峡谷のトロッコ電車の中で唯一、窓のついていないオープン型となっています。座席は背もたれのない4人掛けの椅子が並んでいます。

普通客車の見どころは、安さと開放感があるところです。なるべく安く移動したい方や、黒部渓谷の大自然を満喫したい人におすすめの車両となっています。ただし、雨が降っているときは車両の中に雨が降り込みます。雨天時に普通客車に乗りたい場合は、雨具を用意するのがおすすめです。