タイの雨季の楽しみ方ガイド！時期や服装・観光の注意ポイントを解説！

3つ目の雨季シーズンの楽しみ方は、南国フルーツを楽しむことがです。雨は恵みをもたらしてくれるため、タイの雨季シーズンでは果物が美味しく育つ時期です。中でも、果物の王様であるドリアンや、果物女王と呼ばれるマンゴスチンは、雨季が一番の旬の時期です。

また、香りがいいライチや、ランプータン・ドラゴンフルーツなども雨季の時期に旬を迎えるフルーツです。旬の時期の美味しい南国フルーツをたくさん味わってみてはいかがでしょうか。

タイのプーケットでは、雨季のことを「グリーン・シーズン」と呼んでいます。たくさんの雨が降り、緑が綺麗になるため呼ばれている名称です。

フルーツの季節である雨季は、日本では珍しい南国フルーツをたくさん味わうことができますので、雨季の時期ならではの味を楽しみましょう。

4つ目に紹介する、雨季シーズンのタイ旅行の楽しみ方は、リゾートホテルにステイすることです。タイの雨季シーズンは、短時間に雨が降り後は曇りや晴れのため、丸1日観光ができなくなることはありません。

タイには、格安で泊まれる宿やホテルの他に高級ホテルなど様々なホテルが点在しています。タイでは、雨季の時期に料金を安く設定しているリゾートホテルがたくさんあります。

乾季に比べて同じ予算でもワンランクやツーランク上のホテルに泊まることができます。リゾートホテルでは、レストラン・マッサージ・バー・プールなどが併設しているところがあるため、雨季の時期にはリゾートホテルでのステイを楽しむのもおすすめです。

タイの雨季シーズンでの楽しみかたについて紹介をしました。続いては、タイの雨季シーズンで注意するべきことを紹介していきます。

雨季シーズンでも観光はできますが、注意をしないと身動きが取れなくなることもありますので、注意点をしっかりと把握してタイの雨季シーズン観光を楽しみましょう。

1つ目に紹介する、雨季シーズンのタイの注意点は、スコールの雨量がとても多いことです。降水量は200ミリメートルを超えることが多々あり、最もスコールが発生する9月には300ミリメートルを超えることもあります。

突発的に降るスコールでは、バケツをひっくり返したような大粒の雨が降りしきるため、雲の様子に注意をしながら観光をする必要があります。空が黒くなってきたら、スコールが発生する前兆であるため、早めに屋内施設に入るなどしましょう。

タイの雨季シーズンでは、スコールの発生により1時間から2時間の雨でも道路が冠水してしまうことがあります。都心部から離れた郊外などでは、道路が舗装されていないところが多いため、土が泥道のようになることがあります。足元を取られないように注意が必要です。

都心部であるバンコクでも、道路が冠水して歩くことが難しくなることがあります。バンコクは、都市開発の影響により運河が埋め立てられるなどして、水の逃げ場がなくなっています。スコールの発生により、短時間で大量の雨が降った際に、道路は冠水し洪水のようになることもあります。

膝上近くまで、道路が冠水することもありますので、足元に十分な注意が必要です。なお、タイの地元の人などは冠水した道路をサンダルなどで歩く人もいますが、冠水した水は、汚水が混じっていることもありますので、観光の際は水が引くまで屋内で待機することをおすすめします。

タイは、1年を通して道路が渋滞していることが多いです。スクンビット通りやシーナカリン通りなどは、前に進むことも難しいほど毎日渋滞が発生しています。

連日渋滞が発生しているタイですが、雨季のシーズンには更に渋滞が酷くなります。僅か100メートルの距離に1時間かかることもあるほど、タイの雨季シーズンは渋滞が蔓延しています。

雨季シーズンのタイは道路が大渋滞となります。観光客は、タクシーを利用することが多いですが、雨季シーズンはタクシー移動よりもMRT（地下鉄）やBTS（スカイトレイン）の方がおすすめです。

タイでは、雨がふるとタクシーをつかまえることが難しくなります。徒歩で移動するのが難しくなるため、タクシーを利用する地元の人も増えるためです。