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治安の悪いナイロビでは、すりにひったくり、置き引き、強盗なども珍しくなく、危機感のない日本人は狙われやすくなっています。
また、殺人の比率も日本とは比べ物にならないくらいで、何か事情がない限りは、ケニアの首都ナイロビには近づかないようにしましょう。
ナイロビには日本人も多く暮らしているのですが、現地で暮らしている人たちは安全に暮らすための知識などが豊富なので、旅行でナイロビに訪れることはおすすめできません。
テロ事件が起きる可能性も
ケニアの首都であるナイロビでは、テロ事件も起こりやすく、ナイロビにいると巻き込まれてしまう可能性があります。
イスラム過激派組織である「アルシャバーブ」は、ケニアに隣接しているソマリアを拠点としています。そんな「アルシャバーブ」が犯行声明を出し、2019年1月にナイロビで起こったテロ事件では、高級ホテルが襲われ、宿泊していた外国人21名が命を落としました。
ケニアはソマリアに隣接しているため、イスラム過激派組織の犯罪に巻き込まれることも多く、人が集まりやすいナイロビは、狙われやすくなっています。
ナイロビでは、高級ホテルのようにセキュリティがしっかりとしている場所であっても、安全とは言えないのです。首都は栄えていて人も多いから安全だと思ってしまいがちですが、人が多いからこそ危険にさらされることもあるのです。
ケニアの治安・外務省発表の危険レベル
外務省が発表している海外安全ホームページには、国ごとに治安の良し悪しが分かるように、安全性を色で分けて危険レベルをあらわしています。
日本は比較的安全な国であるのに対し、ケニアはどの地域もほとんどが色が付けられていて、治安がいいと言える場所はないと言っても過言ではありません。
危険レベルが高い地域も多く、ケニアに訪れる際には、事前に外務省が発表しているケニアの治安をよく確認しておくようにしましょう。
地域によって治安に差がある
ケニアの治安の悪さは、どこも首都のナイロビのようにテロが起こるほどの危険性ではなく、地域によって治安の差があります。
もちろんほとんどの地域で、外務省の海外安全ホームページでは危険の色が付けられているため安全というわけではありませんが、危険性が低い地域では、十分に注意することで観光を楽しめます。
外務省の海外安全ホームページで危険度が低い地域は、しっかりと安全対策をしておくと犯罪に巻き込まれる可能性も低く、いい思い出にすることができるでしょう。
中にはレベル4・退避勧告レベルも
外務省が発表している海外安全ホームページでは危険レベルが1から4まであり、レベルが高いほど危険性が高くなっています。
ケニアにも、最も危険とされているレベル4に区分されている地域があり、レベル4は退避勧告レベルとなっていて、近づいてしまうととても危険です。
ケニアでは下半分の地域はレベル1という、まだ比較的危険性が低い地域が広がっていますが、上半分は危険性が高いレベル2~3の地域となっています。
さらに、東のソマリア国境地帯はレベル4に指定されており、イスラム過激派組織によってテロも多発しているとても危険な地域です。
2015年には、147人もの人が命を落としたテロ事件が発生しており、命の危険もあるので、決して安易な気持ちで近づいていい場所ではありません。