オーストラリアの動物に会いたい！種類や特徴・おすすめ動物園情報も！

また、エミューから採取することができる「エミューオイル」は、オーストラリアの先住民族の人達には秘薬とされています。エミューオイルは、人間の皮脂と近い成分であることから、アトピー・アレルギー肌に効くという効能があるとされています。

エミューオイルは、肌に良いことから、エミューオイルはオーストラリアのお土産としても人気のお土産の1つでもあり、オイルを買い求めにオーストラリアに訪れるひとも多くいます。

最後に紹介する動物も、オーストラリアの固有種の動物である「カモノハシ」です。カモノハシは、オーストラリアのクイーンズランド州の東部やビクトリア州の熱帯雨林・亜熱帯雨林・高山地帯などの河川や湖沼などに生息している動物です。

カモノハシは、体長はオスが最大63センチ・メスが最大55センチほどで、尻尾の長さは8.5センチから15センチほどです。体重は、オスが1キロから3キロ・メスが700グラムから1.8キロほどです。平べったく前につき出ている口と、水かきが特徴的な動物です。

カモノハシの全身には、1平方センチに600本以上の、柔らかい体毛が生えています。体毛の色は背面が褐色もしくは茶褐色で、お腹の部分は乳白色の色をしています。外側の毛は水を弾く特性があり、内側の毛は保温性に優れている性質があります。

オーストラリアのケアンズやゴールドコーストなどの地域では、野生のカモノハシを見に行くことができるツアーがあり、オーストラリアを訪れた人の人気観光スポットにもなっています。

外見は、かわいい姿をしているカモノハシですが、オスの後ろ足は毒を分泌することができる成分を持っています。オスが分泌する毒は、主にタンパク質類で構成されており、成分のうちの3種類はカモノハシ特有の成分です。

カモノハシのオスが分泌する毒は、小動物ほどの生き物であれば、死んでしまうことがあるほどの強い毒です。人間に対しては致死性の強さの毒ではありませんが、強い痛みや麻痺の症状が出ることがあります。

オーストラリアでは、野生のカモノハシを見に行くツアーが組まれるほど、人気の動物ですが、オスの持つ毒には十分に気を付けて、現地ガイドの注意事項を守ってツアーを楽しみましょう。

オーストラリアには、動物園や保護区などがたくさんあり、紹介した動物たち以外にも数多くのオーストラリア固有種の動物やかわいい動物をみることができます。

オーストラリアでおすすめの動物園を4ヶ所紹介していきます。中には、動物と直接触れ合えることができる動物園もありますので、記念に残る体験をしてみてはいかがでしょうか。

1つ目に紹介する、オーストラリアのおすすめの動物園は、シドニーからフェリーを利用して12分ほどでアクセスが可能な「タロンガ動物園」です。タロンガ動物園は、1916年に開業したオーストラリアの中でも歴史ある代表的な動物園の1つです。

2008年にはエリアを拡張しさらにグレードアップしています。シドニー港の美しい景色を眺めながら回ることができる動物園は、訪れる人々を魅了してくれます。

タロンガ動物園では、コアラやカンガルーなどのオーストラリア固有の動物だけでなく、世界中の様々な動物を飼育している動物園です。また、ケーブルカーもあり、ケーブルカーに乗ると動物園を上から眺めることができるため、壮大な景色を見ることができます。

タロンガ動物園の営業時間は9:30から17:00までです。年中無休で営業をしていますが、天候などの状況によっては臨時休園となることがあります。フェリーでタロンガ動物園まで訪れる際は、お得なセット料金がありますのでおすすめです。

2つ目に紹介する、オーストラリアのおすすめの動物園は、100種類以上の動物が自然に近い環境で飼育されている「カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリー」です。

カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリーでは、有料にはなりますがコアラとの記念撮影ができるスポットです。コアラを抱っこしての写真撮影は、オーストラリア全てで可能なわけではありません。

コアラを抱っこして記念撮影ができるのも、オーストラリアの限られた州だけになりますので、コアラを抱っこしたい人は、コアラを抱っこできる州や場所をしっかりと確認しましょう。

カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリーでは、負傷した野生動物などの保護や治療を行う専門の動物病院もあります。保護された野生動物は、治療が終わると自然に還します。