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一般的な金剛山登山コースである、千早本道はまず南海電鉄または近畿日本鉄道の「河内長野駅」より「金剛山ロープウェイ前」行きのバスに乗って、「金剛山登山口」バス停で下車します。
金剛山頂を経て再び同じ道を下山し樹林帯が続く千早本道を登って行くと平坦なのしろ台に出ます。このあたりから植林がブナに変り始め山頂広場に到着します。
山頂広場の国見城跡からは遠く大阪平野が見渡せ一息つくことができます。千早本道コースは階段が整備されていて登りやすいため初心者には最適なコースです。
登山口~千早神社~山頂
初心者におすすめのもう一つの登山コースは登山口バス停から千早城跡を通り、千早神社から山頂広場に到達するコースです。金剛山登山を満喫したい初心者には比較的登りやすいです。
こちらの登山ルートは鎌倉末期から南北朝時代にかけて楠木正成が築城した千早城跡を見ながら登山ができます。
金剛山ロープウェイ前~索道跡~伏見峠~山頂
初心者の登山者におすすめ登山ルートとして伏見峠ルートがあります。金剛山ロープウェイ前からだとおよそ1時間40分かかります。コースは舗装されていて車いす利用者でも介助があれば登頂可能です。
ロープウェイ前バス停には多機能トイレも設置されていて、途中には「行者の水」と呼ばれる水場があります。しばらく行くと香楠荘建設時に使われた索道跡が見えてきます。
これを登りきるとなだらかな坂になり、伏見峠に到着します。案内板に従い金剛山山頂は左に、久留野峠は右に進みます。
ここから先は坂道になっていて「念仏坂」と呼ばれる少し勾配のきつい坂になっていますから初心者は無理をしないようにゆっくり進んで下さい。
金剛山の上級者登山コースを紹介
上級者向け登山コースは岩場を鎖で登ったり、丸太の階段を上ったりとアスレチックのような体験ができます。長い階段や歩きにくい箇所もとことどころにあるので足元には注意が必要になります。
天然記念物に指定されているブナ林を通り抜ける登山道は金剛山登山では圧巻と言えるほどで、山頂までは約1時間半かかります。
葛城登山口~青崩道
葛城登山口からの登山ルートはこれまで見てきた整備された道とは異なり、かなりの坂道やきつい箇所があるため、ある程度登山に慣れた方におすすめです。
まずは「水越峠バス停」の一つ手前にある「葛城登山口バス停」で降ります。近鉄富田林駅よりバスが出ていますのでご利用ください。
葛城登山口から青崩道で注意したいのは出発地点のトイレ以外には山頂までトイレがないことです。出発地点でトイレは済ませておきましょう。
青崩道ルートは舗装されておらず山中に入ると丸太の階段があらわれます。かなりの長さがあるので登山初心者にはかなりハードな道のりです。
青崩道は春の新緑と冬の樹氷の時期は自然林が一番美しく、登山をする者にとって最高の登山コースと言えます。
登山道は長い丸太の階段が終わってもまだまだ坂道は続きます。ところどころ岩が転がっていたりするので足元には注意して下さい。休憩ポイントもあるのでしっかり休んで進みましょう。
山の西側斜面を通る道は日中でも日が届かないところもあります。曲がりくねった道を通り進むと分岐点が出てきます。「セト」と書かれた標識を直進すれば頂上へ、右に曲がれば下山ルートになります。
金剛山の登山おすすめ服装
さて金剛山登山初心者の方が気になるのは服装ではないでしょうか。近年、山で遭難したりするケースも増えています。たとえ標高が低い山でも雨の中を歩いたり、風雨にさらされたりすれば体温が下がります。
金剛山は夏でも油断はできません。急な天候の変化や思わぬ事故、虫などに備えて服装や装備には万全の準備をしておくべきでしょう。特に服装は夏場でも長袖と長ズボンが安全です。
初めての登山となるとあれ買い揃えてしまいがちですが、本格的な高価なグッズや改めて新しい服装を揃える必要はありません。ここでは初心者の方が揃えておくべき登山用の服装についてご紹介します。