仲見世通りは浅草観光の定番スポット!歴史やおすすめのお土産をご紹介

仲見世通りは浅草観光の定番スポット!歴史やおすすめのお土産をご紹介

浅草観光するのなら、外国からの観光客も多く訪れる歴史ある浅草寺や、人気のグルメやお土産物もそろう定番スポット・仲見世通りは外せません。浅草観光をするのにおすすめの仲見世通りの歴史や定番スポット、おすすめのお土産までご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.仲見世通りってどんなところ?
  2. 2.仲見世通りの歴史
  3. 3.仲見世通りで定番の観光スポット3選
  4. 4.仲見世通りで人気のグルメ4選
  5. 5.仲見世通りでおすすめのお土産4選
  6. 6.仲見世通りで浅草観光を楽しもう!

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江戸時代から歴史がある通り

Photo by Nao Iizuka

徳川家康の頃、すなわち江戸時代に浅草寺境内の掃除は近隣の人々に課せられていました。その人達に出店の許可を与えられたことに始まる「仲見世通り」には、当時20軒の水茶屋が並び、雷門近くには、玩具やお菓子、お土産などを売る店がありました。

その後出店数も増え、日本最古で一番形の整った門前町へ発展していきます。しかし 明治維新の政変で寺社の所領が政府に没収され、政府は公園法を制定し、1885年(明治18年)に仲見世の特権を取り上げ、全店が取り払われて、12月にレンガ造りの新店舗へと変わりました。

その後、関東大震災や戦災で壊滅しましたが、仲見世の人々の努力で復興し現在まで続いている歴史ある商店街となっているのです。

仲見世通りで定番の観光スポット3選

Photo by ume-y

東京メトロをはじめ各路線の浅草駅から徒歩5分とアクセスがよい仲見世通りですから、ぜひ浅草寺などの定番観光スポットも訪れたいものです。ここでは仲見世通りでおすすめの、定番観光観スポットを3箇所ご紹介します。

雷門

Photo by othree

「雷門」と書かれた大きな赤提灯が目印の「雷門」は浅草寺の総門であり、正式には「風雷神門」と称されるように、門の左右に高さ2.18mの「風神」と高さ2.09mの「雷神」が構えています。

創建以来何度も消失、再建を繰り返してきた「雷門」は、幕末の1865年(慶応元年)に起きた浅草田原町火災の延焼後、95年間再建されない期間がありました。その後1960年(昭和35年)に、松下電器社長の松下幸之助氏の寄進で再建されたのが現在の「雷門」です。

松下氏は、関節炎を患っていた時にご本尊に祈願し、回復したところからお礼を込めて寄進したと言われています。見事な風神、雷神とともに、「雷門」は浅草のシンボルとして記念撮影をする観光客が多くみられ、定番の撮影スポットにもなっています。

宝蔵門

Photo by alberth2

「雷門」をくぐって仲見世通りを歩いていくと、前方に朱塗りの桜門が見えてきます。これが、浅草寺山門の「宝蔵門」で、942年(天慶5年)に建立され、門の両脇に阿形、吽形の仁王像が構えていることからもとは「仁王門」とも呼ばれていました。

江戸時代から庶民に開かれた浅草寺には、多くの参拝者が訪れ、数日に限定して門の楼上に登ることが許され、高層の建物がなかった当時は、楼上からの眺めを人々が楽しんだようです。(残念ながら現在は登ることはできません。)

Photo by Yasuo Kida

当時仁王門の左右には塀があり、午後6時頃に閉じられると、夜間の境内には人の出入りはみられませんでした。1945年(昭和20年)の東京大空襲で五重塔などとともに焼失してしまいましたが、1964年(39年)に大谷重工業社長の大谷米太郎ご夫妻の寄進で再建されたのが今の宝蔵門です。

その後、仁王門が経蔵としての役割も持ち、国の重要文化財「元版一切経」などの歴史あふれる経典、寺宝などが収蔵されていることから「宝蔵門」と改称され、今なお多くの観光客が訪れます。

浅草絵巻

Photo by cotaro70s

「浅草絵巻」とは、仲見世の店舗シャッターに描かれた壁画で、夜になってシャッターが閉まると、仲見世通りのもう一つの顔として優雅な姿を表し、観光に訪れる人々の目を楽しませてくれます。

平成元年に完成した「浅草絵巻」は、当時の東京芸術大学教授・平山郁夫氏と助教授・福井夾人氏の監修のもと、元梅原幸雄氏、平塚雄二氏らに描かれた原画を元にしてアレンジされた、芸術性あふれる壁画になっています。

仲見世通りの東西約400mにもわたって描かれた壁画は、浅草の歴史を語り、四季折々の伝統行事を繰り広げる「仲見世通り」の財産ともいわれています。夜の仲見世通りを散策し、お気に入りの壁画の前で撮影するのも観光の記念におすすめです。

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仲見世通りで人気のグルメ4選

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