ボルガライスは福井県のおすすめご当地グルメ！人気店やその歴史をご紹介

ボルガライスは卵でくるまれたご飯もそれぞれのお店で異なり、楽しめますが、最後にかけられるソースもお店によってさまざまなので、食べ飽きない魅力があります。ここでボルガライスにかけられるソースの一例をご紹介しましょう。

ボルガライスのソースの基本は「ドミグラスソース」と言われています。それぞれのお店でブイヨンをじっくり取り、煮詰めてこっくりと仕上がったドミグラスソースは、オムライスにもサクサクのとんかつにもベストマッチです。2つの洋食を見事な旋律でまとめ上げています。

王道のボルガライスを食べたい人は、ソースにドミグラスソースを選ぶと、まず間違いなく歴史ある「元祖」の味を体験できることでしょう。

たっぷりの油で揚げたボリューミーなとんかつを、後味さっぱりと食べ進めさせてくれるのが「トマトソース」の存在です。子供から大人まで幅広い年齢層に愛される、酸味と甘みのバランスが良いトマトソースは、オムライス、とんかつそれぞれ単品にかけても美味しく仕上げます。

甘みが強い「トマトケチャップ」をソースに使うお店もあれば、オリジナルトマトソースを使うお店もあります。トマトソースの粘度もサラリとしていたりとろみがあったりと楽しめます。ボルガライスをあっさりといただきたい時におすすめのソースでしょう。

ボルガライスに革命を起こしたのが「中華風あんかけ」のソースです。椎茸やきくらげが入った中華風あんかけソースは、卵にかかると中華でお馴染みザ・天津飯なヴィジュアルです。中華風アレンジでありつつ、しっかりボルガラー協会の定義に反していないソースです。

フレキシブルでありつつ謎定義が多いボルガライスの概要が見えてきました。では実際にボルガライスはどこで食べるのがおすすめなのでしょうか？ここからは食べるべきボルガライスの人気店をご紹介していきたいと思います。

「リスボンエイト」のボルガライスは、ドミグラスソースのボルガライスとなっています。中はしっかり目のチキンライスで、グリンピースやにんじんなどのベジタブルが多めで子供が喜ぶ甘めテイストです。

とろゆる系のたまごでチキンライスが包み込まれ、揚げたてモモカツをトッピング、たっぷりのドミグラスソースをかければ完成です。深い味わいのドミグラスソースがオムライスととんかつを上手くまとめあげており、一緒に食べても別々で食べても美味しくいただけます。

なんともボリューミーでジャンキーな1皿を出してくれるのが「ヨコガワ分店」です。地元っ子にも有名なボルガライスの人気店の1つです。オープンカウンターの店内でボルガライスを注文すれば、およそ10分で待ちに待った人気店のボルガライスの到着です。

横長のお皿の上に堂々と横たわっているチキンライスの上には、リニューアルされて大きくなったざく切りとんかつがトッピングされています。上から順に掘り下げて食べていきましょう。熱々ジューシーなとんかつは、秘伝のドミグラスソースでまろやかさが増しています。

エアリーなたまごの中にはソース風味のライスがぎっしり詰まっており、男性が満足するボリューム加減です。ウェッティなライスと秘伝ドミグラスソース、たまごの絶妙バランスは、さすが人気店と言えます。アクセントに食べるとんかつが絶品です。

ヨコガワ分店の軒先には「ボルガライスあります」の可愛らしい旗が掲げてあります。名物店であり人気店ですから、福井県に行く気かがあれば、ヨコガワ分店にはぜひ足を運んでおきたいでしょう。