ベネズエラの首都・カラカスの情報まとめ！観光スポットや治安状況は？

カラカス旅行で訪れたい観光スポット・3か所目は「ボリバル博物館」です。1911年に開館したボリバル博物館（Museo Bolivariano）は、「南米開放の父」といわれるベネズエラの国民的英雄、シモン・ボリバルの生家に隣接する博物館です。

ボリバルは、ベネズエラの首都カラカスに生まれ、19世紀の初めにスペインの支配下にあった南米諸国の開放と独立のために貢献した英雄です。

博物館には、シモン・ボリバルの生涯を語る絵画や貴重な展示品が並びます。英雄ボリバルが、南米独立にかけた情熱や理想を今に伝える施設となっています。

博物館の場所は、ベネズエラ広場前・カラカス歴史地区にあります。開館時間は月曜日～金曜日の9:00～16:00、土日は10:00～16:00までとなります。入場は無料です。

カラカス旅行で訪れたい観光スポット・4か所目は「自然科学博物館」です。科学博物館（Museo de Ciencias）は、1875年に創立されたベネズエラを代表する国立の科学博物館です。17万点以上の考古学的価値を有する出土品や民俗資料等を保存しています。

市民に対する自然科学の知識増進に積極的な役割を担っていますが、貴重な収蔵物を有しているものの、文化財の保護や分析に係る機材が殆ど備わっておらず、収蔵物の適切な保存や分析が困難な状況にあるといわれています。

科学博物館は、ロス・カボス公園（Los Caobos Park）の西に位置します。開館時間は、火曜日～金曜日の9:00～17:00、土日祝日は10:00～17:00です。

最後にご紹介するには、カラカス旅行で訪れたい絶景観光スポットです。3つの絶景スポットをピックアップしていますので、旅行に行かれる際の参考にしてみてください。

カラカス旅行で訪れたい絶景観光スポット・1か所目は「ロス・ロケス諸島」です。ロス・ロケス諸島（Los Roques）は、カラカスの沖合150kmに位置する珊瑚礁の島々です。カラカスから日帰りで行くことができるベネズエラで最も美しいビーチリゾートです。

大小350以上もの島からなるロス・ロケス諸島は、真っ白な砂浜に、透明度の高いターコイズブルーの海が広がる楽園です。地球上で最も美しいといわれるビーチは、訪れる人々を魅了し続けています。のんびり自然の風景を楽しんだり、シュノーケリングをしたりと、極上のひと時を過ごせます。

シモン・ボリバル空港からロス・ロケス空港までのフライト時間は、直行便で約35分です。カラカスを訪れた際にはぜひ、絶景の地へ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

カラカス旅行で訪れたい絶景観光スポット・2か所目は「テレフェリコ・デ・カラカス」です。テレフェリコ・デ・カラカス（Teleférico de Caracas）は、エルアビラ国立公園内にあるゴンドラリフトです。

広大な面積を持つエルアビラ国立公園は、カラカス最大規模の公園です。標高2756mに位置する公園には、キツネやシカ、リス、ウサギなどの小動物や様々な鳥が生息しています。

山頂には、スケートリンクやショップ、レストランがあり、カラカスの市街地を一望することができます。標高があるため少し肌寒く感じますので、羽織りものを用意しておくと安心です。

ゴンドラリフトの営業時間は、火曜日～日曜日の8:00～20:00で、ホリデーシーズン中は21:00まで営業しています。チケット販売所の営業時間は18:00までです。メンテナンスが行われる月曜日は定休日となります。

カラカス旅行で訪れたい絶景観光スポット・3か所目は「ロス・プロセレス広場」です。ロス・プロセレス広場（Paseo Los Próceres）は、ロスプロセレス通りにあります。

公園にはオベリスクがそびえる建物を中心に、モニュメントや英雄の記念碑、噴水があります。英雄の記念碑では、独立の偉大な戦い（ボヤカ、ピチンチャ、カラボボ、アヤクチョの戦い）を暗示する彫刻を見ることができます。

今回は、ベネズエラの首都・カラカスの観光スポットや治安状況等をご紹介しました。治安が悪く政情が不安定なベネズエラですが、一度は訪れたい絶景スポットに出会える場所でもあります。渡航を考える場合は、安全に十分気をつけてください。最新の治安情報は丁寧に確認しましょう。