広島・厳島神社へのアクセス方法まとめ！フェリーや車を使った行き方はこれ

では、厳島神社への行き方を紹介します。宮島口駅から厳島神社がある宮島への行き方は、フェリーに乗る手段があります。フェリーに乗るアクセス方法でも種類が異なります。いくつかあるフェリーの違い、海運会社の違いやそれぞれの乗船口へのアクセス方法を紹介します。

フェリー会社には「JR西日本宮島フェリー」と「宮島松大汽船」の2社があります。それぞれどんなフェリー会社であるかを紹介します。また、それぞれの会社でのアクセスで料金や行き方の違いがあるのかも同時に紹介します。

JR西日本宮島フェリーは広島県廿日市市に本社がある海運会社で、船舶に特化した運営を行っています。JR西日本宮島フェリーへアクセスするには、宮島口駅を出て赤い建物を目指します。

フェリーには「ななうら丸」、「みやじま丸」、「みせん丸」の3種類があります。ななうら丸は2016年にリニューアルして以前より船内が広くなり、バリアフリーの設備が充実していることが特徴です。およそ600人乗船することができます。

みやじま丸は環境にやさしい日本初の小型電気推進旅客フェリーで、静かに走るのが特徴です。広いバリアフリー客室もあり、色々な乗客のニーズに合わせた船内となっています。およそ800人乗船することができます。

みせん丸は最初に造船されたフェリーです。カーフェリーの機能を強化した、前後対称になった船体が特徴です。およそ800人乗船することができます。

JR西日本宮島フェリーには標準運賃と団体運賃の2種類があります。通常運賃は6歳以上12歳未満の子供ひとり片道90円で、大人ひとり片道180円です。通常運賃は、現金または交通系ICカードで支払うことができます。

団体運賃は8名以上から利用可能で、一般団体運賃と学生団体運賃があります。一般団体運賃の場合、2月や6月などの通常期には大人ひとり片道140円、子供ひとり片道60円で利用できます。年末年始やゴールデンウィークの多客期は大人ひとり片道150円、子供ひとり70円で利用できます。

宮島松大汽船は広島電鉄グループの海運会社です。宮島松大汽船へのアクセス方法は宮島口駅を出て茶色の建物を目指します。先ほどのJR西日本宮島フェリーとの違いについて紹介します。

フェリーの料金について紹介します。JR西日本宮島フェリーと宮島大汽船の2社のフェリーの料金に違いはありません。しかし、宮島大汽船には別に料金がお得になるチケットがあります。

チケットを購入すると、宮島にあるロープウェイに乗車できる乗車券がついています。チケットには「エンジョイチケット」、「アクティブチケット」と「ペア得チケット」の3種類があります。往復でロープウェイを楽しみたい方にはエンジョイチケットがおすすめです。

チケット1枚1800円です。ロープウェイの往復料金とフェリーの料金を合わせて400円お得に利用できます。

片道登山、片道ロープウェイを利用したい方にはアクティブチケットがおすすめです。チケットは1枚1000円です。チケットを購入せずに利用するより370円お得です。

宮島内にある恋人の聖地をカップルで訪れたい方にはペア得チケットがおすすめです。チケット料金は大人2人で3600円です。チケットを利用すると800円お得になります。

チケット販売場所は宮島大汽船「宮島口窓口」です。午前8時30分から午後15時までの間で購入できます。チケットは年末年始の12月31日から1月3日までの期間には販売していないので注意しましょう。