赤くて不思議な湖・ナトロン湖を観光しよう！行き方や見どころは？

タンザニアは、日本ではあまり馴染みのない国の1つですが、不思議な湖、ナトロン湖以外にも観光スポットがあります。

アフリカ大陸は野生動物の宝庫であり、動物のありのままの生き様を見ることができるのも見どころです。ナトロン湖周辺のおすすめの観光スポットと見どころについて紹介していきます。

紹介するおすすめの観光スポットは、タンザニアサファリです。アフリカ大陸にサファリはたくさんありますが、タンザニアには、日本の都道府県と同じくらいの広さがある、国立公園や動物保護区が多数あり特に素晴らしいと高い評価を得ています。

タンザニアには10以上の国立公園・保護区があります。大自然の中、大きな動物たちがゆっくりと過ごす姿や、走り回る姿など間近で目にすることが出来ますが、それぞれの区域で生活している動物は様々です。今回は、特におすすめのタンザニアサファリを紹介します。

おすすめのタンザニアサファリは、ユネスコの世界自然遺産にも登録されている、セレンゲティ国立公園です。タンザニアで最も有名で人気のあるサファリです。セレンゲティとは先住民族マサイ族の言葉で「終わりのない平原」を意味しており、四国地方が収まるほどの広大な敷地の公園です。

セレンゲティ国立公園には、300万頭以上の動物が生息しておりゾウ・サイ・バッファローなど以外にもライオン・チーターなどの肉食動物が見られる確率が高いため、大勢の観光客が足を運んでいます。

セレンゲティ国立公園の見どころの1つは、大自然を満喫できる環境が整っていることです。サファリには肉食動物も生息している為、危険が付き物です。

セレンゲティ国立公園では、安全に野生動物を間近で観察できるようにして、自然の素晴らしさを実感できるようになっています。

タンザニアは、他にもサファリ国立公園や保護区が多数点在しています。お気に入りの動物がいる場所で大自然に生きる動物たちのありのままの姿を目にしてみてはいかがでしょうか。

2つ目に紹介する、タンザニアのおすすめ観光スポットは、オルドイニョ・レンガイです。オルドイニョ・レンガイは、東アフリカのグレートリフトヴァレー火山系の一部です。標高2900メートルある山で、タンザニアでは秘境と呼ばれている山です。

オルドイニョ・レンガイは、タンザニアの北部にある火山で、別名レンガイ山と呼ばれています。先住民族マサイ族の言葉でオルドイニョは山・レンガイは神という意味を持ち、マサイ族の間では神の山と呼ばれています。

マサイ族の人々は願掛けをしたり、神を崇める儀式を行うために登る山で、神聖な場所として崇められています。

ナトロン湖の南に位置しているオルドイニョ・レンガイは、現在も火山活動がおこなわれている活火山です。オルドイニョ・レンガイは、世界で唯一黒い溶岩が噴出する火山として知られており、火口付近は絶えることなく溶岩が噴出し、固まった溶岩が様々な様相を見せてくれます。

黒い溶岩が噴出するオルドイニョ・レンガイですが、噴出した溶岩は冷えると白くなり、雪が積もったような景色を作り出してくれます。活火山ではありますが、火山活動が活発でなければ現地のガイドのもと、登山も可能になっています。

通常火山の溶岩は、ケイ酸塩鉱物が豊富で温度は900度から1100度ですが、オルドイニョ・レンガイの溶岩はナトリウムとカリウムなどが豊富なカーボナタイトであり、溶岩の温度も500度から600度と他の火山よりも低い温度です。

火山のため、危険な場所です。行くには細心の注意が必要ですが、世界で唯一オルドイニョ・レンガイでしか見られない景色が見れるとして、多くの観光客が訪れている場所です。

タンザニアにあるナトロン湖の不思議と見どころ・行き方などについて紹介してきました。タンザニアにはナトロン湖以外にも、大自然を堪能できる観光スポットがたくさんあります。

ナトロン湖の不思議でありながら美しい光景を眺めて、自然の悠大さを感じることができるタンザニアで最高の旅を満喫して、最高の思い出を作りましょう。