日本100名城の1つ鳥取城の見どころガイド!アクセスや歴史もご紹介

日本100名城の1つ鳥取城の見どころガイド!アクセスや歴史もご紹介

日本100名城のひとつとされている鳥取城は、現在では天守閣などの城そのものは残っていません。しかし人々を惹きつける魅力があります。今回は日本100名城・鳥取城を観光する際の見どころや鳥取城の歴史、アクセス方法についてご紹介してまいります。

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記事の目次

  1. 1.城壁も見事な「鳥取城」をご紹介
  2. 2.「鳥取城」って?
  3. 3.「鳥取城」の歴史
  4. 4.「鳥取城」の見どころ
  5. 5.鳥取城跡周辺の観光スポット
  6. 6.お城好きじゃなくても楽しめる「鳥取城」

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「表御門跡」

Photo by kagawa_ymg

二ノ丸跡から天守台を目指して歩を進める途中にあるのが「表御門跡」です。表御門も現在は門は残っていませんが、立派な櫓台で構成された「表御門」の石垣はまさに必見で、観光の見どころのひとつでもあります。

「二ノ丸跡」

Photo by Kentaro Ohno

江戸時代初期ごろには、鳥取藩主の御殿が置かれ、鳥取城の中心となっていたのが「二ノ丸」です。周囲に御三階櫓、走櫓、菱櫓などの建物があり、今も見事な石垣が残っています。

1718年、三ノ丸に新しい御殿が建設されると、二ノ丸は藩主の御殿として使われることがなくなり、その後火事で全焼したとされています。長らく放置されていましたが、1844年に再建されてからは、再び藩主の御殿となりました。

現在は桜の名所として、多くの人々に親しまれています。春になると、鳥取城の観光だけでなく、花見目的の訪問者も増えます。また、二ノ丸は山の麓と比べ高い位置にあるため、眺めが良く、鳥取市街を見渡すことが出来ます。

「三ノ丸跡」

フリー写真素材ぱくたそ

当初は侍屋敷のあった場所だったそうですが、先述の通り一時藩主の御殿となりました。現在は鳥取県立鳥取西高校の敷地となっており、現存はしていません。

三ノ丸の正面入り口にある太鼓御門は、24mほどもある、鳥取城内最大の櫓門であったと言われています。三ノ丸を下っていくと、復元された擬宝珠橋を見ることが出来るのも、鳥取城跡観光の見どころのひとつです。

「菱やぐら跡」

フリー写真素材ぱくたそ

二ノ丸の東南の隅にあった「菱やぐら跡」は、その名の通り建物もやぐら台も、菱形につくられていました。二ノ丸の反対側・西南の隅にあった「三階やぐら」とセットで、鳥取城の風格を現していたようです。

現在の姿では、菱形を確認することは難しいですが、石垣の造りや当時の姿に思いを馳せることが出来る見どころのある場所です。
 

「石垣展望所」

Photo by Japanexperterna.se

「石垣展望所」とは、天球丸という城跡の別名です。天球丸は二ノ丸よりも更に高い場所に建っているので、見晴らしがとても良いです。石垣展望所からは先述した巻石垣も見ることが出来ますので、景色と共に合わせて観光するのがおすすめです。

鳥取城跡周辺の観光スポット

Photo by jinkemoole

日本100名城に選定されている鳥取城跡についてご紹介してまいりました。ここからは、鳥取城の周辺にある見どころのある観光スポットについてご紹介してまいります。

「仁風閣」

Photo by akaitori

鳥取城のふもとに下りてくると、「仁風閣」という西洋風の建物があります。実は仁風閣は、大人気映画「るろうに剣心」のロケ地になったことでも有名なスポットです。映画ファンが聖地巡礼に訪れることでも有名です。

元々仁風閣は、1907年に当時の藩主であった池田氏の別邸として建てられたもので、国の重要文化財にも指定されている観光スポットであります。

絵画のように美しい白い外壁が、異国の地に来たかのような錯覚を覚えさせます。仁風閣の2階からは、宝隆院という庭園を眺めることができ、美しい景色を堪能出来ます。

住所 鳥取県鳥取市東町2丁目121
電話番号 0857-26-3595

「鳥取砂丘」

Photo by rail02000

鳥取城からすぐにアクセス出来る「鳥取砂丘」は、鳥取県のシンボルともいうべき場所です。四季や昼夜の違いでも様々な表情に変わるので、いつ訪れても楽しむことが出来ます。

山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されていて、観光が出来る砂丘としては日本最大級の大きさを誇ります。明治時代には陸軍の演習場所として利用されていました。現在は観光地として、レストハウスやお土産屋さんが軒を連ねています。

また、ハンググライダーやサンドボードなどのアクティビティが体験出来たり、近くの砂丘畑では特産品の白ネギ・らっきょう・長芋などが収穫されています。

住所 鳥取県鳥取市福部町湯山2164-661
電話番号 0857-22-0581

「砂の美術館」

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お城好きじゃなくても楽しめる「鳥取城」

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