USJのレストランで食事をするなら予約がおすすめ！当日キャンセルはOK？

レストラン予約に対応しているのは、テーブルで注文してテーブルに料理が運ばれるテーブルサービスのレストランのみです。カウンターで注文して料理を受け取ってから席を探す「カフェテリア形式」のレストランでは対応していません。

そのため、レストラン予約は「少しリッチに、落ち着いた雰囲気でゆっくり食事を楽しみたい」といった方におすすめのシステムと言えるでしょう。

レストラン予約に対応している店舗は2022年10月現在、3店舗となっています。「パークサイド・グリル」「フィネガンズ・バー＆グリル」「アズーラ・ディ・カプリ」です。

3店舗は全てキッズメニュー、低アレルゲンメニュー、アルコールに対応しているので、子供から大人まで幅広い世代が楽しめるでしょう。そこで、予約対応OKのレストラン3店舗を1つずつご紹介します。

パークサイド・グリルはUSJで1番高級なレストランで、エイジングステーキとビールが楽しめる本格ステーキハウスです。エイジングとは「熟成」を意味します。生の肉を一定期間寝かせると熟成が進み、肉本来の働きによって肉質が柔らかくなるのと同時に旨み成分が増します。

つまり熟成肉は硬い部位が柔らかくなって味が濃くなり、脂肪の旨みも凝縮されるのです。さらにパークサイド・グリルが使用しているのは厳しい基準に合格した上質なアンガスビーフの中でも、全体のわずか2割しか認定されていない上位ランクの牛肉になります。

エイジングステーキを一口食べると想像以上の柔らかさに驚かされ、その後口いっぱいに広がるジューシーな旨みに感動するでしょう。部位はサーロインとリブロースの2種から選べ、価格はブレッドとマッシュポテト付きで400g／5300円、250g／4100円です。

極上ステーキをお腹いっぱい食べたいという方は400gを、一方他に食べ歩きフードを楽しみたいという方は250gを選ぶのがおすすめです。

またステーキ以外にもロブスター（4800円）、ラムチョップ（2750円）を始めとしたグリルメニューに加え、デザート、アルコール、ノンアルコールドリンクも揃っています。大人数でシェアしてもOKですし、1人で思う存分食べても満足できるでしょう。

場所はニューヨークエリアで、アトラクション「ジョーズ」に向かって左隣です。赤い屋根に牛のマークが目印になります。

フィネガンズ・バー＆グリルはボリューム満点な食事や多彩なアルコール、またお酒に合うメニューが豊富なアイリッシュ料理レストランです。

ニューヨークブルックリンで30年代に人気だったアイリッシュパブをモデルにした店内は重厚感が漂い、バーカウンターが落ち着いた大人の雰囲気を演出しています。食事をしたい方はもちろん、お酒を楽しみたいというカップルにもぴったりのレストランと言えるでしょう。

お腹いっぱい食事がしたい方におすすめのメニューはボリュームのあるセットメニュー5種で、特に人気を集めているのが本場アイリッシュのビーフシチューセット（2500円）です。柔らかい肉と濃厚なシチューの相性は抜群で、思わず笑みがこぼれます。

セットメニューに付いているソーダブレッドはアイルランドに古くから伝わるパンで、生地にはほうれん草を練り込んでいます。ソーダブレッドはイースト菌による発酵ではなく、ベーキングソーダと呼ばれる重曹によって膨らませて作るのが大きな特徴です。

スコーンのように外はカリカリ、中はしっとり食感の絶品ソーダブレッドはおかわりOKなので、つけパンにして存分に堪能しましょう。

アルコールのおすすめは季節のハイボール（650円～）です。旬のフルーツを使ったハイボールは見た目もおしゃれで女性を中心に人気があります。そしておつまみには、フィネガンズ・バー＆グリル名物のオニオンブロッサム（1150円）も見逃せません。

玉ねぎ丸ごと1個を細かくカットし、衣をつけて揚げると花が咲いたように華やかな一品に生まれ変わります。スパイシーでサクサクの衣に玉ねぎの自然な甘さがやみつきになり、お酒と共に食べるとその場が一層楽しい雰囲気に包まれるでしょう。

場所はニューヨクエリアで、スパイダーマン・ザ・ライドの前です。緑の屋根と、緑の大きな看板が目印になります。

SAIDO（彩道）はUSJで唯一の日本食レストランであり、建物の2階にお店があるという点でもUSJで珍しいスポットです。そのため窓際に座ることができれば、ラグーンを眺めながら食事を楽しめます。