本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
現在では、冷凍技術、冷蔵技術ともに発達してきているので国産の羊肉の取り扱いはなくオーストラリア産とニュージーランド産の羊肉のみを使用しています。
現時点での国産羊肉はランクや規格ともにばらつきが多い点や、流通量が極端に少ないためどうしても高額になりやすいです。そこで、国産の羊肉より品質の高いオーストラリア産やニュージーランド産の良質かつ安全な羊肉をお手頃な値段で提供しているとのことです。
遠野市にある専門店ならではの羊肉へのこだわりが強いことが美味しいジンギスカンの秘密です。
遠野のジンギスカンは何といってもヘルシー
最近では健康のためにヘルシー志向な方が多いのが現在の日本の現状です。実はジンギスカンに使われる羊肉もヘルシーかつダイエット中にもぴったりで、特に遠野市のジンギスカンはヘルシーでおすすめです。
まず羊肉には、鉄分やビタミン、亜鉛やカルシウム、さらには脂肪燃焼効果に期待できるカルチニンが多く含まれています。羊肉には他の肉に比べて脂質が少なく、不飽和脂肪酸が多く含まれますので血液中のコレステロール値を下げることにも期待出来ます。
羊肉100グラムあたりのカロリーは259kcalですが、羊肉の中でもラム肉は100グラムあたり198kcalなので大変ヘルシーです。
ラム肉は生後一年未満の子羊の肉でマトンに比べると羊肉特有の風味はありません。しかし鶏肉よりも低カロリーで柔らかく、日本国内でも羊肉といえばラム肉を連想する人が多いほど人気の部位です。
一方マトン肉は二歳以上の大人の羊の肉でラム肉より羊肉特有の風味が強く、歯ごたえがしっかりしています。そしてマトン肉はカツオなどと並ぶほど、体内の脂肪燃焼を助けるカルチニンがとても多く含まれているため、たくさん食べても太りにくいという特徴があります。
お肉を食べたいけれどカロリーが気になる方やダイエット中の方にも、野菜と一緒に食べられるジンギスカンは栄養バランスの点でも問題なく、おすすめです。
「バケツ」で焼く?遠野のジンギスカン
遠野市のジンギスカンの一番の特徴は、全国に何店舗もあるジンギスカン屋の店内で食べるというイメージではなく、野外で穴の開いたブリキのバケツにジンギスカン鍋をはめ込んで、羊肉や野菜を焼きジンギスカンを食べることが遠野市では主流です。
この食べ方が「ジンギスカンバケツ」と呼ばれているものです。元祖あんべの通販サイトでも販売されている「ジンギスカンバケツセット」は元祖あんべの2代目が考え、実行したものだそうです。
野外でジンギスカンを食べた経験があまりない方にはイメージしにくいですが、遠野市民ではこのようにしてバーベキュー感覚でもジンギスカンを楽しんでいます。この斬新なアイディアは店内で食べるジンギスカンとは一味も二味も違うのです。
遠野の「ジンギスカンバケツ」の由来
なぜジンギスカンを七輪ではなくブリキバケツを使って焼くことになったのかというと、遠野市では昔から高原まつりなどの地域の祭りや、イベントが盛んであることからイベント会場に羊肉やタレ、ジンギスカンを食べるにあたって必要な道具を現地まで配達していたそうです。
しかし当時の山道の状態は悪く、整備がきちんとされていなかったり、自動車一台がかろうじて通行できるような狭い悪路もあったため、配達時の往復の際に七輪が割れてしまうトラブルがよく起こっていました。
そこで2代目は、このような事が繰り返し起こらない方法はないかと考え試行錯誤を重ねた結果、ブリキのバケツに吸気口となる穴をあけてジンギスカン鍋と組み合わせた「ジンギスカンバケツ」という非常に便利で手間のかからない解決方法に至りました。
そして店内でジンギスカンを食べるときと変わらない火加減を野外で再現できることや、面倒な火おこし作業や後片付けの簡単さから「ジンギスカンバケツ」をおすすめしていき、店で穴の開いたバケツとジンギスカン鍋を無料で貸し出すサービスを始めました。
そうしたところ、あっという間に遠野市中に「ジンギスカンバケツ」というものが広まっていきました。
遠野でジンギスカン元祖の店と言えば「あんべ」
遠野市にジンギスカンを取り扱う店舗は多数存在しますが、元祖といえば「あんべ」になります。