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東北のジンギスカンの街、岩手県遠野市へのアクセス方法はこちらです。自動車や列車、飛行機でのアクセス方法をまとめました。
自動車の場合の場合は、東北自動車道 花巻I.Cから国道283号(1時間)、東北自動車道 花巻JCT・釜石自動車道(45分)から遠野I.C・県道283号(10分)です。
列車の場合の場合は、東北新幹線 新花巻駅 釜石線(1時間)です。飛行機の場合は、いわて花巻空港 いわて花巻空港エアポートライナー(1時間15分)となっています。
こちらで遠野市へのアクセスが可能です。遠野市には観光名所が多数存在することからも、観光も兼ねていく場合にはよほどの遠方でない限り自動車がおすすめになります。
遠野・ジンギスカンの発祥は?
遠野市でのジンギスカンの発祥は、元祖あんべの創業者の方です。当時の日本という国では、羊肉を食べるという習慣がほとんどありませんでした。
羊肉を食べていることに後ろ指を指されることもあったようですが、創業者の羊肉をおすすめしたいという熱い思いと試行錯誤を積み重ねた上で、ジンギスカン専用の自家製のタレを作り上げました。
そして遠野市にある元祖あんべのジンギスカンが大きな話題となり口コミで広がって、瞬く間に多くの人が虜になったといいます。
遠野市民の方にジンギスカンを食べる際のおすすめのお店を聞くと、遠野市の元祖あんべと答えが返ってくることからも元祖あんべが遠野市民のジンギスカンを代表するお店だということが伺い知れます。
現在は三代目が遠野市の元祖あんべの切り盛りをしていますが、創業者が作り上げたジンギスカンの味は今も変わらずにずっと守り続けられています。
「あんべ」の創業者が羊の味を気に入った
昔、遠野市にある元祖あんべの創業者が従軍していた時代に旧満州で初めて羊肉を食べ、羊肉のあまりの美味しさに感動したそうです。日本でも羊の飼育はしていたものの羊肉を食べる文化はあまり浸透していませんでした。
羊を食べたことがなかった創業者は旧満州で羊肉の味を大変気に入り羊肉の美味しさを忘れられなかったそうです。そして創業者は、帰国後に開業した自身の精肉店兼食堂で賄いとして家族で羊肉を使った料理を楽しんでいたそうです。
そこで自身の家族だけでなく、より多くの方々に羊肉をおすすめしたいという気持ちが生まれ店頭に羊肉を置いたことから、遠野市元祖あんべのジンギスカンが誕生しました。
遠野で多くの農家が羊を飼育していた
創業当時の羊肉の買い付けは輸入でしたが、海外から輸入した羊肉は冷蔵技術、冷凍技術ともに未発達だったため主流となる輸入品の冷凍マトン肉は大変低品質でした。
臭みが強く、旨味は独特な羊肉の臭みで薄くなり、何よりも柔らかさが損なわれていたそうです。
しかし遠野市では多くの農家で羊の飼育を行っていたので輸入品だけに頼らずに新鮮で高品質な羊肉を入手できたこともあり、輸入した羊肉よりも安全で臭みが少なく柔らかい上質な羊肉を提供できたというわけです。
遠野市の広大な自然の中で育った健康な羊を使った、新鮮で臭みが少なくやわらかい上質な味わいのジンギスカンが手軽に食べられるということが遠野市のジンギスカンの普及に一役買ったとのことです。