松江で行きたいおすすめの神社を紹介！国宝に指定された場所がある？

「佐太神社」は出雲国二宮、また出雲国三大社の内の一つとして「佐陀大社」として称えられ、出雲国で最も古式を遺す神在祭、ユネスコ無形文化遺産リストに登録されている「佐陀神能」等古伝の祭祀を受ける御社です。

主祭神佐太大神は出雲国で最も尊いとされている四大神の内の一柱で猿田彦大神と御同神とされています。

本殿三社は大社造で正殿を軸に対照的に南北の両殿を配置している点は注目すべきです。特筆すべきは向かって左の南殿で通常の大社造の構造とは逆に作られています。これは他に類を見ない特徴です。

その境外摂社である「田中神社」は全国でも珍しい縁結びと縁切りの社が隣合わせの神社なのです。それぞれパワースポットとしても参拝者が多く、縁切り神社であると同時に長寿の信仰も昔からある神社です。

「松江神社」は松江城の二の丸にあり、ここに神社が建立されたのは明治31年で歴史的にはまだ浅い神社です。主祭神は松江松平家初代藩主松平直政で、合祀神として徳川家康が祀られています。さらに配神として、風流が好きだった松平不昧と松江城を築いた堀尾吉晴が祀られています。

松江松平藩の合印は「猪の目」であり、「猪の目」は逆ハートの形でもあることから、神社にはハートの絵馬があります。絵馬を奉納すると良縁を運んできてくれると言われています。

「松江神社」を訪れた折には御朱印を社務所でもらって下さい。御朱印には徳川家康を筆頭に徳川直系親族3名が祀られているため、葵の紋章がいただけてありがたみを感じます。

松江観光に来たら運気アップのパワースポットを巡りましょう。島根県内には温泉もありますから身も心も清めてから参拝するとさらに運気がアップして願い事が成就するかもしれません。松江観光で特におすすめのパワースポットをいくつかご紹介しましょう。ぜひ幸運を手に入れて下さい。

おすすめしたいのは「玉造温泉」の近くにある「玉作湯神社」で、こちらでは触れると願いが叶うといわれる丸い形をした「願い石」が有名で遠くからこの石の御利益を受けようと多くの人が訪れています。

昔から石には不思議な力が宿るとされ地元では御神体として神社に奉納されました。「出雲国風土記」にも記載されている古社で、出雲玉作部の祖神として櫛明玉命（くしあかるだまのみこと）を祀っています。

また土地柄、温泉守護・温泉療法の神、大名持命（おおなもちのみこと）と少彦名命（すくなひこなのみこと）を祀っています。「玉作湯温泉」で授かったお守りに「叶い石」を入れて持ち歩けば願いが叶うとされています。縁結び・運気アップにぜひどうぞ。

観光スポットである「美保神社」は全国にあるえびす社約三千の総本山であり、そのご利益は商売繁盛、海運の神、鳴り物の神として知られています。

「美保神社」の歴史は古く、「出雲国風土記」に記載さていて、出雲大社の大国主命が高天原からの使者に国譲りを迫られた時に、子供である事代主神が返答していて、その事代主神の住んでいた場所が美保関だとされています。

そのためこの地には神が宿るとされ父である大国主命がいる出雲大社と繋がりがあるのです。事代主神は美保関で魚を獲って生活をしていたこと、さらに美保関は福の神である恵比寿神と同一視され「美保神社」の祭神として祀られています。