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塔のへつり
福島・大内宿のおすすめ観光スポット・見どころスポット3か所目は「塔のへつり」です。国の天然記念物に指定されている塔のへつりは、南会津を流れる大川が形成する渓谷です。へつりとは、この地方の方言で「危険な崖」を意味します。
塔のへつりでは、100万年の歳月をかけて浸食・風化を繰り返し、塔のように削られた奇岩群の造形美を楽しめます。それぞれの岩には、屏風岩・烏帽子岩・護摩塔岩などの名前が付けられており、入り口付近にはイラストに岩の名前が書かれた看板が設置されています。
観光の見どころは、緑が美しい春の新緑、岩肌に映える見事な秋の紅葉です。ひときわ美しい渓谷美を楽しむことができます。大川の対岸にある吊り橋を渡り、川に迫った険しい断崖を間近に眺めてみてはいかがでしょうか。
塔のへつりは、外国人観光客も多く訪れる人気スポットです。歩きやすい靴を選び訪れてみましょう。塔のへつり駅からは徒歩約5分とアクセス抜群です。
住所 | 福島県南会津郡下郷町大字弥五島下タ林 |
電話番号 | 0241-69-1144(下郷町観光協会) |
高倉神社
福島・大内宿のおすすめ観光スポット・見どころスポット4か所目は「高倉神社」です。高倉神社は、後白河天皇の第三皇子であった以仁王(もちひとおう)が祀られている神社です。
平安時代末期の皇族・以仁王は第三皇子ですが、兄・守覚法親王が早くから出家したため平家物語では第二皇子とされています。
平家物語によると以仁王は、1180年(治承4年)に平清盛とその一族の追討を命じる令旨を諸国の源氏勢力にあてて出します。このことが露見し平家に追われる身となりました。以仁王は奈良の興福寺を頼り都落ちする途中で流れ矢にあたり、落命されたと伝わります。
以仁王を主祭神として祀る神社は、大内宿の高倉神社の他にも、京都府木津川市、京都府綾部市にあります。福島の大内宿には、以仁王が家来と共に逗留していたとされる伝説があります。大内宿のイベント・大内宿半夏まつりは、以仁王の霊を祭った高倉神社の祭礼です。
住所 | 福島県南会津郡下郷町大字大内山本 |
電話番号 | 0241-68-3611(大内宿観光協会) |
郷土料理や食べ歩きが楽しい!福島・大内宿グルメ
次にご紹介するのは、郷土料理や食べ歩きが楽しめる福島の大内宿グルメです。宿場町として栄えた大内宿では、郷土の味を楽しめる名物グルメ・食べ歩きグルメがたくさんあります。
食べ歩きが楽しめるお店では、どのような名物グルメに出会えるのでしょうか。それでは早速、大内宿の絶品グルメを見ていきましょう。
ねぎ蕎麦
郷土料理や食べ歩きが楽しめる福島・大内宿の名物グルメ1つ目は「ねぎ蕎麦」です。大内宿でねぎ蕎麦を堪能できるお店は、高遠そば(たかとおそば)で有名な三澤屋の他、大黒屋や大和屋でもいただけます。ねぎ蕎麦の食べ比べを楽しむのもまた、面白いものです。
本記事では、会津の殿さまを唸らせたことで知られる絶品のねぎ蕎麦(高遠そば)をご紹介します。高遠そばは、薬味を兼ねた長ネギを箸代わりに用いて、ネギをかじりながら少しずついただきます。
400年前からの伝統的な食べ方を楽しみながら、美味しいねぎ蕎麦を味わってみてはいかがでしょうか。風情あふれる外観の三澤屋では、天気の良い日には縁側で食事をすることもできます。
お店のメニューは、高遠そばの他にも、水そばやけんちんそば、岩魚の塩焼きなどがあり、季節限定グルメも堪能できます。営業時間は10:00~16:00で、1/4~1/7は休業となります。営業時間や定休日は変更となる場合もあります。
大内宿三澤屋は、大内宿の共同駐車場よりすぐの場所に位置します。駅からアクセスする場合は、会津鉄道会津線・湯野上温泉駅から車で約5kmです。車を利用して訪れる場合は、東北自動車道・西那須野塩原ICより約1時間30分です。
住所 | 福島県南会津郡下郷町大内字山本26-1 |
電話番号 | 0241-68-2927(三澤屋) |