福島・風情ある大内宿の町並みは観光におすすめ!グルメ食べ歩きもご紹介

福島・風情ある大内宿の町並みは観光におすすめ!グルメ食べ歩きもご紹介

江戸情緒を感じる宿場町・福島県大内宿は、茅葺き民家が軒を連ねる南会津の人気観光地です。かつては会津若松と日光を結ぶ街道の宿場町として栄えました。今回は、江戸時代の面影を残す福島県大内宿の観光スポットや見どころを、楽しい食べ歩きグルメ情報と共にご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.福島の大内宿は半農半宿の宿場町
  2. 2.福島・大内宿おすすめ観光スポットの見どころは?
  3. 3.郷土料理や食べ歩きが楽しい!福島・大内宿グルメ
  4. 4.福島・大内宿でお土産を買うなら
  5. 5.福島・大内宿で行われる情緒あふれるイベント
  6. 6.福島・大内宿へのアクセス
  7. 7.福島・大内宿に江戸の風情を体験しに行こう!

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1683年(天和3年)には日光地震による山の崩落によって通行不能となり、行商人の運搬路として利用されてきた会津西街道は、運搬路という活路さえも絶たれることとなりました。

1723年(享保8年)に街道は復旧したものの、1868年(慶応4年)には戊辰戦争で南会津一帯は戦場となります。宿場は戦火を逃れますが、1884年(明治17年)には道路が整備され、宿場町としての賑わいを見せていた大内宿は、ルートから外れることとなり宿場としての役割を終えます。

伝統的な街並みを残す努力

フリー写真素材ぱくたそ

約400年の歳月を経て現在も残る伝統的な茅葺き屋根は、村の人々の保存活動によって維持されています。茅手(かやて)と呼ばれる専門技術を持つ職人を中心に、屋根の葺き替えが行われます。

ススキを材料としている茅葺き屋根は、夏は涼しく冬はあたたかいという特徴を持っていますが、火災に弱く年に一度は一斉放水が行われます。また、村では茅葺き屋根の景観保存に必要な屋根葺きの技術習得・継承の取り組みも行われています。

1981年(昭和56年)には国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、宿場の景観を未来の子ども達につなげる取り組みとして、「売らない・貸さない・壊さない」を原則とした住民憲章も作られました。

茅葺きが体験できるワークショップも開催

Photo by onohiroki

大内宿では、10月・11月頃に大内宿茅葺技術伝承会主催の「茅刈り・茅葺き体験ワークショップ」が開催されています。大内宿茅葺き民宿の宿泊付きで、小学生以上の方が対象です。詳細は日本茅葺き文化協会の公式サイトで確認できます。

近代化や都市化が進むにつれ、茅葺きの屋根を目にする機会も少なくなりました。ワークショップの参加を通して茅葺きの技術を正しく理解し、歴史や文化を学んでみてはいかがでしょうか。

福島・大内宿おすすめ観光スポットの見どころは?

Photo by 雷太

続いては、大内宿でおすすめの観光スポットや見どころスポットをご紹介します。江戸時代に賑わった大内宿に思いを馳せながら、見どころのある大内宿の散策を楽しんでみましょう。

大内宿見晴台

Photo by sayo-ts

福島・大内宿のおすすめ観光スポット・見どころスポット1か所目は「大内宿見晴台」です。大内宿の定番スポットともいえる大内宿見晴台は、大内宿の突き当りに位置する展望台です。見どころは石段を登ると見晴らせる大内宿の景観です。

丘の上は湯殿山と呼ばれており、安産を叶え幼児の無事を守るとされる観世音菩薩(子安観音)と、七福神の一人である弁財天を安置し祀っています。

住所 福島県南会津郡下郷町大内山本52
電話番号 -

大内宿町並み展示館

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

福島・大内宿のおすすめ観光スポット・見どころスポット2か所目は「大内宿町並み展示館」です。大内宿町並み展示館は、大内宿の歴史を学べる人気の観光スポットです。

参勤交代の際に会津藩主の休憩所となっていた本陣を復元し、檜風呂など当時の風習を伝える生活用具や写真、江戸の時代に実際に使われていた民具・農具が展示されており、毎日火が焚かれる囲炉裏も見どころとなっています。

開館時間は9:00~16:30で、1/1~1/3は休業となります。入館料は大人250円です。大内宿の駐車場からは徒歩約5分です。

住所 福島県南会津郡下郷町大字大内山本8
電話番号 0241-68-2657

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郷土料理や食べ歩きが楽しい!福島・大内宿グルメ

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