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開発当時の客は「麺がゴムのようだ」とそのなじみのない食感に驚き、なかなか定着しませんでした。しかし新しい物好きの若者たちに「一度食べたら忘れられない味」と次第に人気が出て現在の盛岡冷麺の人気につながっていきました。
ビビン麺はスープは無く、コチュジャンや酢、ゴマ油を合わせた調味料にゆでた麺をからめて食べるまぜそばのようなスタイルで、辛味は強めの味です。一方盛岡冷麺は、コクと旨味が深い牛骨と鶏出汁でスープをとっています。
盛岡冷麺はキムチの量で辛味を調整して食べます。日本人の口に合うように変化してきた冷麺ですが、「コシの強い麺」「キムチのトッピング」「牛骨だし中心のコクの強いスープ」の3要素は守り続けていることで有名です。
スイカやなし、りんごなどの季節の果物がトッピングされているのも盛岡冷麺の特徴です。食べなれない人は果物がのっていることに驚くかもしれませんが、コクのあるスープとの相性は抜群です。
盛岡冷麺といえば!はずせない名店
盛岡市内には、盛岡冷麺を食べることができる有名店が軒を連ねています。特にこちらで紹介するお店は、盛岡冷麺の発祥店や盛岡冷麺を語るうえでは外すことのできない有名店ばかりです。
盛岡冷麺の歴史を知っていただく味は、また格別です。来盛の際には必ず立ち寄ってほしい有名店ばかりですので、参考にしましょう。
食道園
盛岡冷麺を語る時に特に外せないお店として有名なのは、盛岡冷麺の発祥店「食道園」です。「食道園」の創業者、朝鮮半島北部の咸興生まれの在日朝鮮人1世の青木輝人が、幼いころに食べた咸興の冷麺を、盛岡の人の口に合うように改良したのが盛岡冷麺のルーツです。
「食道園」のスープは、牛骨と鶏ガラのスープを丹念に4時間ほど煮込んで作られたもの。透明感のあるすっきりとしたスープでありながら、牛肉の旨味と甘みが口の中に広がる逸品です。
ランチ時間帯のおすすめは、冷麺とカルビがセットになったカルビランチです。「食道園」の焼肉は、甘いタレで味付けされた肉を、焼いてから生卵にくぐらせて食べるスタイル。こちらの冷麺はあっさり味なので、焼肉の〆の一品としていただくのがおすすめです。
手ごねのこだわり麺
なんといっても食道園の冷麺は、こだわりの自家製麺が有名です。市内のどの冷麺店よりも群を抜いてコシが強い麺は、のどごしがよくくせになると人気の麺です。手ごね自家製麺を店内専用の機械で押し出し、製麺しています。
太くて少し縮れた麺は、まろやかな甘さとコクのスープがよく絡まって、喉を通った時の滑らかさがたまりません。盛岡冷麺の発祥店「食道園」の冷麺を食べて初めて盛岡冷麺を知ることができますので、ぜひ一度は立ち寄ってほしい名店です。
住所 | 岩手県盛岡市大通1-8-2 |
電話番号 | 019-651-4590 |
大同苑 盛岡総本店
こだわりの冷麺を食べたい時には、素材にこだわる名店の「大同苑」がおすすめです。注文をうけてから手練りで作る麺は、北海道産馬鈴薯澱粉と小麦粉をブレンドして作ったコシと風味が良い生冷麺として有名です。
岩手のブランド牛の前沢牛と、厳選された牛すじ、牛骨、鶏ガラ、野菜などをじっくり煮込んだ上品でコクのあるスープが有名です。じっくりと煮込まれたうえに脂を取り除き、布でこすという丁寧に作られたスープはまさに絶品。丁寧な職人技の味が虜になります。