福島・二本松のおすすめ観光スポット！定番のイベントや人気の穴場もご紹介

「島山」は阿武隈川に突き出た大きな岩床です。対岸には奇岩怪石が連なる、「稚児舞台」「弥太郎淵」「千畳巌」「白絹の滝」「樋の口」「稚児の淵」などが大自然の美しい景勝を作り上げています。また、天然記念物の風穴も存在しています。

野鳥の楽園にもなっているので、いろいろな種類の野鳥が棲息しています。｢とうわ健康のみち｣は1周3Kmのハイキングコースで誰でも気軽にウォーキングが楽しめます。四季折々も美しく、春は稚児サクラ、ツツジ、夏は緑葉、秋は紅葉と人々の穴場的な憩いの場となっています。

福島県二本松市には観光の定番となっているイベントがあります。ここからは特にはずせない定番イベント7選を紹介していきましょう。行ってみたくなる二本松観光イベントがきっと見つかるはずです。

二本松定番イベント7選では「二本松少年隊顕彰祭・墓前祭」をおすすめします。戊辰戦争で郷土と家族を守るため、若い命を散らせた二本松少年隊をしのび毎年7月末に行われています。少年隊の命日にあたる7月29日には、大隣寺にて墓前祭が行われます。

顕彰祭では、「霞ヶ城公園・千人溜」において「二本松少年隊を弔う」献吟「戒石銘」や、舞踊「二本松少年隊」などが開催されます。若い命を郷土に掛けた少年隊をしのぶと共に、平和な現代に家族で感謝の気持ちを捧げる機会にしてみませんか。

二本松定番おすすめイベントは、「霞ヶ城公園桜まつり」です。毎年4月中旬～5月上旬にかけて桜まつりが開催されます。期間中は提灯や雪洞を灯して夜桜をライトアップします。園内では約1800本のソメイヨシノが咲き、城址に通じる山道にはおよそ300mの桜並木が続きます。

入場は無料ですから、ぜひ家族で訪れてみませんか。期間中は臨時循環バス、トイレ、駐車場も用意されています。春の明るい陽射しに揺れる満開のソメイヨシノは、東北の遅い春を思いっきり満喫しているようで凛々しく美しいです。少し肌寒い夜桜見物も東北ならではではないでしょうか。

二本松の定番イベントで最も大きいイベントは、「二本松の提灯祭り」です。福島県重要無形民俗文化財にも指定されていて、歴史がある定番イベントです。「提灯祭り」のはじまりは、約370年前（1643年、寛永20年）とされています。祭り初日の宵まつりがの最大のみどころです。

宵まつりでは、各町内から鈴なりの提灯を付けた7台の太鼓台が繰り出します。勇壮な太鼓台はかけ声とお囃子を奏しながら、市内を練り歩きます。約3千の提灯が夜空を赤々と照らして宵まつりはクライマックスを迎えます。毎年10月第1土・日・月曜日に開催されている定番イベントです。

小浜の紋付祭りは、塩松神社例大祭2日目の本祭の中で行われる定番イベントです。祭りのはじまりは寛政元（1789）年と言われています。当時、藩の支配下にあった塩松神社が、天明の飢饉から村を復興させるため領主丹羽氏に、お金を献上しました。

そして、御紋章三箇所の使用と神輿渡御（みこしとぎょ）が許されました。この御神輿に供奉する形で太鼓台が付いて回るようになったと伝えられています。紋付で正装した若連が4台の金箔の太鼓台と共に、ゆっくりと激しく勇ましい掛け声で町内を練り歩きます。

200年以上前から受け継がれた形です。この若連が着用している「紋付き」から「紋付祭り」と呼ばれています。現在では毎年体育の日を最終日に行われています。東北の早い秋が訪れる季節に穴場イベント「紋付き祭」に出かけてみませんか。

菊人形は二本松おすすめ定番イベントで人気が高い定番イベントです。藩政時代より菊の愛好者が多かった二本松では、昭和初期から菊人形が町に飾られていました。昭和30年から現在の「菊の祭典」として「霞ヶ城公園」を会場にして毎年10月中旬から11月下旬に開催されています。

日本人にはなじみの深い艶やかな菊の花と、色づく紅葉が期間中の会場を美しく彩ります。日本最大級の菊の祭典として、全国から菊の愛好家と多くの観光客で賑わいます。定番イベント「菊人形」開催中は、無料駐車場と、二本松駅からの直通シャトルバスを利用すると便利です。