福島・二本松のおすすめ観光スポット！定番のイベントや人気の穴場もご紹介

岳温泉の始まりは、坂上田村麻呂が東征の折に発見したとされています。海抜600ｍに位置する高原の温泉郷であり、天然湧泉の中でもさらにめずらしい「酸性泉」です。古くは水戸黄門も岳温泉の効能を称賛していました。「ニコニコ共和国」として独立していたことでも知られています。

二本松駅前からバスで約25分の距離にあり、岳温泉にある14軒の旅館全てが、豊富な湧泉地帯から湧き出る天然の温泉を引き湯しています。源泉から約7.8kmの引き湯方式でお湯が適度に揉まれて柔らかくなります。「酸性泉」は、慢性皮膚病などに効能があるとうたわれています。

岳温泉を存分に楽しみたい人には、湯めぐり手形がおすすめです。湯めぐり手形1枚で宿泊旅館の他に、岳温泉湯めぐりに参加している各旅館のお風呂を3つまで堪能出来るのでお得な手形です。浴衣、丹前、半纏などに着替えて湯めぐりを楽しみましょう。

二本松おすすめ観光スポットである東北サファリパークは、広大な敷地に約900頭羽の動物たちが暮らしています。アクセスは「東北自動車道二本松I．C」から約15分、二本松駅からバス「東北サファリパーク前下車」で約20分と便利な立地条件にあります。

園内は、車に乗り込んで迫力あるライオンや、草食動物にエサをあげられる「放し飼いエリア」、「アザラシ・ペンギン館」「ふれあい広場」に分かれています。また、展示コーナーではレッサーパンダ・ツキノワグマ・ウマグマ・ベンガルトラ・ホワイトライオンが近くで観察出来ます。

料金は、大人2900円、小人1800円、シニア2100円です。年間パスポートや、団体料金など割引サービスもあります。人気のアシカショー、ペンギン散歩、フラミンゴショーなど、楽しい動物ショーが毎日開催されています。また、サル劇場では4組のコンビが現在活躍しています。

鬼ばば伝説がある安達ヶ原黒塚にオープンした安達ヶ原ふるさと村もおすすめ観光スポットです。約2万3千坪の豊かな自然の中に、武家屋敷・養蚕農家・鍛冶家など再現しています。二本松の歴史と伝統的生活文化に触れる貴重な資料がたくさん展示されています。

農特産売店は、二本松産の新鮮な野菜や果物の販売もしています。また、城下町二本松の銘菓も取り揃えてあり、お土産にも最適です。和食・洋食が楽しめるレストランもキッズコーナー売店も充実しています。広大な敷地の穴場観光スポットとしておすすめです。

子供連れには嬉しい体験スペースも盛りだくさんです。元気キッズパークは、跳んだり走ったりできる無料の遊び場です。さらに、子供館は冷暖房完備の無料施設で、広いスペースでは絵本など自由に過ごせます。

二本松おすすめ観光スポット9選に「合戦場のしだれ桜」をおすすめします。「合戦場のしだれ桜」は、八幡太郎義家と安倍貞任・宗任との合戦場とされている二本松市（旧岩代町）の東新殿地区にあります。アクセスは東北自動車道「二本松I.C」磐越自動車道「船引三春I.C」から約30分です。

「三春の滝桜」の孫桜と言われている、推定樹齢170年の2本のベニシダレ桜です。滝が落ちるように見事な紅の花を咲かせる姿はとても見応えがあります。菜の花畑が桜の下に広がり、青空・桜・菜の花のコントラストが絶景の撮影スポットとして人気が高いです。

大隣寺は丹羽氏の菩提寺として長い歴史を現在に伝えています。建立当時は白河にありましたが、寛永20年に二本松藩主歴代菩提寺となりました。現在に残っている本堂は文化8年の大改築によって築かれたものです。二本松藩庁の仮事務所や、藩校にも使用していた歴史があります。

境内には、霊廟・墓所をはじめ少年隊供養塔、殉難者群霊塔などが残り荘厳な雰囲気があります。丹羽氏ゆかりの宝物も数多く残されています。中でも「丹羽氏歴代画像」は、市指定の文化財です。また、参道入り口には、享年33歳で亡くなった少年隊副隊長二階堂衛守戦士の地碑があります。