福島で人気のお土産21選！有名な定番からおすすめスイーツまでご紹介

香木実（かぐのきのみ）は創業170年以上を誇る有名老舗和菓子店「本家長門屋」が作る、皇室献上の茶席菓子です。また2016年には、伊勢志摩サミットで各国の首脳に振る舞われた銘菓としても知られています。

会津産の鬼クルミを丸ごと餡で包み、黒糖をまぶした一口菓子は高級トリュフのような見た目です。ところが口に入れるとほろ苦いクルミ、上品な甘さの餡、コクのある黒糖という素材一つ一つの良さが引き出されていて、初めて出会う美味しさに衝撃を受ける人が続出しています。

お茶以外にも、相性抜群のコーヒー、エスプレッソと一緒に頂いてもいいでしょう。高級感溢れる木箱に包まれているので、お世話になっている方へのお土産におすすめです。価格は17個入り 1900円で、本家長門屋 本店または七日町店で購入できます。

玉羊羹は江戸時代から続く老舗和菓子店「玉嶋屋」が作るピンポン玉サイズの羊羹で、ゴム風船に入っているのが特徴です。昭和12年、戦地でもやわらかい羊羹が食べられるように、ゴムに入れる方法が考案されました。

爪楊枝でプチッと刺した瞬間、ゴムが弾けて羊羹がツルンと出てきて楽しい上に、小豆の風味が活きたさらりとした甘さが人気を呼び、福島県民なら知らない人はいないほど有名なお菓子です。日持ちが良いのでお土産に選びやすいでしょう。

価格は5個入り 540円です。取扱店は玉嶋屋の他、二本松地区、岳温泉、福島市、郡山方面、いわきに計26ヶ所あります。

福島りょうぜん漬本舗が作る福島りょうぜん漬は、旬の時期に収穫した新鮮な野菜を昔から伝えられてきた技法で乳酸発酵させた漬物です。乳酸発酵は素材自体に丸みを与えて香り豊かに仕上げるのと同時に、腸が元気に働けるようにサポートする役割があるため健康効果が期待できます。

さらに天然の調味料を使用することで塩分を抑えているので、血圧が心配な方も子供も安心して食べられます。

福島りょうぜん漬けは種類豊富に取り揃えていますが、お土産の定番はよくばり漬けです。7種類の食材を同じ樽で3週間熟成させることでがあっさりとした甘さに漬けられていて、独特の風味がごはんの美味しさを一層引き出してくれます。

取扱店は福島りょうぜん漬本舗が展開する4店舗、福島県内のスーパー、観光地、SA、道の駅を含め全90ヶ所以上あります。

ダイオーのいもくり佐太郎は、数多くのメディアに何度も取り上げられている有名な福島スイーツです。表面はカリッと焼き上げられていて香ばしく、中はしっとりなめらかなさつまいも生地に、角切りの栗が食感に変化を与えています。

さつまいも生地は白餡の優しい甘さにミルクやチーズの風味がプラスされ、何個でもパクパクと食べてしまう美味しさです。甘い物が苦手な方にも喜ばれるお土産になるでしょう。

価格は4個入り（720円）、5個入り（880円）、6個入り（1080円）、8個入り（1440円）、12個入り（2160円）、16個入り（2880円）です。取扱店はダイオー本店の他、福島県内のスーパー、物産館、SA、道の駅を含め全50店舗以上あります。

次は福島でおすすめのお土産第8位～第5位をご紹介します。世界No.1を誇る定番吟醸酒、素材にこだわった人気ケーキ、福島の縁起物にちなんだ有名菓子が登場します。

奥の松酒造「あだたら吟醸」は、インターナショナル・ワインチャレンジ（IWC）2018にて世界No.1の「チャンピオン・サケ」を獲得した日本酒です。IWCは世界最大規模のワイン品評会と位置づけられていて、2018年には1636銘柄が出品する厳しい倍率の中「最高賞」に選ばれたのです。

奥の松酒造は地元二本松の安達太良山の伏流水を使用し、ひとクラス上の美味しいお酒をお手頃価格で提供することで、毎晩飲める吟醸酒「あだたら吟醸」を実現しました。お酒好きな方へのお土産には絶対に外せない福島の逸品と言えるでしょう。

価格は300ml（443円）、720ml（1080円）、1800ml（2160円）です。取扱店は奥の松酒造株式会社で、工場見学（無料）も実施しています。

営業時間は10:00～17:00、工場見学は平日のみ10:00～15:00です。定休日は年末年始です。アクセスはJR東北本線杉田駅より徒歩10分になります。

ピュアオレンジケーキは、創業150年以上の老舗菓子店「パティスリー・サワダ」で一番人気の定番スイーツです。那須のブランド卵である那須御養卵をたっぷり使った生地はしっとりと焼き上がっていて、独自製法で作り上げたオレンジジャムの爽やかさが見事に調和しています。

日持ちの目安が10日間なので「お土産には向かないな」と思うかもしれませんが、全国発送が可能なので遠方に住んでいる方にも安心して送ることができます。