福島のおすすめ観光スポットを厳選！外せない人気観光地や季節のイベントもご紹介

遠くの山が白く染まる景色も福島県の市街地から見ることが出来ます。観光スポットでは、木々が白く染まる幻想的な雪景色が見られます。

福島県では、温泉で雪見風呂が楽しめます。露天風呂で雪見を楽しむのも良し、ガラス越しの雪を楽しむのも良し、白く染まった雪景色を楽しむのも良し、どれも幻想的な美しい世界です。雪は音を吸収してくれるので、静寂に包まれてしんしんと降り積もる雪を見ながら温泉を満喫しましょう。

福島観光で外せない定番スポットがあります。ここからは、福島県のたくさんある観光スポットから外せない定番観光スポット5選を紹介します。

鶴ヶ城は、会津若松市にある名城です。その昔は難攻不落とうたわれていました。至徳元年(1384)、葦名直盛が館を築いたことが鶴ヶ城のはじまりです。戊辰の戦役で、新政府軍の猛攻の前に1ヵ月の籠城が行われましたが、それでも鶴ヶ城が落ちることはありませんでした。

戊辰戦争では、会津が激しい戦場となり「白虎隊」の悲劇が生まれました。明治7年、鶴ヶ城は石垣だけを残して取り壊されました。現在の鶴ヶ城の姿は、幕末時代の赤瓦をまとった日本で唯一の天守閣です。長い歴史と数々の悲劇の舞台となった鶴ヶ城は定番観光スポットです。

天守閣の入場料は大人410円、小人150円です。鶴ヶ城公園内には、千利休の子「少庵」が建てたと言われている茶室麟閣があります。県の指定重要文化財にもなっている茶室麟閣もぜひ見学してみましょう。営業時間は8:30～17:00までです。城内の駐車場はすべて有料です。

野口英世は福島県出身で、ノーベル賞候補に3回もなった偉人です。野口英世記念館では、偉人野口英世の功績を称えて、生涯と業績が分かりやすく展示されています。野口英世が挑み続けた細菌の世界を、ゲーム感覚で学べる体験型の展示が人気です。

野口英世の生家も当時のまま保存されています。また、母シカが宛てた手紙も展示されています。たどたどしい文字から、息子に一目会いたいという気持ちが伝わってくる貴重な手紙です。おすすめの展示は、「体験！バクテリア」です。

細菌の基礎知識など、不思議な細菌の世界をクイズや映像で分かりやすく解説してくれます。入場料は大人600円、こども300円です。営業時間は4～10月9:00～17:30、11～3月9:00～16:30です。子どもも大人も楽しめる、福島観光で外せない定番スポットとしておすすめです。

会津藩校日新館は、享和3（1803）年、五年の歳月を費やして会津の教育の中心となるようにと、文武の両教科を教授する総合学校として創設されました。創設当時は、会津藩の方針のもとに、花色紐組（上士）以上の藩士の子弟全てに入学が義務付けられていたそうです。

中国の古典を基に作られた「日新館の心得」はとても細かく指示されていました。白虎隊も日新館の心得の精神を宿していたと言われています。日新館では、座禅、茶道、絵付け、道場の使用(各種有料)などが体験出来ます。お食事処では、郷土食豊かな旬の料理が楽しめます。

アクアマリンふくしまは、いわき市にある環境水族館です。黒潮と親潮がであう潮目の海をテーマに、オホーツク海、熱帯アジアの自然、福島県浜通りの海山川の生態系を館内で再現しています。バックヤードの体験プログラム、釣りエリア、裸足で生き物と触れ合えるビーチなどがあります。

生き物を見るだけではなく、様々な体験が出来る水族館として福島観光の外せない定番スポットです。おすすめは、親潮アイスボックスのコーナーです。オホーツク海に生きる小さいけれど色鮮やかで、ユニークな生物たちを宝石箱を並べたような水槽で展示しています。