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赤城神社では4月末には、「 水芭蕉」、新緑の5月から6月初めまでは「ヤシオツツジ」や「レンゲツツジ」が咲き乱れ、7月の太陽の下には「 ニッコウキスゲ」が咲き誇ります。
10月中旬になると、秋を迎えて境内の木々が紅葉に美しく染まり、12月になると極寒の地ならではの樹氷が見られ、1月から3月までは大沼が一面氷で覆われるように、四季折々の美しい姿が楽しめます。
住所 | 群馬県前橋市富士見町赤城山4-2 |
電話番号 | 027-287-8202 |
赤城山で絶景登山が楽しめるスポット3選
1500m級の峰が連なる赤城山では、絶景を見ながら登山が楽しめるスポットも多く、毎年たくさんの登山客が訪れます。赤城山で人気の高い絶景登山が楽しめるスポットを3箇所ご紹介します。
鳥居峠
県道70号を上った行き止まりにある鳥居峠は、四季を通して絶景が見られる登山者にもカメラマンにも人気の赤城を代表する絶景スポットです。鳥居峠からは、東側には関東の街並み、西側には湿原の中にある「覚満淵」が見え、奥の方には大沼も見えます。
鳥居峠はTV番組でも取り上げられたように雲海の撮影スポットとして知られ、日本でも珍しい雲海と紅葉が織りなす神秘的な「雲海もみじ」が見られます。雲海が見られる確率が高い時間は早朝ですから、駐車場に早く到着してまずは「雲海もみじ」の絶景を楽しむのがおすすめです。
夏の登山では、雲海の向こうに関東平野の街灯が浮かぶ夜もおすすめです。鳥居峠から見下ろすと、眼下に雲海、その雲に街灯が反射してオレンジに輝くさまは、まさに絶景です。
「赤城ビジターセンター」や大沼湖畔の「おのこ駐車場」にはトイレがあるので車中泊もできます。夕暮れから夜にかけて夜景を楽しみ、仮眠を取って早朝に雲海を見るのも良いでしょう。また、展望台もありますので、そこからも絶景を満喫できます。
朝になって気温があがり雲海が動き出すと、展望台下の複雑に入り組んだ山の谷間に流れ込む躍動感溢れる雲海を眺めることもでき、絶景のおすすめスポットです。
地蔵岳山頂
赤城山の中でも地蔵岳は登山に人気の名峰で、山頂からは悠然とそびえたつ最高峰の黒檜山や駒ヶ岳、豊かな水を湛えるカルデラ湖の大沼、遠くには武尊山や至仏山、筑波山や草津白根山までもが見えるまさに絶景スポットです。
晴れた日には遠くに富士山も見え、少し下りると早朝には朝日を浴びる小沼もみえます。7月頃には、地蔵岳山頂はニッコウキスゲの見頃を迎え、登山道脇にも咲き乱れます。
山頂までは以前のロープウェイに変わってゴンドラに架けられ、NHKの電波塔が並ぶ姿も、まるで秘密基地みたいな撮影スポットにもなっています。また、山頂には「オリベスク」と呼ばれる巨石がありオリベスク登山を目指す人もます。
覚満淵の紅葉
覚満淵(かくまんぶち)は、赤城山の標高1360mに位置し、大昔は大沼と一つの湖であったとされる周囲約1kmほどの小さな湿原で、湿生植物と高山植物が密集し「小尾瀬」とも呼ばれています。
「覚満」とは平安時代の比叡山延暦寺の高僧の名で、覚満淵の名は覚満がここで法会を行ったということに由来していると言われています。覚満淵には周囲を一周するように木の遊歩道が整備され、1周30分ほどのハイキングが楽しめ、家族連れも多く訪れます。
ニッコウキスゲやモウセンゴケといった湿原特有の様々な植物が見られるほか、北東側には2~3mの厚さで泥炭層が体積し、高層湿原植生も見られます。低木林である周囲のススキなどへと続く植生のグラデーションも見どころの一つです。
秋になるとナナカマド、ミズナラ、カエデなどの木々が赤や黄色に染まり、珍しい草紅葉も色づき湖面に映える紅葉と水とのコントラストは絶景です。さらに、黒槍山など周囲の山々を彩る紅葉とのコラボも楽しむことができます。
住所 | 群馬県前橋市富士見町赤城山 覚満淵 |
電話番号 | ー |
赤城山のアクセス・駐車場情報
赤城山へまでは首都圏から100kmほどで、常磐道・東北道から関越道へと続く北関東道が開通し、上武道路が県道4号に接続したので、アクセスもよくなっています。 伊勢崎から上武道路を経て、県道4号線に入るとそのまま赤城山山頂エリアへ一直線で約50分ほどです。
赤城山周辺には無料の駐車場も多く、赤城公園ビジターセンター(約120台)、おのこ駐車場(約100台)、大洞(だいどう)駐車場(約115台)、赤城神社駐車場(約70台)などがあります。
また登山口付近にも 黒檜登山口駐車場(約20台)、 駒ヶ岳登山口駐車場(約40台)があり、こちらは比較的すいています。他にも見晴山展望台駐車場、 姫百合駐車場、 白樺純林駐車場、地蔵岳登山口駐車スペースなどがあります。
電車利用の場合には、最寄り駅は前橋駅になります。前橋駅までは東京駅から上越新幹線、北陸新幹線で約1時間40分です。
前橋駅からは赤城山線で富士見経由赤城山まで1時間45分ですが、JR前橋駅と東武線前橋駅から赤城山方面行きバスで赤城山ビジターセンターまでアクセスできます。 平日は乗換が必要ですが、土日祝日は直行便で約1時間と便利です。