赤城山のおすすめ観光スポット!人気の絶景登山やパワースポット巡りも

赤城山のおすすめ観光スポット!人気の絶景登山やパワースポット巡りも

登山者に人気の赤城山には、観光におすすめの絶景スポットやパワースポットなどがあり、毎年たくさんの観光客が訪れます。赤城山で絶景が楽しめる人気の観光スポットや、登山におすすめのスポット、ご利益があるといわれるパワースポットまでご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.赤城山とは?
  2. 2.赤城山ってどこにあるの?
  3. 3.赤城山のおすすめ観光スポット8選
  4. 4.赤城山の人気パワースポット「赤城神社」
  5. 5.赤城山で絶景登山が楽しめるスポット3選
  6. 6.赤城山のアクセス・駐車場情報
  7. 7.赤城山で絶景登山を楽しもう!

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その後幅広く信仰を集め、神社の規模も大きくなり、御神域も赤城山全体に及ぶようになりました。839年(承和6年)には朝廷からご神位を賜り、880年(元慶4年)には、赤城沼神としてその位が上がり11世紀には正一位になりました。

Photo by Maarten1979

さらに江戸時代に相殿に東照大権現・徳川家康公をお祀りしてからは、将軍家や諸大名からも厚く信仰され三代将軍家光公により1642年(寛永19年)に社殿が再建されました。

しかし、300年以上の赤城山の厳しい気候により荒廃してしまい、1950年(昭和45年)に小鳥ヶ島・厳島神社の跡地に遷宮されました。

このように由緒ある赤城神社は、2006年(平成18年)に大洞御遷宮千二百年祭を奉祭斎し、社殿の修復と境内地の整備が行われて現在もパワースポットとなっています。

ご利益

フリー写真素材ぱくたそ

女性の願いを叶えると言われる「赤城神社」は、大沼の東岸、黒檜山登山口と駒ケ岳登山口の中間地点にあり、「赤城姫」が祀られているとも言われています。

赤城神社の神様にお願いした女性の願い事は必ず叶えられ、この神様にお願いすると美人の娘が授かるとも伝えられパワースポットとして人気があります。

主なご利益としては、厄除け・方位除け・心願成就はもちろんのこと、心身健康・無病息災・病気平癒・開運招福・家内安全・商売繁盛、学業成就・試験合格、さらには良縁・縁結び・子授け・安産 などがあります。

赤城神社の伝説

Photo by sayo-ts

人気のパワースポットである赤城神社には多くの伝説があり、神仏習合期に全国著名社の縁起を説いた説話集「神道集」にも有名なお話しがいくつか収められています。ここでは、よく知られている「赤城姫」の伝説についてご紹介します。

その昔、都を追われて上毛野国にやってきた高野辺大将家成には、とても美しい「赤城姫」と「渕名姫」という2人の娘がいました。2人の姫の美しさと気立ての良さに誰もが憧れ、都を追われながらも一家は上毛野国で幸せに暮らしていました。

しかし、家成の妻であり姫たちの母が突然の病に倒れ、亡くなってしまいます。姫たちのことを思い家成は側室だった柱御前を新しい母親に迎え、新たに2人の娘が生まれました。

Photo by yto

ところが、この2人の姫は、容姿、性格とも、とても赤城姫、淵名姫たちに太刀打ちできるものではありませんでした。柱御前は赤城姫、淵名姫の美しさと家成の彼女たちに対する愛情をねたみ、なんとか2人を亡きものにしたいと思うようになったのです。

そんなある日、都から家成の罪が許され「上毛野国の国司に任ずる」という知らせが入り家成は都に出向くことになりました。そこで柱御前はこの時とばかりに、2人の姫を裏の池に沈めて殺そうとしますが、赤城姫だけはなんとか追っ手を振り切って赤城山へ逃げました。

Photo bykatja

これを聞いた家成はすぐに上毛野に戻り、柱御前を捕まえ、赤城姫を探しに赤城山へ向かいました。大沼辺りまで来ると、東岸から一羽の鴨が泳いできます。そして、翼を広げた鴨の背中には、赤城姫と淵名姫2人が乗っていました。2人の姫は赤城大明神に召され、神様になったのです。

そして2人の姫を乗せていた鴨は大沼東岸に戻り、小鳥ヶ島になります。以来、赤城神社を参拝した女性の願いは必ず叶えられ、さらに赤城神社の神様に祈願すると美人の娘が授かると言われるパワースポットになったのです。

美しい本殿や池にかかる橋など見どころがいっぱい!

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

赤城姫が祀られているパワースポット「赤城神社」には、見どころがたくさんあります。まずは、真っ赤な大鳥居がありますが、秋の夕暮れには鳥居を通して向こう側に見える夕焼けの美しさは目を見張ります。

境内に入ると目に入る鮮やかな朱塗りが美しい本殿は1970年(昭和45年)に再建され、2006年(平成18年)に修復工事が行われたもので、 赤城大明神を主祭神とし、豊城入彦命、経津主神、磐筒男神、磐筒女神、徳川家康などを祀っています。

Photo by 雷太

大沼湖を渡る「啄木鳥橋(きつつきばし)」は、赤城神社駐車場から赤城神社境内のある小鳥ヶ島へと繋がっています。その朱色の鮮やかさは新緑の頃にも映え、紅葉の頃には湖に映る紅葉と橋の朱色が重なってより美しく見える絶景スポットでもあります。

啄木鳥橋を渡った小鳥ヶ島にある多宝塔は、もともと赤城神社のあった大洞から小鳥ヶ島に遷座する際に、本殿建築の為、経塚である多宝塔を移築したもので、多宝塔の下から銅経筒(お経を巻いたものが入った筒)のかけらと鏡10面が出土したそうです。

Photo by chiaki0808

出土した鏡はいずれも和鏡で、平安末期の網代文鏡(あじろもんきょう)をはじめ、鎌倉期の野草菊花双雀文鏡(やそうきっかそうじゃくもんきょう)、垣内薄花双雀文鏡(かきうちうすはなそうじゃくもんきょう)など年代も様々な異なる種類の鏡で、群馬県の文化財にも指定されています。

また、赤城神社の御朱印には、社殿と神橋が描かれたものと、十二単を着た伝説の美しい赤城姫が描かれたものがあり、特に女性に人気となっています。赤城のパワースポットとして一度は訪れたい神社です。

季節折々の姿も楽しめる

Photo byauntmasako

荘厳な雰囲気に満ち、願い事を叶えてくれる群馬県でも有数のパワースポットとして人気の高い赤城神社は、晴れた日には本殿の扉が開放されて、殿内で参拝することもできます。

隣にある御祈願殿で、子宝や安産、学業成就や商売繁盛などの願いを赤城大明神にご祈願した後には、赤城神社の自然にも目を向けたいものです。

Photo by odysseygate

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赤城山で絶景登山が楽しめるスポット3選

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