赤城山のおすすめ観光スポット！人気の絶景登山やパワースポット巡りも

赤城ICから県道70号を登った先にある赤城白樺牧場周辺には、約10万株とも言われるレンゲツツジが群生し、6月中旬ごろから7月上旬ごろにかけてが見ごろとなっています。この季節には、赤城山全体がオレンジ色に染まる見事な絶景が楽しめます。

6月中旬から10月中旬までは、約50頭の牛がレンゲツツジの中に放牧され、群馬県民だけでなく他県からもドライブや登山にと多くの観光客が訪れます。

季節や天候によっては早朝の白樺牧場は霧に包まれ、幻想的な情景が映し出され、写真愛好家に人気の撮影スポットにもなっています。

標高約1400mの高さにあるため、冬には気温が氷点下15度にまで下がり、木々も含め牧場一面が霧氷に覆われることもあります。なお白樺牧場の営業期間は4月中旬から11月中旬までで、営業時間は朝9時から夕方4時までとなっています。

県道4号前橋赤城線沿いの覚満淵入口に位置する赤城山ビジターセンターは、覚満淵散策路に最も近く、広々とした駐車場やトイレもあり、ハイキングや登山をはじめ赤城山観光の拠点として利用することができます。

受付のスタッフが丁寧に質問に答えてくれますので、登山などをする前に立ち寄るとより深く赤城山を楽しめることでしょう。

入口を入ってすぐの正面には、動植物や地質の面から、赤城山の自然の成り立ちや現在の様子を知ることができる展示室があり、森を再現した実物模型の展示では、土の中にいる生物や地表にいる生物など、赤城に生息している生物の様子が子供にもわかりやすく展示されています。

また、左奥にはレストハウスがあり、ソバなどの軽食を食べたり、おみやげを買うこともできるので、バスの時間を待っている間に利用するのもおすすめです。さらにビジターセンター横には、赤城山第三スキー場があり、このビジターセンターをレストハウス代わりに利用出来ます。

ただし赤城山第三スキー場には、リフトやスキーエスカレーターなどの動力施設はないため、自力で登って斜面を滑ることになります。ゲレンデには木などの障害物がほとんどないため、子供連れのファミリーがソリ遊びをするのに最適な穴場のスキー場かもしれません。

なお営業時間は朝9時から午後3時45分までで、アクセスはJR両毛線前橋駅で下車し、関越交通バス利用で70分ほどです。

関越自動車道赤城ICから約45分、JR両毛線前橋駅からも車で30分のところにある「SUBARUふれあいの森」は、荒山、鍋割山の山腹の広大な敷地に、キャンプ場、バーベキュー場、ローラー滑り台、釣り橋などが点在し、さまざまな体験ができる自然体験施設です。

敷地内にある「あかぎ木の家」では、木の遊具や森林林業に関する展示があるほか、県産材の板を使って木のおもちゃや雑貨などを作る木工工作体験、野鳥観察などができます。

1日最大100人が利用できるバーベキュー場では、場所代や道具の貸出量も無料で、好きな食材を持ち込んで、大自然の中で手軽にバーベキューが楽しめます。車で25分ほどのところにコンビニやスーパーもあるので、食材の買い出しにもおすすめです。

また夏休み限定でキャンプサイトには常設テントが設置され、手軽にキャンプを楽しむこともできます。営業期間は、宿泊施設は7月1日～9月30日、バーベキューサイトは4月1日～11月30日、あかぎ木の家は通年営業で、 営業時間は朝10時から午後3時までです。

赤城山の人気パワースポットといえば、関東平野北西縁に立つ赤城山を神体山として祀る「赤城神社」でしょう。

「赤城神社」は、山頂の大沼・小沼や、火口丘の地蔵岳、さらに赤城山そのものに対する山岳信仰に由来する神社で、関東地方を中心にしてある約300社の赤城神社の本社とされています。

参拝すると女性の願いが叶うと言われ、パワースポットとしても名高い「赤城神社」の由緒やご利益、見どころなどについてご紹介します。

赤城神社は、古来から赤城山の山頂にある大沼や小沼、火口の地蔵岳、そして赤城山そのものをご神体として祀り、人々の守護神として信仰されてきました。

赤城神社の設立年代は不詳とされていますが、806年（大同元年）に、山頂の小沼から見上げる地蔵岳（元は神庫岳）の中腹から大沼湖畔に移されたという記録が残っています。そこから、赤城神社のある周辺を大同と名付け「大同赤城神社」とも呼ばれています。