鹿児島でおすすめの美術館を紹介！カフェも併設で一日中楽しめちゃう

「薩摩伝承館」の外観は、平等院鳳凰堂をモチーフにされており、屋根には本瓦、組子や格子、床には本木を採用して本物にこだわった重厚な造りの美術館となっています。その厳かな佇まいは、美術品に見劣りしない豪華な建物となっています。

「薩摩伝承館」の展示は、「金襴の間」、「維新の間」、「薩摩の間」、「民窯の間」と分類されており、豪華絢爛な薩摩焼から、西郷隆盛などの郷土の品も展示されています。

また、「薩摩伝承館」には、鹿児島の美術品や工芸品、オリジナルグッズの販売を行うミュージアムショップ「Shop＆Cafe浮見堂」があり、薩摩切子や薩摩焼のティーカップなどが購入できる他、カフェとして珈琲や紅茶を飲むこともできます。

他にも、「リストランテ フェニーチェ」というレストランが館内にあり、本格的なイタリアンを頂くことができ人気です。レストランは、ウェディングの会場として利用することもできます。

「薩摩伝承館」は、鹿児島の薩摩時代の歴史や文化を伝える場として是非行きたいおすすめの美術館です。美術館の豪華な外観も人気ですが、貴重な薩摩焼の展示や館内の設備の充実も人気の理由となっています。

「薩摩伝承館」の開館時間は、8時30分～18時です。また、ミュージアムショップ「浮見堂」の開館時間も8時30分～18時です。休館日はありませんが、メンテナンスのための休業日があります。

美術館内のレストラン「リストランテ フェニーチェ」の営業時間は、ランチ11時30分～14時30分、ディナーが18時～21時です。定休日はありません。

「薩摩伝承館」の入場料は、大人1500円、大学生1200円、高校生600円、小中学生300円です。15名以上の団体の場合の入場料は10％の割引があります。

企画展示やイベント開催の際は別途料金が発生する場合があります。「薩摩伝承館」のお得な年間パスポートは1年間有効で、3000円となっています。

鹿児島にある注目すべきおすすめの美術館を2選ご紹介します。世界の巨匠の絵画が展示されている注目の美術館や、ホテルの敷地内に建てられている注目の美術館です。

「松下美術館」は、医療法人仁心会福山病院の敷地内にある美術館です。美術館の設立は昭和58年で、6棟の建物からなっています。初代館長の松下兼知氏が収集した約3000点の美術品を、各棟でジャンル分けして展示されています。

1号館1階には、鹿児島の郷土出身画家の作品、2階にはモネ・ルノアール・ピカソ・レンブラントなどの世界の巨匠の名画が多数展示してあります。2号館は企画展示、3号館はミイラを包んでいたマスクなどの珍しい出土品が見られる中近東資料の展示があります。

4号館は水墨画、5号館は能面、6号館は鹿児島の薩摩焼というジャンルに分けられています。また、6号館は、アマチュア作家の展示場としても開放されています。

「松下美術館」の開館時間は、10時～17時（最終入館は16時30分まで）、休館日は月曜日（祝日の場合はその翌日）、12月31日・1月1日です。

「松下美術館」の入場料は、一般500円、大・高校生300円、小中学生200円、幼児無料です。20名以上の団体の方、身体の不自由な方は、一般300円、大・高校生200円、小中学生100円です。

「岩崎美術館」は、リゾートホテル「指宿いわさきホテル」の敷地内に建っている美術館です。「岩崎美術館」は、創設者の岩崎與八郎のコレクションを展示していて、美術館と工芸館からなっています。

美術館には油彩画の展示が主で、フランス近代絵画や、メキシコ・ブラジルの現代絵画、また鹿児島の郷土出身作家などの作品を展示しています。