宮島・弥山への登山おすすめコースを紹介!ロープウェイや御朱印の情報も

宮島・弥山への登山おすすめコースを紹介!ロープウェイや御朱印の情報も

観光名所として有名な宮島・弥山は、登山をするのもおすすめです。登山には季節ごとにおすすめのコースやロープウェイ利用の登山コースもあり、弥山本堂で御朱印も頂けます。宮島・弥山のおすすめ登山コースからロープウェイの基本情報、本堂での御朱印情報までまとめました。

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記事の目次

  1. 1. 宮島の弥山ってどんなところ?
  2. 2.宮島・弥山のおすすめ登山コース①
  3. 3.宮島・弥山のおすすめ登山コース②
  4. 4.宮島・弥山のおすすめ登山コース③
  5. 5.宮島ロープウェイで弥山を登ろう
  6. 6.宮島・弥山の御朱印情報
  7. 7.宮島・弥山登山に挑戦して山頂からの景色を堪能しよう

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山そのものがご神体として崇められ、古代から信仰の対象とされていたため一万年以上も手つかずのままの自然が残っている弥山の原始林は、1929年(昭和4年)に天然記念物に指定され、1957年(昭和32年)には、特別保護地区になりました。

人々が暮らしている地域に近い場所に原始林があるため、原始林に茂る植物が植物学の調査研究に欠かせないものとして珍重されてきました。1964年(昭和39年)には宮島西部の室浜に、広島大学理学部付属自然植物園が作られ、今もなお毎日、観察や研究が続けられています。

Photo by r-lab

さらに1996年(平成8年)には、「弥山原始林」として世界遺産にも指定されています。弥山原始林には多種多様の植生が混在しているので日本の植生の縮図とも言われ、その標高の違う場所ごとに様々な植物が見られます。

特に照葉樹の葉が多く冬でも生い茂っているので、森にはシカなどの野生動物や野鳥、昆虫などがたくさん生息しているのです。

弥山の原始林はドイツの学者エングラー博士が、「できるものなら、一生ここに住んで、ここで死にたい。」と絶賛したほどの自然です。自然は一度壊れると、なかなか元には戻りません。貴重な弥山の自然を守るよう注意して登山したいものです。

距離と所要時間

大元神社から出発する「大元コース」は、前半は緩やかな傾斜の上り坂で、後半は傾斜が急に激しくなる全長約3.2kmのコースです。休憩も含めた登山の所要時間は、片道約2時間から2時間30分ほどです。主なポイントまでの所要時間の詳細は以下の通りです。

大元神社から石仏群までは12分ほどです。そこから13分ほど歩くと原始林石碑が見えてきます。さらに7分ほどで富士岩に到着します。そこからさらに30分ほど進むと水子地蔵です。

巨岩を見ながらさらに12分ほど登ると風吹き岩・大師堂に着きます。さらに10分坂道を登って弁財天石碑を過ぎ、続いて10分ほど歩くと岩屋大師です。そこから25分ほど登ると仁王門が見えてきます。

そこからは、鯨岩を通って山頂まで20分ちょっとです。なお宮島桟橋から大元神社までの所要時間は、徒歩で約30分ほどです。

弥山には史跡を始め歴史的文化財やたくさんの巨岩も点在しています。ご紹介してきたようなコースの他にも短時間の散策コースもありますので、時間や体力、自分の好みに合わせてコースを選んで登山することをおすすめします。

宮島ロープウェイで弥山を登ろう

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弥山登山をするならご紹介してきたような徒歩でのコースがおすすめですが、お子様連れや高齢者の方には、途中の経路に「宮島ロープウェイ」を利用して登るのもおすすめです。ここでは、「宮島ロープウェイ」を利用しての弥山登山コースをご紹介します。

終着の獅子岩駅から徒歩30分で山頂まで行ける

1959年に開通した宮島ロープウェイは正式には「宮島ロープウエイ」と記載されています。やや高台にある「紅葉谷駅」から「榧谷(かやたに)駅」までは循環式ロープウェイが運航し、6人乗りの搬器が頻繁に出発しています。

「榧谷駅」からロープウェイ終点の「獅子岩(ししいわ)駅」までは、2台の客車が山頂と山麓を交互に往復する交走式の30人乗りロープウェイに乗り換えます。ロープウェイの中から見える手つかずの弥山原始林は圧巻です。

Photo by silas216

獅子岩駅の駅舎内は、夏は冷房、冬には暖房が効いているのでお子様連れにも最適です。また、獅子岩駅にはジュースの自動販売機や、トイレ、コインロッカーもありますので、頂上を目指す前に利用できるのも便利です。

獅子岩駅からは、整備された遊歩道を30分ほど歩いて行けば弥山の山頂展望台に到着します。ロープウェイを降りてから一度下り、再度登る形になりますが、頂上からは美しい瀬戸内海の島々も一望できます。

営業時間と料金

宮島ロープウェイの営業時間は、3月から11月までの期間は朝9時から5時まで営業し、下りの最終は午後5時半です。12月から2月までの冬季の営業時間は、朝9時から午後4時半までで、下りの最終は夕方5時になります。

ロープウェイの利用料金は大人(中学生以上)は片道1010円、往復1840円で、小人(小学生以上)は片道510円、往復920円なので往復の方がお得です。なお1才以上6才未満の未就学児については、保護者1名につき1名まで無料で乗車でき、2名からは小人料金が必要になります。

宮島ロープウェイ「紅葉谷駅」までのアクセスは、宮島桟橋から歩いていくと約25分で、厳島神社からは約16分かかります。

なお、紅葉谷公園入口からはロープウェイ利用客用の無料の送迎バスも出ていますので大変便利です。無料送迎バスの運行時間は20分間隔で、乗車時間は約3分ほどで紅葉谷駅に到着です。

宮島ロープウェイでの弥山登山を大特集!所要時間や料金割引の情報も紹介のイメージ
宮島ロープウェイでの弥山登山を大特集!所要時間や料金割引の情報も紹介
宮島ロープウェイを使って、厳島神社の神域でありパワースポットの弥山に気軽に登ってみませんか?弥山の歴史や七不思議もご紹介します。宮島ロープウェイ乗り場までのアクセス方法や、お得な割引チケットの情報、登山をする際のポイントなども詳しく解説します。

宮島・弥山の御朱印情報

Photo by alberth2

最近では、若い人にも御朱印集めが人気ですが、宮島の霊山でもある弥山を登山するのなら、頂上へ行く途中にある日本有数のパワースポット「弥山本堂」を訪れてぜひ御朱印を頂きましょう。

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宮島・弥山登山に挑戦して山頂からの景色を堪能しよう

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