本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
また、沖端方面から逆方向への乗船や、短縮コースもあり、時間に合わせて川下りが出来るのも、柳川の「川下り」ならではの魅力です。船旅を楽しませてくれる船頭は、50人から60人います。20代から80代のベテランまで幅広くの方が活躍しています。船上でのガイドの仕方は人それぞれです。
1時間10分ある船旅は、様々な楽しみ方があります。川面に映る柳を眺めながら、耳をすますと川のせせらぎや虫の音が聞こえてきます。季節ごとに移り替わる景色は、初夏は花しょうぶ、秋はコスモスや紅葉が見られます。
また3月には、桃の花が咲き誇り、柳の緑と桃のピンクのコントラストはとても美しいです。思わず写真を撮りたくなるような風景が一面に広がっています。
船内は飲食自由となっており、お弁当や飲み物を持ち込むことが出来ます。船上でのお食事は格別な時間です。貸切船の場合は、事前に予約をしておくと船内にテーブルやバーベキューセットを用意してもらえるので、レジャー感覚でわいわいとにぎやかに楽しむことが出来ます。
掘割巡りの途中には、2ヶ所の水上の売店がありますので、そこでジュースやお酒、おつまみなどを購入することが出来ます。船頭に声をかけると止まってもらえます。とても運が良ければ、新郎新婦をのせて披露宴会場まで移動している「花嫁舟」に出会うことが出来ます。
「川下り」をしていると様々な歴史のある建物や場所を見ることが出来ます。柳並木の残る「鋤崎土居」は、柳川藩があった時代の外城の土塁跡です。「柳川城堀水門」は、城の防御用に造られたものです。
城内に入る唯一の水門で、万一の時はこの水門を閉めて、上流の堤防を切り崩し水を流すと、柳川城の周辺を残してその他は水浸しになる壮大な造りになっています。
柳川城周辺にある橋の中で一番古く狭い「弥兵衛門橋」は、慶長10年にかけられたと言われています。どんこ舟に乗り、この橋をくぐるのは、迫力満点です。
柳川には4か所の乗船場がある
そんな歴史的魅力もたくさんある柳川市内には、4ヶ所の乗船所があります。それぞれに違った魅力を持っていて、歴史を感じながら川下り体験をすることが出来ます。
それぞれの魅力やアクセス方法、営業時間、料金などについて説明していきます。歴史的魅力がたくさんある柳川で川下り体験をする際の参考にしてみてください。
柳川で川下り体験①「柳川観光開発株式会社」
まずご紹介する柳川で川下り体験することが出来る場所は「柳川観光開発株式会社」です。乗船場は、西鉄柳川駅から徒歩5分のところにあります。
川下り観光始まりの乗り場
昭和39年に創業しており、川下り体験の原点と言われています。現在、乗船場がある「松月文人館」は、明治中期に作られた建物で、歴史を感じることが出来ます。有名な北原白秋の詩集である「思ひ出」にも登場するゆかりの場所となっています。
松月乗船場へのアクセス
柳川観光開発株式会社の乗船場は「松月乗船場」と言います。アクセスも良く、西鉄柳川駅から歩いて約5分のところにあり、三柱神社の赤い欄干橋のたもとが乗船場となっています。