屋久島へのアクセス方法を紹介!飛行機と高速船とフェリーどれがお得?

屋久島へのアクセス方法を紹介!飛行機と高速船とフェリーどれがお得?

日本で最初に世界自然遺産に登録された屋久島は、壮大な自然に恵まれた魅力の多い離島です。本土から屋久島への主なアクセス方法は飛行機と高速船、フェリーがあります。今回はそれぞれのアクセスのメリットデメリットなどを紹介します。

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記事の目次

  1. 1.屋久島ってどんなところ?
  2. 2.屋久島への主なアクセス方法は?
  3. 3.屋久島へのアクセス方法①飛行機
  4. 4.屋久島へのアクセス方法②フェリー
  5. 5.屋久島へのアクセス方法③高速船
  6. 6.屋久島へのアクセス方法はフェリーがお得!

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谷山港は市街から離れたところにあるので、鹿児島空港での乗り継ぎを考えるとあまり便利ではありません。ただ料金は往復で大人7800円と、とても安いです。燃料油価格変動調整金は千円です。

谷山港への行き方は、鹿児島空港からだと鹿児島中央駅で乗り換えしていきます。空港連絡バスで40分ほどの乗車時間です。駅から鹿児島交通バス「谷山港」行きに乗り換えて終点まで乗っていきます。乗車時間は45分から50分ほどです。

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出港の1時間前に搭乗手続きを済ませる必要があるので、移動時間や待ち時間を含めるとかなりの時間を費やすことになります。ただ出発時は夕方なので、天候に恵まれた場合は夕暮れから夜へと表情が変わっていく様子を、港や海でゆっくり眺めることができるかもしれません。

フェリーはいびすかすは、旅客船というよりも、貨物船に人も乗せているというイメージで利用された方がいいです。船内は多少ガソリンのにおいがして揺れるので、船酔いが心配な方は酔い止めなどの準備を忘れないようにしてください。

ただし種子島経由で船中泊

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夕方に鹿児島を出たフェリーはいびすかすは、種子島で停泊します。そして翌朝7時に屋久島へ到着します。およそ11時間船に乗っていることになります。種子島へは7時間半ほど寄港しますが、種子島で降りることはできません。

往路の種子島泊は慣れない船中泊で疲れそうですが、屋久島へ着いたら朝から観光できますし、宿泊代が浮くことも考慮に入れればかなり安いプランです。

帰りは屋久島から8:10に出て鹿児島へ14:40に着きます。停泊はありませんが種子島に50分ほど寄港するので、およそ6時間半を船の上で過ごすことになります。昼の時間のほとんどを観光に使うことができないので、この点も考慮に入れる必要があります。

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フェリーはいびすかすには売店やお風呂がなく、カップラーメンやジュースなどの自動販売機があるだけです。そのため、船内で食べるものなどは予め買っておく必要があります。鹿児島の谷山港からは5分ほど歩くとコンビニなどがあるので、そこで買うこともできます。

またベッドではなく毛布や枕を借りての雑魚寝スタイルです。男女兼用の部屋と女性専用の部屋があります。非日常を味わうのが旅行なので、日常とかけ離れた経験をしたい方には、雑魚寝スタイルは旅の気分を盛り上げ、貴重な経験になること間違いありません。

種子島停泊中は波による揺れも少ないので、揺れが気になって寝られないということはありません。

人気の行き方は「フェリー屋久島2」

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屋久島へのフェリーでのアクセスで人気なのは「フェリー屋久島2」で、こちらも1日1便、屋久島まで運行しています。往路は8:30に鹿児島の南埠頭を出て、12:30に屋久島の宮之浦へ着きます。復路は13:30に屋久島を出て、17:40に鹿児島へ着くスケジュールです。

料金は通常期の二等料金で往復大人9500円ですが、朝8:30の出発なので深夜バスなどを利用しない限りは、鹿児島での宿泊が必要となります。帰りも夕方に到着なので、空港や駅までの移動を考えると間に合わない場合も多く、注意が必要です。

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屋久島への安い行き方としてフェリーを選択する人は、一泊分の費用も予算に入れて検討してみてください。鹿児島へ初めて行かれるという人には、鹿児島と屋久島の両方を観光する旅として考えれば、かなり安くなります。

フェリー屋久島2の出港場である鹿児島本港からは、桜島へのフェリーも出ているので、前日の鹿児島への到着時間によっては桜島への観光もできるかもしれません。桜島へのフェリーは頻繁に出ていて、15分から20分ほどで到着します。

選択肢は少ないですが、特にこだわりがなければ港付近で宿泊すると便利です。鹿児島空港から鹿児島本港までは空港連絡バスが出ていて1時間ほどです。

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鹿児島中央駅付近だと格安ホテルも多いですし、駅周辺でご当地グルメも楽しめるのでおすすめです。中央駅からはタクシーで15分、もしくは鹿児島交通バスで鹿児島本港の高速船ターミナルバス停まで行って、南埠頭まで歩いていく行き方があります。

フェリー屋久島2は船内にウミガメルームがあったり、うどんやそばが食べられるコーナーや展望室など、旅の気分を盛り上げるスペースが多く、快適な船旅を楽しむことができます。

また個室を予約することもでき、移動時間を利用して和室やベッドで横になることもできます。料金は通常料金に加えて1部屋3000円から7000円の追加料金が必要です。

フェリーならバイクや自転車を輸送できる

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屋久島で自分の愛車、バイク、自転車で旅をしたいという方にはフェリーでの行き方しかありません。車やバイクの搬送も安いので、どういった旅をしたいか具体的にイメージして計画してみてください。

フェリーはいびすかすだと125cc未満のバイクで片道2150円で自転車は1200円です。それぞれ燃料油価格変動調整金が200円となっています。車は大きさにより変動し、3m未満で往復割引24500円、燃料油価格変動調整金は1800円です。滞在日数によってはレンタカーの方が経済的です。

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