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久住山登山のポピュラーなコースは標高差も500mなく初心者でも歩きやすいコースだと言えます。牧ノ戸から最初の30分ほどは沓掛山への急坂になるコンクリート舗装や階段があるのでゆっくり登ることをおすすめします。
九重連山の山頂はどこも展望に優れ大パノラマビューが期待できます。特に久住山は南側の展望が優れていて、眼下に久住高原、遠くに阿蘇山や祖母山系の山々が望めます。
この広大な景色と山頂の心地よい風がここまで登ってくる時の辛さを一気に吹き飛ばしてくれそうです。久住山はそんな魅力がたっぷりある山なのです。
最も一般的なルート「牧ノ戸-久住山-牧ノ戸」
久住山にある登山口の中で初心者におすすめなのは久住山北西側中腹の牧ノ戸峠登山口からはじまる牧ノ戸ルートです。
牧ノ戸峠から久住山にかけての登山ルートは人気があり登山道が幅広く、急な斜面も少なくて登山初心者には安心して登山がおすすめできます。
標高1330mの牧ノ戸峠には駐車場も完備されていて、久住山の山頂までは約450mの高低差があります。しかし歩き始めて沓掛山までは舗装された道で歩きやすいのも初心者にはおすすめです。
沓掛山からは久住山の山頂や阿蘇五岳が見える人気の高いスポットのひとつで、疲れた時は一息入れて景色も楽しむこともできます。
初心者だけでなくファミリーハイキングにもおすすめのルートになっています。沓掛山からはミヤマキリシマ・オオカメノキ・ショウジョウバカマ・スミレ・シャクナゲなどの樹林や草木も楽しめます。
沓掛山まではゆるやかな登り坂で途中の第二展望所からは岩交じりの尾根を進むことになり、いよいよ登山の雰囲気が味わえます。この岩場を抜ければ沓掛山の山頂になります。
中岳山頂へ向かう途中、西千里の山小屋が現れてきます。その先、久住分かれから正面に主峰、久住山がそびえたち、さすが日本百名山を感じさせるたたずまいです。また火口壁も迫力ある様子が楽しめます。
久住山、最高峰の中岳に向かう途中に御池が見えてきます。火山帯から望む御池は大変美しくここに来たかいがあるなと感じるはずです。なお、御池は冬場は表面が凍結してしまいます。
九州の屋根でもある九重連山最高峰の中岳山頂からは九州本土すべての山々が見下ろせ、最高峰を制覇したことでその思いはひとしおでしょう。
牧ノ戸登山口〜久住山頂コースは距離は往復8.8kmと長めですが、序盤の急勾配をクリアすればあとはなだらかな尾根を歩く気持ちのいいルートになっています。
牧ノ戸峠は遮るものがない尾根道で、霧に覆われると見通しがかなり悪くなる傾向にありますので、天候が悪い時は無理に進まない、あるいは避ける方が無難です。
牧ノ戸峠登山口は大人気のため駐車場がほぼいっぱいの状態が続くこともあります。こちらの売店で足りない飲み水など調達し、トイレも済ませてから登山を開始しましょう。
所要時間は6時間ほど
初心者にはこのルートが最もオーソドックスなルートで標高差が500mもなくて歩きやすいコースと言えます。沓掛山を越えると扇が鼻、肥前ケ城、阿蘇五岳、三俣山、星生山を眺めながら歩くと西千里ヶ浜に、久住分かれの避難小屋を過ぎて急な登りになります。
久住分かれから硫黄山を後ろに見ながら、やや傾斜がきつくゴロゴロと岩が転がる地帯で天狗ガ城、中岳を望みながら空池を通り稜線に出ます。そこから久住山山頂はすぐです。距離にして約8kmで所要時間約6時間程度かかるルートになります。
もし疲れているようなら途中の沓掛山で折り返すのも選択肢の一つです。初心者の方は無理のない歩き方をしましょう。
久住山登山で紅葉が楽しめるルートはこちら
秋の久住山の紅葉はおすすめです。草原の植物がいっせいに咲き始め、秋の訪れを教えてくれます。10月中旬、山頂付近から順に紅葉が始まり、11月に入る頃には見事なほどに紅に染まりススキの穂が風に揺れ季節に移っていきます。