おすすめの宿「道後やや」を大特集！話題のみかんジュース蛇口や人気の朝食も

道後温泉街の要であり、夏目漱石の小説「坊ちゃん」に描写された温泉が、この道後温泉本館です。2019年11月現在は、坊ちゃんに登場した霊の湯（たまのゆ）などの施設が保存修理工事のために利用出来なくなっています。

2019年現在入浴できるのは神の湯のみで、石造りの浴室に砥部焼の淘版画、湯釜と呼ばれる大きな円柱形の湯口と、道後温泉の独特の雰囲気を味わえます。こちらは小人（2～11歳）が160円、大人（12歳以上）が420円、利用時間は1時間以内となっています。

道後温泉本館の湯は、源泉掛け流しで、無加温・無加水です。源泉の恵みに浸って旅の思い出を語り合ったり、日頃の疲れを洗い流してはいかがでしょうか。

道後温泉本館には、又新殿（ゆうしんでん）という、日本で唯一の皇族専用浴室があります。又新殿は1899年、当時は湯量が少なく公共浴場しかなかった道後温泉で、天皇家の方々が入浴出来るようにと建築されました。実際に昭和天皇が行幸され入浴なさったことがあります。

隅々までが非常に手の込んだ豪華な造りになっていて、見学料210円で解説付きで見学できます。残念ながら、こちらも、保存工事中のため閉鎖されています。

駅前からは道後商店街を抜けた先にあり、駅から道後ややへ向かう際にも目にする公衆温泉です。道後温泉本館の姉妹湯で、椿の湯の隣には道後温泉別館 飛鳥乃湯泉があります。

椿の湯は、道後温泉本館と同じく無加温・無加水の源泉掛け流しです。浴室には花崗岩が使われており、本館と同様大きな円柱径の湯釜が道後温泉特有の雰囲気を作り出しています。

利用料金は小人（2～11歳）150円、大人（12歳以上）450円で、利用時間は1時間以内です。営業時間は6:00～23:00（札止22:30）です。

まずは道後ややの予約方法についてご説明します。道後ややの公式HPには、専用の予約フォームがあります。大変分かりやすい作りになっていて、各種割引サービスや特典がついたプランも、こちらから選べます。

宿泊人数や宿泊日などを入力するだけで利用できるプランが表示されます。同じページにはフォトギャラリーもあるので、泊まるお部屋や宿の外観、朝食などがイメージしやすくなっています。そのほか、電話での予約問い合わせも受け付けています。

続いて、道後ややへのアクセスについてご説明します。道後ややは、道後温泉本館を中心とした道後温泉街の一角にあります。車・バスを問わず、まずは道後温泉駅を目指しましょう。

電車・バスを利用する場合、松山空港・松山観光港からは｢道後温泉駅前行き｣空港リムジンバスが、松山市駅・JR松山駅からは｢道後温泉行き｣市内電車･坊っちやん列車が、それぞれ道後温泉駅まで出ています。駅前からは道後商店街を椿の湯方面へ歩き、椿の湯脇の小道から向かいます。

車で向かう場合は、道後温泉近くにある道後温泉本館の横を走る白鷺坂を上り、道後館というお宿を左折、直進すれば道後ややの案内看板が見えます。道が細く少し入り組んでいるので、事前に地図をしっかり確認することをおすすめします。

愛媛ならではの観光を楽しむのであれば、人気の宿、道後ややに宿泊することをおすすめします。みかんジュースの出てくる蛇口に、道後温泉街を浴衣で温泉巡り、美味しい朝食におもてなしデスクのお楽しみと、リーズナブルなお値段からは考えられない感動がたくさん詰まっています。