五島列島・福江島でおすすめ観光スポット特集！人気のホテルやグルメまでご紹介

長崎空港から、福江空港までは空路で30分で到着する事ができます。通常は、長崎空港や福岡空港以外では、飛行機の乗り継ぎが必要となりますが、夏の時期には関西国際空港からの直行便も出ています。関西国際空港からの空路は、観光客の方が多く利用する便となっています。

福江島は、五島列島の中でも最大の面積であり、国内11番目の面積の広さを誇っています。福江島は広い島ではありますが、寄り道をしながらでも車やバイクにて、1日で島中を回ることのできる広さとなっています。

五島列島の一部である福江島には、たくさんの観光スポットや絶品グルメを味わう事のできるお店が多く建ち並んでいます。歴史を感じる事のできる建築物の数々や、息を飲むほどの絶景スポットもあります。福江島にて外す事のできない定番の人気観光スポットを紹介していきます。

「水ノ浦教会」は、丘の上に建つ白い壁が美しい教会です。福江島の北側にある福江湾を眺める事のできる位置に建っており、明治13年に建てられた教会です。設計されたのは、長崎県を中心にカトリック堂教会を多く建築している、有名な建築家である鉄川与助さんです。

木造の教会としては、国内最大級の大きさを誇っている水ノ浦教会ですが、外装も白く、内装も白い美しい世界が広がっています。入り口の両サイドには、3つのステンドグラスが並んでおり、外観を眺めているだけで癒される観光スポットとなっています。

1日に3回、水ノ浦教会の前に立っている「アンゼラスの鐘」が響き渡り、幻想的な世界へ導いてくれます。運が良ければ、水ノ浦教会のシスターが鐘を鳴らしている所も見る事ができます。

水ノ浦教会は、9時～16時まで拝観可能となっています。また、ミサが行われていたり、冠婚葬祭が行われている際には、拝観ができない場合もあります。

鉄川与助さんの集大成と言われている水ノ浦教会は、特に人気の高い観光スポットとなっています。観光客が多く訪れるスポットではありますが、教会を観光する際にはマナーを守って静かに観光するようにしましょう。是非、水ノ浦教会に足を運んでみて下さい。

「堂崎天主堂」は、福江島にある13の内の教会の1つであり、長いキリシタンの歴史があります。五島キリシタンの歴史にとってなくてはならない存在である堂崎天主堂は、奥浦湾沿いを車やバイクで走っていると見えてくる教会です。堂崎天主堂も、福江島にて人気の高い観光スポットです。

現在の堂崎天主堂は、明治41年に建てられたものです。水ノ浦教会の建築も手がけた鉄川与助さんも堂崎天主堂の設計に携わっています。赤レンガが基調となる洋風の教会は、五島列島にて初めてであり、堂崎天主堂はその後の五島列島内の教会の手本となっています。

現在も月に1回ほどミサが行われており、昭和52年からは「堂崎天主堂キリシタン資料館」として内部にて五島キリシタンの資料を展示しています。

堂崎天主堂は、周りに石碑や像が建てられており、内部だけではなく周りをゆっくりと散策するのもおすすめです。ステンドグラスも堂崎天主堂が建てられた当時のものがそのまま残っており、五島キリシタンの歴史を感じさせる風情のある教会です。

教会の周りなどは無料で見学する事が可能ですが、堂崎天主堂キリシタン資料館は、入館料を支払ってから内部を見て回る事ができます。水ノ浦教会同様、マナーを守って静かに拝観しましょう。是非、五島キリシタンの歴史を目で見る事のできる堂崎天主堂に足を運んでみて下さい。