人気の上田城とその周辺を観光しよう!真田ゆかりの地の見どころは?

人気の上田城とその周辺を観光しよう!真田ゆかりの地の見どころは?

見どころ満載の信州を観光するなら、真田ゆかりの上田城は外せません。上田城を築城した真田氏や、有名な真田幸村、真田丸についてご紹介します。また上田城周辺の神社や寺の中から眞田神社や安楽寺、真田丸で有名なゆかりの神社など観光名所についてもまとめてみました。

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    記事の目次

    1. 1.信州観光に上田城は外せない!
    2. 2.上田城ってどんなお城?
    3. 3.上田城の見どころは?
    4. 4.上田城のおすすめイベント
    5. 5.上田城周辺の観光スポット
    6. 6.歴史ロマンたっぷりの上田城に行ってみよう!

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    Photo by Danny Choo

    本丸跡に鎮座している「眞田神社」は、もとは松平家のご先祖をお祀りしている神社でしたが、その後上田城の歴代の城主であった真田氏、仙石氏、松平氏を御祭神としています。

    「難攻不落の城」といわれた上田城ならではの「不落城合格守」は受験生に人気で、受験シーズンには多くの受験生が訪れます。神社の境内には真田幸村が身につけたと言われる朱塗りの大兜があり、一見の価値があります。

    Photo by chiaki0808

    また、御朱印は豪華な見開きで、季節ごとに背景の図柄が異なり、春には桜の図柄に真田氏、秋には紅葉に大兜が描かれているものや、馬上に真田幸村の図柄もあり人気となっています。

    境内にある資料館を訪れると、当時の武具や手紙などが展示され、武将のサインも拝むことができ、武将ファンはくぎ付けになること間違いなしでしょう。

    「上田市立博物館」

    Photo by Nullumayulife

    上田城跡内にある「上田市立博物館」は、昭和4年に上田城に唯一残っていた櫓に「徴古館」として開館し、上田藩に関する資料などが展示されていました。昭和28年に北櫓、南櫓の2基が移築された際に、「上田市立博物館」として登録され、昭和40年に現在の本館が落成されて開館しました。

    本館には、上田地方の歴史や民族、自然に関する資料が収められ展示されています。特徴的なものとしては、歴代の上田城主が身につけた甲冑や弓矢、刀剣、陣羽織のほか織田信長の所用革胴服、信濃の国絵図などがあります。

    Photo byskefalacca

    2019年10月~12月まで開館90周年記念特別展「武士の魂~上田ゆかりの武具と刀剣」として、これらの重要文化財や県宝、市指定文化財などを含む貴重資料や名品などが展示されていますので、この機会に訪れるのも良いでしょう。

    また、別館には真田氏に関する資料がまとめられ、VRシアターもあります。大河ドラマ「真田丸」で観光客が増えた上田城には、2017年に「信州上田真田丸 大河ドラマ館」が開館されていましたが、現在は閉館しているためこのVRシアターを見るのもおすすめです。

    住所 長野県上田市二の丸3-3 上田城跡内
    電話番号 0268-22-1274

    「上田城下町・北国街道柳町」

    Photo by tokyofoodcast

    真田氏による上田城築城と、それに伴って形成された城下町「北国街道(ほっこくかいどう)柳町」は、江戸時代には中山道と日本海を結ぶ北国街道の宿場町でした。明治時代には養蚕が盛んだったこともあり、25軒もの呉服問屋が並んでいたといわれています。

    そのような歴史街道である柳町の通りには、今も当時の面影が残る酒蔵や老舗の味噌蔵があり、白い土塀に格子戸といった家並みも残る風情ある通りです。 

    現在は、酒屋や味噌屋のほかに信州そばや天然酵母パン、林檎を使ったスイーツなどのグルメも揃い、散策のみならず、ちょっとした買い物もできる観光スポットとなっています。上田城から徒歩10分ほどなので、「柳町散策地図」を手に入れて、江戸時代の街並みを散策するのもいいでしょう。

    「生島足島神社」

    Photo by Kuruman

    上田電鉄別所線下之郷駅から徒歩5分のところにある「生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)」は、NHK大河ドラマ「真田丸」で有名になった戦国武将、真田幸村にゆかりのある神社です。

    「真田丸」は1614年の大坂冬の陣で真田幸村が大坂城平野口の南に構築した出丸(出城)ですが、真田家が拠地とした上田地方は多くの戦国武将の歴史的要地であり、生島足島神社も当時、武田信玄をはじめ、真田幸村の父の昌幸や兄の信幸の尊崇が特に篤い神社でした。

    境内には、拝殿、神橋、歌舞伎舞台などがあり、1868年(明治元年)に建てられた歌舞伎舞台は村歌舞伎舞台の中で最大の規模を誇るといわれています。その後校舎や集会所としても利用されたようですが、江戸期の典型的な能歌舞伎舞台として現存し、長野県宝にも指定されています。

    Photo by Kentaro Ohno

    山間の緑の中に映える朱色の大鳥居、御門、御神橋、御本社から摂社、末社などのご神殿が、美しく清々しい神社として知られ、見どころが満載です。ご神体は大地そのものであるため生島足島神社本殿は池の中に鎮座し、石橋を渡って参拝するのも風情があります。

    他にも、武田家滅亡後に真田家が上田領主となった歴史や、真田丸で有名な真田幸村だけでなく、兄の信幸の業績などがわかる真田昌幸朱印状などの資料も収められ、その写しが歌舞伎舞台内に展示されています。上田城から少し足を延ばしても訪れたいおすすめの神社です。

    住所 長野県上田市下之郷中池西701
    電話番号 0268-38-2755

    「安楽寺」

    Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

    別所温泉奥にある「安楽寺」は、長野県で最古の禅寺と言われ、大覚禅師語録(建長寺開山蘭渓道隆の遺著)によると鎌倉時代中期にはかなりの規模を持っていました。神奈川県の建長寺などに並ぶ曹洞宗寺院の1つで、ご本尊は釈迦尼仏です。

    境内の入り口の黒門は1792年(寛政4年)に建てられ、「崇福山」と安楽寺の山号が記されています。見どころは境内を上っていくと見えてくる珍しい八角三重塔で、1952年に国宝に指定されました。

    この八角三重塔の周囲には一般の墓もありますが、裏側を少し登ると、塔の美しい姿を上から眺めることができます。また檜や槇などの巨木が参道にそびえ、静寂な雰囲気を醸し出しています。信州上田市にある寺院の中でも、ぜひ訪れたいおすすめの寺院の1つです。

    住所 長野県上田市別所温泉2361
    電話番号 0268-38-2062

    歴史ロマンたっぷりの上田城に行ってみよう!

    Photo by 極地狐

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