【ヘルシオ】で簡単にできる焼き芋の作り方！ホクホクでねっとりなレシピも

甘くておいしい焼き芋は、軽食や食後のデザート、子どものおやつにもぴったりです。さつまいもには食物繊維が含まれており、腸内環境を整える効果が期待できます。

また、抗酸化作用をもつ「ビタミンC」や「ビタミンE」、エネルギーの代謝に必要な「ビタミンB6」なども含まれています。さつまいもは、美容や健康にも役立つことが期待できる料理です。

「ヘルシオ」があれば、オーブン機能でさつまいもを焼くだけで、おいしい焼き芋を簡単に作ることができます。そこでこの記事では、ヘルシオで作る焼き芋がおいしい理由や、ヘルシオを使った簡単な焼き芋のレシピなどをご紹介します。

ヘルシオは、家電メーカーのシャープ（SHARP）から発売されている家庭用オーブンレンジです。ヘルシオは「ウォーターオーブン」という名前がついており、過熱水蒸気オーブンと呼ばれる商品とは加熱方法が異なります。

ヘルシオは独自の高気密構造でハイパワーエンジンを搭載しており、加熱水蒸気を庫内に満たすことが可能です。一般的な過熱水蒸気オーブンがレンジ加熱やヒーター過熱を組み合わせて調理するのに対し、ヘルシオはたっぷりの水蒸気で調理するという特徴があります。

また、ヘルシオは温度と蒸気量を自在にコントロールしてくれるので、蒸し物から焼き物までさまざまなメニューを楽しむことができます。調理の過程で余分な脂や塩分を落としてくれるため、おいしくヘルシーな料理を作れるのも嬉しいポイントです。

ヘルシオでの調理のポイントは、「水で焼く」という点です。水を加熱してできた水蒸気をさらに加熱し、100℃以上の高温状態にしたものが過熱水蒸気です。この過熱水蒸気は、熱を効率よく伝え、焼く能力が高いことから、業務用厨房機器などにも使用されています。

ヘルシオは、このメカニズムを利用して調理をしています。300℃までの高温の過熱水蒸気をヘルシオの庫内に満たすことで、低酸素調理が可能になります。これにより、食材がもつ栄養素を守ることができます。

また、熱風やヒーターを使った調理では、調理中に食材の水分が奪われていきますが、ヘルシオは十分な過熱水蒸気で調理するので、素材本来の旨みや甘みを引き出すことが可能です。水蒸気の力で食材の中心までしっかり火を通し、食材に適度な水分を保つことができます。

このように、ヘルシオは水を使って焼くことで、水分を保ちながらさつまいもの甘さを引き出します。そのため、ヘルシオならおいしい焼き芋を作ることができます。

ヘルシオには自動調理機能があり、メニューを選ぶだけで調理が可能です。そのため、焼き芋も手軽に作ることができます。ここでは、ヘルシオで作る簡単な焼き芋のレシピをご紹介します。

まず、さつまいもを洗って水気を拭いておきます。加熱したときにさつまいもが破裂することを防ぐため、数か所フォークを刺して穴を開けておくか、皮を少し剥いておくと良いでしょう。また、ヘルシオのウォータータンクに水を入れておきます。

下準備が終わったら、天板にさつまいもを並べます。あらかじめ天板にクッキングシートを敷いておけば、さつまいもの蜜で天板が汚れないため、後片付けが楽になるでしょう。

クッキングシートによって耐熱温度が異なるため、使用する際はパッケージをよく確認することをおすすめします。また、クッキングシートが庫内に当たると焦げる可能性があるため、庫内に当たらないよう注意しましょう。

天板をヘルシオの下段に入れたら、自動調理メニューで焼き芋を選択し、調理をスタートします。あとは焼き上がりを待つだけです。

ヘルシオの自動調理機能を使えば、焼き時間や温度もヘルシオが設定してくれるので便利です。もし、手動で設定する場合は、ウォーターオーブンを使って調理をするのがおすすめです。

さつまいもは、低温でじっくり火を通すことでおいしくなります。さつまいもの大きさによって加熱時間は前後しますが、160〜200℃の温度に設定したウォーターオーブンで60〜90分ほど加熱すると、さつまいもの甘味がより引き出されたおいしい焼き芋を作ることができます。

また、焼き上がったあとはすぐにオーブンから取り出さず、30分ほど庫内に置いておくこともポイントです。そうすることで、余熱でさらに甘みが増していきます。時間に余裕があれば、時間を置いてみることをおすすめします。

さつまいもには、現在栽培されているものだけでも約60種類あるとされています。その中でもねっとりしているものやホクホクしているものなど、種類によって食感も変わります。ここでは、ねっとり系とホクホク系のさつまいもの種類をそれぞれご紹介します。

ねっとり系のさつまいもには、「紅はるか」や「安納芋」、「シルクスイート」などがあります。これらのさつまいもは水分が多く、加熱すると蜜がたっぷりのねっとりとした食感になります。スイーツのような濃厚な甘さが特徴です。

ホクホク系のさつまいもには、「鳴門金時」や「紅あずま」、「宮崎紅」などがあります。栗のようにホロリとした食感が特徴で、昔ながらの焼き芋らしさを味わえます。しっかりとした甘みもあり、焼き芋にもぴったりです。

ヘルシオを使えば、焼き芋を手軽に作ることができます。自動調理機能なら手間もほとんどかからず便利です。焼き芋を作るときは、蜜がたっぷりのねっとり系や昔ながらのホクホク系など、食べる人の好みに合わせたさつまいもを選ぶと良いでしょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や価格が異なることがあります。