家で簡単にできる【渋柿】のおいしい食べ方!基本の渋抜きも紹介

家で簡単にできる【渋柿】のおいしい食べ方!基本の渋抜きも紹介

そのままでは渋みがあるため食べ方が難しいと思われる「渋柿」も、渋抜きをすればおいしく食べられます。本記事では渋柿と甘柿の違いや、渋柿の簡単な渋抜き方法、渋柿のおすすめの食べ方やアレンジレシピなど、家で簡単にできる渋柿のおいしい食べ方をご紹介します。

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    記事の目次

    1. 1.渋柿と甘柿の違い
    2. 2.渋柿の食べ方1:渋抜き方法
    3. 3.渋柿の食べ方2:簡単アレンジレシピ
    4. 4.渋柿の食べ方を知っておこう!

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    渋柿と甘柿の違い

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    日本では古くから食べられ、北海道以外の地域で広く栽培されている「柿」は、ビタミン類や食物繊維を多く含む果物として知られ、近年は東アジアやヨーロッパでも栽培され地域によってさまざまな食べ方で親しまれています。

    日本では10月~11月頃に旬を迎えますが、ハウス栽培や冷蔵技術の進歩により、8月から1月頃までさまざまな食べ方で楽しめるようになりました。

    代表的な柿の品種といえば「次郎柿」や「富有柿」「西村早生柿」など20種類以上ありますが「柿」の種類は大きく分けると「甘柿」と「渋柿」の2種類に分けられます。

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    渋柿と甘柿との違いは、熟した時に柿の渋みのもとになる「タンニン」が残っているかどうかで分けられていますが、柿に含まれている「タンニン」は水溶性のため、口の中で溶けると渋みを感じるのです。

    「甘柿」に分けられる種類の柿も、実は若いうちは渋みが感じられるのですが、果実が熟して収穫する時期には「水溶性タンニン」が「不溶性タンニン」に変化するため渋みを感じなくなります。

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    一方「渋柿」に分けられる柿は、若い果実の時はもちろん、熟してからも「水溶性タンニン」のままのため渋みが残ります。また渋柿の中にも糖度が高く甘味が感じられるものもありますが、普通の食べ方では甘味よりも渋みを強く感じるのが特徴です。

    しかし、そのままでは食べ方が難しいと思われる渋柿も、食べ方によっては簡単においしく食べられます。本記事では家で簡単にできる渋抜きの方法や渋柿のおいしい食べ方、渋柿のアレンジレシピなどをご紹介します。

    渋柿の食べ方1:渋抜き方法

    Photo by coniferconifer

    渋柿の食べ方は、甘柿のように皮をむいてそのまま味わう食べ方では渋みが強くおすすめできません。渋柿の食べ方として一般的に知られる食べ方には、干し柿にする食べ方がありますが、家で干し柿を作るのには少し時間がかかります。

    そこで、おすすめの渋柿の食べ方は、渋抜きをして渋柿を甘くして味わう食べ方です。簡単な渋抜き方法もありますので、ここでは、渋柿のおいしい食べ方に必要な基本の渋抜き方法をご紹介します。

    アルコール法

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    渋柿のおいしい食べ方で昔から一般的に行われている簡単な渋抜き方法の1つめとして、渋柿をアルコールに浸けて渋みをとる「アルコール法」をご紹介します。

    渋柿をアルコールで渋抜きする食べ方に必要な材料は、渋柿10個と、焼酎20CCです。収穫したらすぐに渋抜きをします。スーパーなどで購入する際は、新鮮なものを選びましょう。

    焼酎をボウルなどに入れ、そこに渋柿のヘタの部分を1つずつ浸し、やや厚めのジップ袋などに並べて入れます。すべての渋柿をジップ袋に入れたらしっかり空気を抜いて密閉し、ヘタの部分を下にして、発泡スチロールなどの箱に静かに入れます。

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    そのまま日の当たらない冷暗所などに1週間~10日ほど置けば、渋柿の渋抜きが完成です。1つ食べてみて渋みが残っているようなら、様子を見ながらさらに2~3日置いておくとよいでしょう。

    焼酎の代わりに、ホワイトリカーやブランデーなどのアルコール類でも代用できますが、35度以上のアルコール度数のものを使うのがおすすめです。

    なお、傷みのある渋柿は置いておくあいだに腐ってしまうこともあるので、新鮮できれいな渋柿を使いましょう。

    冷凍法

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    渋柿のおいしい食べ方に必要な渋抜き方法の2つめには、渋柿を冷凍することによって簡単に渋抜きでき、また保存にも便利な「冷凍法」をご紹介します。

    渋柿を冷凍法で渋抜きするのに必要な材料は、渋柿適量、これだけです。冷凍庫が大きければ、収穫したての渋柿を全て冷凍しておけば色々な食べ方で楽しめておすすめです。

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    渋柿を冷凍する前に、きれいに水洗いをしてヘタを取って皮をむきます。1個ずつ、ラップでぴっちりとくるみバットなどにヘタがあった方を下にして並べます。上からアルミホイルをかぶせて、そのまま冷凍庫で冷凍するだけです。

    アルミホイルをかぶせることで急速冷凍でき、2~3日冷凍すると渋抜きができます。食べる時には、冷蔵庫に移し、1日かけて解凍すればそのまま食べられます。

    また、皮をむいたあと、食べやすい大きさに切ってラップで包んで冷凍すれば、解凍したら、切らずにそのまま食べられて便利です。

    渋柿の食べ方2:簡単アレンジレシピ

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    渋柿のおすすめの食べ方としては、前述にご紹介したように渋抜きをしてそのまま味わう食べ方が一般的ですが、ここでは渋柿の簡単なアレンジレシピをご紹介します。

    渋柿ジャム

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    渋柿をアレンジした食べ方としては、「渋柿ジャム」を作ってパンやパンケーキなどにつける食べ方もおすすめです。           

    「渋柿ジャム」のレシピに必要な材料は、渋柿3個、焼酎60CC、はちみつ100g、レモン汁大さじ3杯です。

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    渋柿はきれいに洗ってヘタをとり、皮もむきます。種を取り除いて一口大に切り、鍋にいれます。上から焼酎を注いでかき混ぜます。そのまま1時間くらい置き、はちみつを加えて混ぜ合わせ、さらに30分ほど置きます。

    柿の水分が出てきたら鍋を弱火にかけ、30~40分ほど煮て、レモン汁を加えてさらに2~3分煮て火を止めます。蓋をして1時間くらい余熱で火を通せば「渋柿ジャム」の完成です。粗熱が取れたら煮沸消毒した瓶に入れて、冷蔵庫で冷やしておきましょう。

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    「西条柿」という島根の渋柿をご存知ですか。渋柿なんて食べられない、と思われている方はぜひ一度この記事をご覧ください。渋柿でも甘いのが島根の「西條柿」の特徴です。今回は西条柿に焦点をあて、おすすめの食べ方やその歴史について詳しくお伝えしていきます。

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    そのままでは渋みがあるため食べ方が難しいと思われる「渋柿」の簡単な渋抜き方法、渋柿のおすすめの食べ方やアレンジレシピなど、家で簡単にできる渋柿のおいしい食べ方をご紹介しましした。渋柿が手に入ったら、本記事を参考にぜひおすすめの食べ方で楽しんでください。

    横山まりん
    ライター

    横山まりん

    ミュージカルと旅行とグルメが大好きな、専業主婦歴4年のオールドルーキーです。 最近は、新しい料理にも挑戦してレシピを増やすために、おいしものを食べに出かけています。 旅行では、今一番行ってみたいのはイエローナイフです。オーロラを一度見てみたいと思っています!

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