そのままよりおいしい【塩水うに】の食べ方！パスタにもおすすめってホント？

お寿司屋さんなどで見かける箱に入ったうにとは違い、塩水につけた状態で売られているものを「塩水うに」といいます。塩水うには海水と同程度の濃度の塩水に浸されています。

塩水うには牛乳瓶のようなガラス瓶に入ったものや、プラスチック容器に入ったものがほとんどです。箱に入った板うにとは違い、ミョウバンを使用しないので、うに本来の旨味を味わうことができます。

おいしい塩水うにの選び方は、浸かっている海水が濁っていないものを選びましょう。さらに、うにの粒がしっかりしているものを選ぶといいでしょう。

塩水うには賞味期限が短いため、一般的なスーパーなどではなかなか見かけませんが、通販やお取り寄せで購入することもできます。うにの甘みや旨味をたっぷりと味わうことができるので、好みの食べ方で存分に味わいましょう。

塩水うにの食べ方はとても簡単です。うにが塩水に浸かっている状態なので、ざるなどに移して水気を切るだけです。プラスチックケース入りのものは容器が二重になっていて、うにが入っているほうがざるのような容器になっているものがあります。

そのような場合は、ざるを持ち上げて水気を切ってから、元のようにセットして冷蔵庫で5分～10分程度置いてから食べましょう。水気が気になる場合には、キッチンペーパーに並べてラップをして冷蔵庫に入れるといいでしょう。

塩水に浸かっているので、洗うのかどうか迷うかとは思いますが、結論から言うと洗う必要はありません。塩水うには真水で洗うと形が崩れてしまいます。

場合によっては、塩水うにを洗うための塩水が付属していることもあるそうです。その場合には、うにが崩れないように、優しくゆすぐようにするといいでしょう。

塩水うにのおいしい食べ方はいろいろありますが、まずはそのまま食べてみましょう。うに本来の甘みや旨味を感じることができます。塩水に浸かっているので、程よい塩気があり、醤油などがなくてもおいしく食べられます。

塩水うにのそのままのおいしさをたっぷり味わえるおすすめの食べ方は、うに丼です。塩水を切ったうにをご飯に乗せてわさびと一緒に食べるだけです。口いっぱいにうにの旨味が広がる贅沢な食べ方ができます。

塩水うにはこのほかにも、刺身やローストビーフにトッピングする食べ方があります。豆腐やクリームチーズにのせる食べ方は、簡単に豪華なおつまみになるのでおすすめです。

塩水うには、炊き込みご飯や汁物など加熱する食べ方もできます。塩水うには、工夫次第でさまざまな食べ方ができ、手軽に豪華なうにレシピを楽しめます。

塩水うには賞味期限が短いので、贅沢に使ってパスタを作るのもおすすめです。塩水うには塩気があるので、特に味付けしなくてもおいしく作れます。

スパゲッティを表示時間通りに茹でて水気を切ります。フライパンに、生クリーム・牛乳・白ワインを入れ、とろみが出るまで加熱します。とろみが出てきたら塩水うにを加えて、軽くつぶすように混ぜてソースを作ります。

ソースが完成したら、スパゲッティを加えてよく絡ませてからお皿に盛り付け、塩水うにとブラックペッパーをトッピングして完成です。見栄えもよく、豪華な一皿なので、パーティーやおもてなしにもぴったりな食べ方です。

塩水うにのおいしさを余すことなく、丸ごと味わえる食べ方としておすすめなのが、うに汁です。塩水うにの塩水を鍋に入れ、水と昆布だしを加えるだけで簡単に作れます。

味が薄い場合には塩を足し、沸騰したら、うにとねぎを加えて完成です。磯の香りがおいしい、贅沢な食べ方ができます。お祝い事や、おもてなしにもぴったりの汁物です。

塩水うには、海水に近い塩水とうにだけで作られているので、うに本来のおいしさが存分に味わえます。食べ方は簡単で、そのままでもおいしく食べられますし、パスタなどに調理してもおいしいです。塩水うにのおいしい食べ方を見つけて、贅沢な味を楽しみましょう！