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山わさびとは?
辛味のある香味野菜・わさびは和食に欠かせない食材というイメージが強いですが、日本には辛みが特長の香味野菜なのに和食にも洋食にも使える品種もあります。それが山わさび・西洋わさびで、北海道では自宅で栽培している人もいるほど身近な食材です。
独特の辛味があるという点はどちらのわさび種にも共通しますが、生育場所に違いがあります。いわゆる「本わさび」と呼ばれる緑色のわさび種は清流でなければ生育しないため、水がきれいな渓谷・渓流であれば自生もしますが市場に流通する製品は基本的に栽培されています。
これに対して山わさび・西洋わさびは原産国が北欧・フィンランドで、日本国内では北海道が主な生産地です。また品種名からもわかる通り山わさび・西洋わさびは山に生息するわさび種で、北海道内では自生した山わさび・西洋わさびが簡単に採取できます。
しかも生命力の強いのも山わさび・西洋わさびの特長なので、使い残した山わさび根っこ部を庭に植えるだけで簡単に自家栽培が可能です。
アブラナ科に属するので葉は虫や昆虫による食害を受けやすいのですが、葉が食べられても枯れることがない強靭さがあるので定期的に収穫・選定をしないとあっという間に数が増えてしまいます。
それだけに栽培が難しいグリーンカラーのわさび種(本わさび種)は値段も高く入手も困難ですが、山わさびは1年を通して収穫でいる上に価格も安い(自家栽培可能)のでいろいろな食べ方が楽しめる点がおすすめです。
山わさびの皮ごと食べられるおすすめレシピ
北海道ではメジャーな山わさび・西洋わさびは、実はとても身近な調味料にも使われています。スーパーやコンビニなどで購入ができるチューブ型わさび製品の多くは、山わさび・西洋わさびを原料にしています。
もちろん「わさび=グリーンカラー」のイメージが強いですから着色されているのですが、辛味成分はほとんど変わりません。そんな山わさび・西洋わさびですが辛味の特長も意外なことに違いがあり、清流で栽培されるわさび種よりもすっきりとした辛味が特長です。
しかも色が白いので、いろいろな食べ方が楽しめるのも山わさび・西洋わさびも魅力といえます。海外では山わさび×ローストビーフの組み合わせは定番の食べ方ですし、山わさび×ステーキソースの食べ方も人気があります。
国内最大の産地・北海道では山わさび入りカップラーメンや山わさび味カップ焼きそばも定番の食べ方で、瓶詰め山わさびの常備率も高いです。
このように山わさび・西洋わさびは食べ方のバリエーションが豊富なのが魅力ですし、皮をむかない食べ方もできるのでアレンジを楽しむこともできます。
食べ方1:山わさびの醤油漬け
山わさび×醤油を組み合わせた食べ方も、おいしい食べ方として地元・北海道でも人気があります。基本は山わさび・西洋わさびをすりおろして使いますが、すりおろし×粗みじんを組み合わせると食感の違いを楽しむ食べ方ができます。
味付けも簡単で、醤油と醤油の3分の1程度の料理酒を混ぜたものを漬け汁にするだけです。密閉性の高い瓶容器に入れて冷蔵保存をしますが、空気に触れると香りが飛んでしまいますから蓋をする前にラップをかけるのがおいしい食べ方のポイントになります。
食べ方2:山わさび丼
すっきりとした山わさび・西洋わさびの辛さを楽しむなら、皮ごとすりおろして豪快に白ご飯にのせるどんぶりレシピがおすすめです。山わさび・西洋わさびは皮ごとすりおろすのが産地である北海道の定番ですし、皮つきで食べても問題ありません。
鰹節をトッピングに使うのが定番の食べ方ですが、白米→鰹節→すりおろし山わさびの順で盛り付けるのがおすすめの食べ方です。食べる直前に醤油をかけ豪快にかき混ぜれば、シンプルですが刺激的な辛味と鰹節の旨味が同時に口の中に入ってきます。
なおちょっと豪華な食べ方をしたい場合は、鰹節をローストビーフに切り替えたっぷりの山わさび・西洋わさびを盛り付けてみましょう。
ローストビーフ×山わさび・西洋わさびの組み合わせは定番ですし、肉が加わることでボリュームが増しますからがっつり系で楽しみたい時の食べ方としておすすめです。
山わさびの保存方法
北海道以外の地域ではなかなか生の山わさび・西洋わさびを手に入れることが難しいですが、最近はお取り寄せも可能なのでまとめて購入すればいつでもいろいろな食べ方で楽しめます。
漬け込みレシピやソースレシピにする食べ方だと丸ごと1本使い切ることは簡単ですが、薬味として使用する場合や大量購入した場合には保存方法がおいしさに影響します。
基本は冷蔵保存で、表面の汚れを水洗いで落としたら水気を取り除き、乾燥対策のためにキッチンペーパーに包んでから密閉用保存袋に入れればOKです。
なお山わさび・西洋わさびは皮ごとすりおろす食べ方ができるので、保存の際も皮をむかないようにします。冷凍の場合も表面の汚れを洗い落とすまでは一緒ですが、1本ずつラップに包んで保存するのがおいしい食べ方のポイントです。
冷凍山わさび・西洋わさびは解凍せずに調理ができますから、使い残ってもすぐにラップで包んで冷凍保存をすれば風味や香りも保持できますし食べ方を変える必要もありません。
山わさびのおいしい食べ方を試そう!
色が白く独特な辛味が魅力に挙げられる山わさび・西洋わさびは醤油×山わさびの和食レシピが定番ですが、色が白いのでステーキソースやパスタなど洋食レシピにする食べ方もおすすめです。
冷凍保存すれば長期間保存が可能ですし解凍せずそのまますりおろしも可能ですから、常備しておけばいつでも好きな時に使えます。