【食用菊(もってのほか)】を使ったおいしい食べ方!生でも絶品のレシピも

【食用菊(もってのほか)】を使ったおいしい食べ方!生でも絶品のレシピも

刺身のつまに添えられていることが多い食用菊ですが、食用菊の中でも花そのものが食材となる食用菊・もってのほかはいわゆる一般的な食用菊とは違った食べ方があります。そこで食用菊・もってのほかの食べ方を、保存の仕方や簡単にできる絶品レシピと併せてご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.食用菊(もってのほか)とは?
  2. 2.食用菊の食べ方(下処理)
  3. 3.食用菊の簡単な食べ方レシピ
  4. 4.食用菊の保存方法
  5. 5.食用菊のおいしい食べ方を試してみよう!

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食用菊(もってのほか)とは?

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菊は日本だけでなく海外でも人気のある植物です。愛好家も多くさまざまな品種改良が進められているのは観賞用菊種で、原産地が日本のものを和菊種、海外で栽培されているのを洋菊種といいます。

ところが日本には食用目的で栽培される食用菊種というものがあり、観賞用和菊種とは違った点が多いです。観賞用菊種も食用菊種もメインとなるのは花部ですが、観賞用菊種は色や形などに注目して品種改良されてきました。

これに対して食用菊種は、香りや味で品種改良されたのが大きな違いです。とはいえこの2種の菊にははっきりとした違いはありません。そのため観賞用菊種を食用菊の代用にすることも可能ですが、食材として手に入れる場合は食用菊種から選ぶのが一般的です。

食用菊種も大きく分けると2種類あります。小ぶりで鮮やかなイエローカラーの食用菊種は刺身に添えられていることが多く、目にする機会も多いです。

別名「つま菊」と呼ばれるのが小型食用菊種で本来は殺菌目的として使われてきましたが、最近は彩り目的として使用されるケースが増えています。

それだけにプラスチック製の食用菊造花もあり、スーパーの鮮魚コーナーではパック詰めされた刺身盛り合わせ商品などで目にすることが多いです。

これに対して花そのものを食材として使う食用菊種は花弁が大きく、食べやすい&香りが良いことを目的に品種改良されています。色もイエローカラーではなくパープルカラーが主流で、昔から栽培が盛んな山形では「もってのほか」と呼ばれることが多いです。

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食用菊の食べ方(下処理)

Photo by T.Kiya

生食にする食べ方も人気の食用菊・もってのほかですが、簡単な下処理をするとあと一品欲しい時などに便利です。しかも食用菊・もってのほかの下処理は非常に簡単なので、手間も時間もかけずに仕上げることができます。

基本は湯通し処理なのですが香り&食感が良い食材ですから、短時間で仕上げるのがポイントです。なお湯通し前に花弁だけを取り出しておくことが、下処理で唯一手間のかかる作業になります。処理した花弁は軽く水でゆすぎ、表面の汚れを落としてください。

あとは沸騰したお湯でさっと湯通ししますが、この時に塩ではなく少量の食酢を加えるのが花弁の発色をよくするポイントです。湯通し後は冷水で1分程度冷やし、ざるにあげてしっかりと水気をとれば下処理は完了します。

食用菊の簡単な食べ方レシピ

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食用菊・もってのほかは生食にする食べ方もできますが、下処理済みであればいろいろな食べ方ができますしアレンジも簡単です。また香りの良さも魅力の1つなので、手間をかけない簡単レシピでもおいしい食べ方があります。

食べ方1:生でお刺身と食べる

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香りがよくしゃきしゃきとした食感も魅力の食用菊・もってのほかは、生食にする食べ方も人気があります。しかも飾り用の小型食用菊とは違い食用菊・もってのほかは花弁1枚ずつが大きく肉厚なので、大根つま代わりにする食べ方が可能です。

ちなみに色の濃い食用菊・もってのほかなら白身魚、やや薄めの食用菊・もってのほかなら赤身のマグロを組み合わせると刺身と食用菊の色の相性も良くなります。

食べ方2:食用菊のおひたし

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鮮度が良いほど色が鮮やかで香りも良い食用菊・もってのほかは、シンプルな食べ方がよく似合います。そんな食用菊・もってのほかはおひたしにする食べ方がおすすめで、生のまま使ってもさっと茹でて使ってもおいしいです。

おひたしの味付けもシンプルにこだわるのがおすすめで、醤油を少量加える食べ方も良いですし割り醤油や酢醤油を使う食べ方も人気があります。

食用菊の保存方法

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食用菊・もってのほかは、品種によって栽培時期が違います。最も収穫が早いの紅もってと呼ばれる食用菊・もってのほかで、9月中旬から収穫が可能です。

10が中旬から10月末まで収穫できるのが、早咲き種&中咲き種の食用菊・もってのほかになります。色が鮮やかで食感の良さも魅力なのが本咲き種と呼ばれる食用菊・もってのほかで、例年11月上旬が旬です。

どの品種の食用菊・もってのほかもいろいろな食べ方ができますし、保存方法もいくつかあります。いろいろな食べ方ができますが香り・食感・色が魅力に挙げられるので、どんな食べ方で楽しみたいかでおすすめの保存方法が違います。

日をあけず食べきるなら、水分蒸発を防ぐためにビニールに入れ冷蔵庫の野菜室で保管すれば2日~3日の保存が可能です。食べ方に合わせていろいろなレシピに使いたい時は、茹でてから冷蔵保存が良いでしょう。

ちなみに茹でて軽く絞った後食酢を全体にまぶして冷蔵保存すると、変色が起こりにくいのでおすすめです。旬の食用菊・もってのほかが大量に手に入ったら、冷凍保存にしていましょう。

冷凍保存なら香りや色だけでなく食感も残せるので食べ方を選びませんし、いつでも取り出すだけで簡単に使えます。基本は冷凍用密閉保存袋に収納するですが、茹でずに生のままで保存することも可能です。

そのまま手を加えず生状態で冷凍保存も良いのですが、手を加えずに冷凍をするとやや黒ずんでしまいます。黒ずむと色を楽しむ食べ方には適さないので、黒ずみ防止のために少量の食酢をまぶすのが生の食用菊・もってのほかを冷凍保存するポイントです。

食用菊のおいしい食べ方を試してみよう!

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刺身に添えられる小型食用菊とは違い、大型の食用菊・もってのほかは収穫時期が限られています。それだけに「もってのほか」という食用菊名を知らない人も多いのですが、栄養も豊富でいろいろな食べ方ができますから普段のレシピに取り入れてみるのがおすすめです。

akemi
ライター

akemi

小学生の娘の子育てに格闘しつつも、毎日の暮らしがちょっぴり楽しくなることを探すのが趣味です。仕事で全国各地をまわった経験から、街で見かけたおもしろいこと、ステキな景色、珍しいグルメなどを紹介します。

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