【ワタリガニ】の食べ方と上手なむき方!味噌汁や鍋の絶品レシピも

【ワタリガニ】の食べ方と上手なむき方!味噌汁や鍋の絶品レシピも

スーパーの鮮魚コーナーでも手に入るワタリガニは、いろいろな食べ方が楽しめるおすすめ食材です。カニの中でも比較的手ごろな価格で購入ができるワタリガニなので定番の食べ方だけでなくアレンジレシピもおすすめですし、むき方もコツが分かれば簡単なので人気があります。

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記事の目次

  1. 1.意外と知らないワタリガニのおいしい食べ方
  2. 2.【ワタリガニの食べ方】下処理方法
  3. 3.【ワタリガニの食べ方】 外子・内子のおすすめの食べ方
  4. 4.【ワタリガニの食べ方】おすすめの簡単レシピ
  5. 5.ワタリガニは食べ方が色々楽しめる!

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意外と知らないワタリガニのおいしい食べ方

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食卓に並ぶとそれだけで食事が華やかに見えるのがカニ料理ですが、市場に流通している食用カニ種は値段も高いですし、カニ料理専門店でカニ鍋やカニフルコースを家族で楽しむとなるとかなりの予算が必要になります。

最近は海外から輸入される比較的安い冷凍カニ商品もあるので自宅でカニ料理を楽しむことも増えてきましたが、それでも一般的な食材と比較するとかなり価格が高いです。

それだけにカニ料理は失敗のない定番の食べ方を選びがちで、高級食材なのになんとなく飽きてしまうという人も多いのではないでしょうか?そんな時におすすめなのがワタリガニで、おいしさは高級種と変わらないのにお手頃価格で購入ができると人気です。

ワタリガニには旬があるので、一年中手に入る食材というわけではありません。しかし旬になればスーパーの鮮魚コーナーに並ぶこともありますし、産地や鮮魚専門店に行けば茹でていない新鮮なワタリガニを手に入れることもできます。

もちろんワタリガニにもランクがあるので、上位ランクに区分されるギフト向ワタリガニは高級品として取り扱われますし、冷凍ものよりも生や鮮度の良いものの方が価格は高いです。

それでも食用カニの高級ラインとして定番のカニ種と比較すると買い求めやすい価格ですし、サイズも大きいので1匹でいろいろな食べ方が楽しめます。

茹でるだけのシンプルな食べ方も旨味が凝縮したワタリガニでは定番の食べ方ですし、冬の定番である鍋料理もワタリガニの食べ方としておすすめです。

ほかにもワタリガニの食べ方はいろいろありますし、お買い得品が手に入ればアレンジレシピでいろいろな食べ方に挑戦することもできます。

ワタリガニとは?

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ワタリガニは、比較的大きなサイズの食用カニ種に区分されます。大きなサイズの食用カニ種の多くは価格が高いので高級食材とされることが多いのですが、ワタリガニは古くから食用とされてきたカニ種なので手ごろな価格なものが多いです。

普段は砂に潜ってじっとしていますが、小魚や貝類などを捕食するので味は高級カニ種とほとんど変わりません。日本各地に産地があることも価格が抑えられる理由に挙げられますが、輸入品と比べると国産ワタリガニの方が価格は高めです。

それでも自宅で気軽に楽しめるカニ種として人気が高く、食べ方のバリエーションが豊富なことも人気の1つに挙げられます。ワタリガニは雌雄で一年の過ごし方が違います。産卵の時期は春~夏なのですが、交尾は夏~秋がシーズンです。

交尾シーズンを終えた雄はそのまま普段通りに過ごしますが、雌は産卵時期になるまで海の深い場所に移動し冬眠します。そのため活動量の多い雄は体が大きく、交尾を終え冬眠期に突入する雌は内子をたっぷりと含んでいるのがワタリガニ雌雄の違いです。

オスは「夏」メスは「冬」が旬

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いろいろな食べ方が楽しめるワタリガニですが、雌雄でおすすめの食べ方が違います。これはワタリガニの旬(漁獲時期)が雌雄で異なるからです。雄は交尾シーズンである春~夏に最もおいしい時期を迎えます。

交尾後も雄は冬眠をしませんし、餌となる小魚や貝類が多くとれる時期でもあるので食事量・活動量ともに多いです。たくさん食べてよく動けば体も大きくなりますし、身もぎっしりと詰まります。しかもよく動くことによって身がしまりますから、甘みと旨味が強くなります。

そのため夏に出回る雄はシンプルな食べ方がおすすめで、茹でる食べ方や焼く食べ方など食材本来の旨味を楽しむ食べ方が人気です。これに対して雌は、冬眠期に突入した冬に旬を迎えます。

ワタリガニの雌は内子部がおいしいのですが、内子部は卵巣のことなので卵巣が発達しないと内子部の旨味も増しません。ちなみに卵巣は産卵時期に近づくにつれて発達していきますから、産卵時期が近くなる冬は内子部が最もおいしくなります。

なお産卵シーズンは春から始まるので、産卵前の冬がワタリガニ雌の旬です。このように雌雄で一年の行動が異なるワタリガニは旬の違いによっておいしさも変わるため、雌雄それぞれの旬を知っておくことがおいしい食べ方の基本となります。

【ワタリガニの食べ方】下処理方法

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生きたまま出荷されるワタリガニを手に入れるチャンスはそれほど多くありませんが、おいしい食べ方にこだわるなら生の状態のワタリガニが一番です。

生から調理をするワタリガニは塩ゆでにする食べ方もおいしいですし、希少な内子をたっぷりと味わう食べ方も人気があります。ただし茹で方やむき方にはちょっとしたコツがあるので、おいしい食べ方の基本として覚えておきましょう。

締め方

Photo bycharly3d

食用カニ種は生きた状態のまま茹でるのが一般的ですが、ワタリガニは下処理せず茹でると自らのはさみで足を切り離してしまいます。そのため専門店ではアイスピックや竹串を使って生き締めにするのですが、経験が必要なので一般的ではありません。

そこでおすすめなのが冷凍庫でワタリガニの感覚を麻痺させる締め方です。概ね30分入れる程度でOKですから、茹でる30分前に冷凍庫に入れるとよいでしょう。

茹で方

Photo by256417

冷凍庫から取り出したワタリガニは、塩水ではなく真水で茹でるのがおいしい食べ方の基本です。ただしお湯に入れる向きには気を付けてください。雌雄どちらも甲羅を下に向けるのが、茹でる食べ方の基本です。

むき方

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どの食べ方で楽しむ場合も、むき方の基本を覚えてくことが重要です。特に旨味が凝縮したカニ味噌を味わう食べ方では、むき方の順番を正しく覚えておくことがおいしい食べ方と直結します。

最初に取り外すのはふんどしと呼ばれる部分で、甲羅部はふんどしを取り外してから開けるのがむき方の基本です。次に胴体部のむき方ですが、最初にエラ部を取り除くと身がとりやすくなります。

なお胴体部は専用挟みなどで半分に割ると、身が崩れにくいです。最後に脚部ですが、脚部は胴体部の身とは違った風味が楽しめるので、専用挟みを使って丁寧に身を取り出すのがおいしい食べ方の基本になります。

【ワタリガニの食べ方】 外子・内子のおすすめの食べ方

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ワタリガニの内蔵部には内子と外子の2種類がありますが、どちらもワタリガニのおいしい可食部です。特に冬に旬を迎えるワタリガニは内子・外子の両方が同時に楽しめるので、人気があります。

外子の醤油漬け

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ワタリガニのふんどしを取り外した時にすぐに見えるのが外子で、粒が大きいことから醤油漬けにする食べ方がおすすめです。本体から取り出した外子は薄口しょうゆに一晩漬けこむだけで作れます。酒の肴だけでなく、熱々のご飯に乗せる食べ方もおすすめです。

内子の塩漬け

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市販された内子塩漬けは非常に高価ですが、手作りすれば簡単に絶品の内子塩漬けが食べられます。およそ半日かかりますが、手順は簡単です。内子を本体から取り外し、ガーゼで全体を包んでください。

あとはガーゼの上から塩をまぶし、重石をのせて放置するだけです。半日程度時間をおけば内子がジャム状になるので、ジャム状になったら食べられます。

【ワタリガニの食べ方】おすすめの簡単レシピ

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ギフト向高級ワタリガニだと失敗の少ないシンプルな食べ方や定番の食べ方を選びがちですが、冷凍ワタリガニや訳ありワタリガニが手に入った時にはいろいろなアレンジレシピで楽しむ食べ方がおすすめです。

アレンジレシピにする食べ方でも基本の食べ方が分かればワタリガニのおいしさを余すことなく食べることができますし、ワタリガニは洋風レシピとも相性が良いので洋風レシピにする食べ方なら子どもも喜んでくれるでしょう。

なお定番の食べ方でもほんの少しアレンジをするだけでいつもの食べ方とは違った楽しみ方ができますから、ワタリガニのおいしい食べ方としてアレンジにチャレンジするのもおすすめです。

ワタリガニの味噌汁

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シンプルだけどおいしい食べ方として人気なのがワタリガニの味噌汁で、産地でも定番の食べ方としてよく作られます。味噌汁は出汁が必要ですがワタリガニはおいしい出汁がとれるので、わざわざ出汁を作らなくても絶品味噌汁に仕上がります。

おすすめは茹でた際に出たゆで汁を使う味噌汁で、茹でたワタリガニを取り出してから味噌を加えるだけです。ワタリガニを具にする味噌汁もおすすめですが、最初に茹でガニとして食べ、ほぐした身や脚部だけを味噌汁に入れる食べ方も人気があります。

ワタリガニのトマトクリームパスタ

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身がぎっしりと詰まった旨味の強いワタリガニは、パスタにする食べ方も人気があります。ざく切りにしたワタリガニを使うので、比較的安く手に入るかっとカットタイプの食べ方としてもおすすめです。

トマトの水煮を使えばパスタソースも短時間で簡単に作れますし、好みでブラックペッパーや薄口しょうゆを加えると味に深みが出ておいしくなります。

ワタリガニの鍋

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冬の定番料理である鍋も、ワタリガニのおいしい食べ方です。スープのベースによっていろいろな楽しみ方ができるのも鍋料理の魅力で、味噌鍋やキムチ鍋も人気があります。残った出汁は雑炊や麺を加えて鍋の締めにすると、出汁まですべて食べられます。

ワタリガニは食べ方が色々楽しめる!

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ワタリガニは雌雄で旬が異なるユニークな食材です。いろいろな食べ方で楽しめるのもワタリガニの魅力ですが、茹で方やむき方など下処理にコツがあるので基本の食べ方を覚えておくとよいでしょう。

akemi
ライター

akemi

小学生の娘の子育てに格闘しつつも、毎日の暮らしがちょっぴり楽しくなることを探すのが趣味です。仕事で全国各地をまわった経験から、街で見かけたおもしろいこと、ステキな景色、珍しいグルメなどを紹介します。

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