【SHEIN（シーイン）】の返品方法を解説！条件や送料は？住所の書き方・梱包まで詳しい注意点も紹介

ネットショッピングは、実店舗に行かなくても手軽に商品を買うことができる点が便利です。しかし、買ってみたら思っていた商品と違っていた・サイズが合わなかった・不良品だったなど、思わぬトラブルで買い物に失敗してしまうこともあります。

そのため、返品できるかどうかは気になるポイントです。流行のファッションアイテムやかわいい雑貨などを低価格で手に入れることができるSHEIN（シーイン）でも、商品の返品が可能です。

SHEINはネットショッピングが中心となっており、実店舗はほとんど存在していません。2022年には大阪で期間限定のSHEINのポップアップショップが設置されたり、東京にショールームがオープンしたりしていますが、SHEINの常設の実店舗で商品を購入することは難しい状況です。

そのため、SHEINの実際の商品を手に取ってみることができる機会は少なく、実際の商品と想像が違っていた、サイズが合わなかったということも起こってしまうかもしれません。

ですが、そのようなときでも返品できるなら利用しやすいですし、SHEINでの買い物のハードルも下がります。この記事では、SHEINで購入した商品を返品したいときの手順や住所の書き方、返品の条件や料金等について解説します。

SHEINでは、日本時間の2023年9月7日の午前0時に返品ポリシーが改定され、以下のようになりました。

1. 新品状態の商品は購入日から40日以内であれば返品可能
2. 初回の返品は無料
3. 同じ注文の2回目以降の返送は返品ごとに1200円の送料が返金額から差し引かれる
4. 着払いでの返品はできない

大きく変わった点は、返品期間が「商品到着後30日以内」から「購入日から40日以内」に変更になった点と初回の返品にかかる料金が無料と明言された点です。以降の送料についても書かれているため、より安心して買い物ができるようになりました。

SHEINでは商品の返品が可能なので、もし間違えて買ってしまったときでも安心です。ですが、返品には一定の条件や返品できないジャンルもあるため、注意が必要です。

返品したい商品があるときは、必ず返品申請をしてからにしましょう。返品方法は「自己発送」と「集荷」の2種類があります。新しい返品ポリシーでは、初回の返品は無料になったため、初めての場合は集荷を選ぶといいでしょう。

SHEIN返品手続きの方法

1. SHEINアカウントにサインインする
2. 注文履歴」から該当注文を探して「返品」ボタンをクリック
3. 返品したい商品を選択し、返品理由を入力して送信
4. 返金方法選択
5. 返品方法を選ぶ
6. 返品番号（返品ID）が発行されたら、返品ページのガイドラインに従って返品手続きを行う

返品する商品を丁寧に梱包します。梱包材は、SHEINから届いたときのものをそのまま使用します。新品と同じ状態で、届いたときと同じように戻し、しっかりと封をして梱包します。

自己発送の場合、自分で住所を書いて送る必要があります。送り状の書き方としては、返品申請時に表示された住所と受取人名をそのまま記載すれば大丈夫です。

SHEINの商品を返品する際は、パッケージに記載されている住所に返品しないようにしましょう。パッケージに書かれた住所は返品用の住所ではないため、返品の処理が遅くなったり、それ自体が行えなくなったりする可能性があります。

郵便局など発送する場所で宛名ラベルをもらったら、必要事項を送り状に記載します。宛名の書き方で注意する点は、申請時に発行された「認証番号（返品ID）」を、受取人の名前の後に記入することです。送料は元払い（自己負担）になります。

返送先が海外の場合は、国際便での発送になります。もし宛名の書き方に困ったときは、郵便局の局員や配送業者の職員などに確認すれば、書き方を教えてもらえます。

返品商品の発送が終わったら、返品・返金記録に登録しておくとスムーズに返品処理が進みます。

1. SHEINのマイページを開く
2. 注文履歴の返品ページから「返品の配送伝票を確認する」を開く
3. 追跡番号もしくは配送伝票を入力して完了

商品の返品が可能なSHEINですが、返品できるかどうかには条件があります。返品したい商品があるときは、まず条件を確認して、返品対象になるかどうかを把握することが必要です。

SHEINでの返品は、購入日から40日以内、かつ新品同様の状態であれば可能です。購入した日から40日を過ぎてしまったものは返品対象外となります。商品が届いたあと、返品をする場合は早めに対応することをおすすめします。

SHEINで返品可能な商品は以下の商品のみです。

• 未着用の商品
• 未洗濯の商品
• 破損していない商品
• オリジナルのタグがすべて付いている状態の商品

返品ができない商品は以下の通りです。

• ボディスーツ、ランジェリー、美容下着などの直接肌に触れる商品
• アクセサリー
• イベントやパーティー用品
• DIY用品
• ペット用品
• ファッション小物（マーメイドブランケット、スカーフ、バッグは除く）
• 返品不可と書かれている商品
• 無料のギフト

もしも届いた時点ですでに破損している・汚れがあるなどの不良品だった場合は、商品到着後24時間以内にSHEINのカスタマーサービスまで連絡する必要があります。

カスタマーサービスへの連絡方法

1. SHEINのカスタマーサービスを開く
2. チャット画面で不良品だった旨を入力、送信
3. 返信があるので、指示に従う
4. 返金か交換かを選ぶ

カスタマーセンターから返金と交換のどちらが良いか聞かれますが、交換してほしい場合でも在庫がないときは交換は選べません。

SHEINで返品をする場合の返品送料は自己負担となります。返送先は国内の場合と海外の場合があり、それぞれに返品送料も異なります。

国際便は日本郵便、ヤマト運輸、佐川急便など各社によって料金やサービスが異なります。安く早く送るなら日本郵便の航空便がおすすめです。「小型包装物」は大きさと重さに一定の条件がありますが、コストを抑えて小型のものや軽いものを送ることが可能です。

なお、発送先が海外の場合、国際便を利用することになるため袋で梱包したものの発送はできません。箱か専用の封筒を使用して梱包する必要があります。

仮にアジア地域へ送るとすると、軽い雑貨など300g以内なら550円、ブラウスやＴシャツなど薄いものなら500g以内なら750円で送ることができます。国際郵便は非課税となっていますが、国や地域によって価格が異なるので注意してください。

国内便は、自己発送の場合は選ぶ配送業者や発送方法によって送料が変わってくるため、各社の料金を確認して比較すると安心です。

長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内で、重量1kg以内のものなら、定形外郵便を使えば安い料金で返送が可能です。

集荷サービスでの返品の場合は、1200円の返品送料がかかります。そのため、自分で配送業者を選択するなどの手間はかかりますが、自己発送のほうが安く送れる場合もあります。

返品送料保険は利用する際に100円がかかりますが、返品送料が無料になるため、初めてSHEINを利用するときや商品購入の不安があるときなどは利用するのがおすすめです。

保険の内容は、返品送料保険を利用して商品を購入すると、その時に注文した商品の半ピン送料を1度だけSHEIN側が全額補償するというものです。返品保険料の100円は保険を利用しない場合でも返金されません。

ネットでの買い物は実物を見ることができない分、失敗への不安もつきまといます。その点SHEINでは商品によっては返品も可能なため、安心して買い物を楽しむことができます。

前もってSHEINでの返品方法や宛名の書き方を確認しておけば、いざというときにもスムーズに対応することができます。安心してネットショッピングを楽しむためにも、SHEINの返品方法を把握しておくことをおすすめします。

※本記事中の情報は2023年10月28日時点のものです。なお、価格はすべて税込み表示です。紹介したサービス等は予告なく変更・終了になる場合があります。