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日傘の選び方の基本
晴れた日や薄着でも過ごしやすい時期になると気になる紫外線は、肌へのダメージが大きい厄介な存在です。一般的に紫外線には3種類あるといわれており、医療の現場では治療に使われることもあります。
これは紫外線に細胞を破壊する非常に強いエネルギーが含まれるからなので、一般的にはメリットよりもデメリットの方が多いです。また強い日差しは、体温の上昇とも関係します。
強い日差しにさらされると急激な体温の上昇が起こり熱中症のリスクが高まりますし、シミ・シワ・ソバカスの原因にもなります。しかも曇りの日でも紫外線による皮膚ダメージは蓄積されますから、日々の対策が必要です。
紫外線や日差し対策にはつばの広い帽子やサングラスなどが定番ですが、帽子は(顔を含む)頭部、サングラスはアイケアと体の一部の対策しかできません。それに対して日傘・パラソルはカバーできる面積が広いので、紫外線や日差し対策におすすめです。
ひと昔前なら日傘=女性用というイメージがありましたが、日傘・パラソルの効果が広く知られるようになった今は日傘・パラソルをさす男性も増えており、メンズ向日傘・パラソルも増えています。
そのため日傘・パラソルの種類は非常に多く、何を重視する選び方が正しいのかわからないという意見も多いです。そこで選び方のヒントとなる日傘・パラソルの特長を分かりやすく解説しましょう。
UVカット率・遮光率の違い
肌トラブル対策で注目される指数として「UVカット率」がありますが、日傘・パラソル製品には「遮光率」という表示もあります。
一見すると同じように思える2つの表示ですが、UVカット率に注目した選び方と遮光率に注目した選び方ではおすすめの日傘・パラソルが変わります。UVカット率の「UV」は、細胞を破壊する強いエネルギー・紫外線のことです。
紫外線にはUV-A、UV-B、UV-Cの3種類ありますがいずれも名称の先頭に「UV」がついているため、UVカット率は紫外線のカット率を意味します。ですからUVカット率に注目する選び方は、紫外線対策を目的とした選び方と言い換えることができます。
これに対して遮光率は、遮光を目的とした選び方で注目すべきポイントです。太陽光(光)を遮る=遮光なので広い意味でいえば紫外線も含まれるのですが、日傘・パラソルの選び方で注目すべき遮光率では、可視光線と呼ばれる太陽光を意味します。
目に見える太陽光のことを可視光線と呼ぶので、日傘・パラソルの選び方で注目する遮光率に太陽光線の一部である紫外線は含まれません。ちなみに遮光率に注目する選び方で有名なのがカーテン製品です。
遮光率重視のカーテン選び方の場合、遮光率が高いほど室内に太陽光が入り込まないので日中でも室内は暗くなります。遮光率の高い日傘・パラソルも、遮光率の高いカーテン製品と同じ効果があります。
そのため遮光率が高い日傘・パラソルに注目した選び方は、いかに濃い影ができるか(可視光線の遮断率)に注目した選び方ともいえます。
完全遮光の基準
日傘・パラソルには「完全遮光」と「一級遮光」という2種類の表示があります。一見すると完全遮光と表示された日傘・パラソルの方が遮光率重視の選び方に適しているイメージがありますが、完全遮光には定義がありません。
これに対して一級遮光には厳しい規定が定められているため、規定条件をクリアしていない日傘・パラソルが一級遮光表示をすることは不可です。
ちなみにカーテン製品でも一級遮光の表示がありますが、カーテン製品の選び方と日傘・パラソルの選び方では一級遮光の表示基準が違います。カーテン製品はNIFが規定を定めており、一級遮光の上に「完全遮光」があります。
さらに一級遮光は遮光99.99%以上、完全遮光は100%が定義になります。これに対して日傘・パラソルはJUPAが規定を定めており、完全遮光の規定はありません。最高ランクが一級遮光で、遮光率99.99%以上が定義です。
そのため日傘・パラソルで一級遮光の表示がある製品には、カーテン製品で最高ランクを意味する「完全遮光」に該当する製品も含まれています。
ですから遮光率を重視する選び方では「完全遮光」と表示された製品よりも、厳しい基準をクリアした「一級遮光」の表示製品に注目する選び方の方がおすすめです。
日傘のおすすめの選び方1:使用目的
日傘・パラソルの用途(使用目的)に注目する選び方は、機能に注目した選び方と関係します。日傘・パラソルの主な機能には、遮光機能とUVカット機能があります。
どちらの機能も日傘・パラソルの人気機能ですが、どの機能に優れた日傘・パラソルかでおすすめの使い方が変わるので、製品の選び方も変わります。
日焼け防止
日焼け対策として日傘・パラソルを使用する場合は、肌トラブルの原因とされる紫外線(UV)をいかに遮断するかが選び方のポイントになります。紫外線は色がついていないので見えませんが、非常にエネルギーの強い光線です。
そんな紫外線を遮断するには、特殊な素材や加工が施された製品に注目した選び方が必要になります。そのためUVカット率に注目する選び方が重要です。UVカット率は製品によって違います。
ですからUVカット機能付製品というだけでは、日焼け対策としての選び方としては不十分です。なおUVカット率が高いほど効果が高まりますから、UVカット率の高い製品に注目する選び方が良いでしょう。
日よけ対策
日よけ重視の選び方も、日傘・パラソルの選び方ではおすすめです。日差しを人工的に遮るだけで、体感温度は3℃~7℃下がるという実験結果があります。
日傘・パラソルを使用すると頭部体感温度なら最大9℃、全身体感温度は最大2℃下がるといわれていますし、日傘×クールビズなら汗をかくことによるストレスが約20%減少するといいます。そのため最近では外回りが多い男性にも、日傘・パラソルが人気です。
さらに目の保護を目的とした選び方でも、日よけ用日傘・パラソルは役立ちます。太陽光には色がついているため、日差しが強いと光の色によって目が疲れることがあります。
特に長時間屋外にいると光の色によって目が疲れてしまうため、可視光線を遮断することが重要です。ちなみに日よけ対策用に適した日傘・パラソルは遮光機能に優れていることが重要なので、遮光率の高さに注目した選び方をするとよいでしょう。
日傘のおすすめの選び方2:色
色に注目する選び方は、日傘・パラソルの基本です。紫外線を遮断する色といえばブラックカラー定番ですが、近年は紫外線をカットする加工技術が向上しているため、ブラックカラー以外でもUVカット率の高い製品が増えています。
そのため日焼け対策として使用するなら、UVカット率の高い製品から好みの色を選ぶのがおすすめです。ただし日よけ目的の選び方では、色にこだわる必要があります。
特にブラックカラーは熱を吸収しやすいという特性があるため、傘に使用する生地表面の温度が上昇しやすいです。そのため日よけ対策としての選び方では、光を反射する効果のあるホワイトカラーやシルバーカラーから選ぶのが目的に適した選び方といえます。
日傘のおすすめの選び方3:機能性
さまざまな種類がある日傘・パラソルには、便利な機能や使い勝手の良い製品もあります。日傘・パラソルは屋外で使用する道具ですから、屋外での使用に適した機能や構造に注目する選び方も失敗しない選び方の1つに挙げられます。
折りたたみ式
近所のスーパーやコンビニへの買い物や散歩などには面積の広い日傘・パラソルが便利ですが、レジャーやビジネスシーンなどで使用する場合は折りたたみ機能が搭載された日傘・パラソルから好みのデザインを探す選び方がおすすめです。
折りたたみ機能があれば携帯に便利ですし、建物の中で過ごす際も折りたたみ機能でコンパクトにまとめれば邪魔になりません。なお折りたたみ式日傘・パラソルには、一段折りたたみ式と二段折りたたみ式があります。
一般的なのは一段折りたたみ式ですが、コンパクトな収納にこだわりたい時は二段折りたたみ式から好みのデザインを探す選び方がおすすめです。
晴雨兼用
多機能モデルから探す選び方なら、晴雨兼用モデルに注目する選び方がおすすめです。紫外線・日よけ機能のみの製品だと日没後の使用はできません。しかし晴雨兼用モデルであれば急な雨にも対応できるので、使用シーンが広がります。
そのため日焼け対策用であればUVカット率の高い晴雨兼用がおすすめですし、日よけ対策に使うなら遮光率の高い晴雨兼用に注目する選び方が良いでしょう。
なお専用カバー×折りたたみ機能付の晴雨兼用製品なら、雨天時に使用してもカバンに入れて持ち歩けるのでおすすめです。ただし晴雨兼用製品は雨傘製品とは違うので、雨具として使用する場合は晴雨兼用ではなく雨傘製品から選ぶようにしましょう。
日傘の正しい選び方を知っておこう!
昨今の日傘・パラソルは予算重視の選び方も良いのですが、安ければよいでも高ければよいでもないのが日傘・パラソルなので、正しい選び方を意識しないと失敗します。
また日傘・パラソルに搭載されている機能も製品によって違いますから、用途や使用目的に注目した選び方をするのがおすすめです。