種子島のおすすめ観光スポット27選！美しい自然や宇宙科学が学べる場所も

種子島といえば、鉄砲伝来を思い浮かべる人が多いと思います。1543年に中国船に乗って種子島を訪れたポルトガル人から、当時の領主種子島時堯が鉄砲2丁を買い取り、家臣に使用法と製造方法を学ばせました。のちに堺や近江で製造され、当時の戦闘の勝敗に多大な影響を与えました。

種子島には、JAXA（宇宙航空研究開発機構）が設置運用している種子島宇宙センターがあり、南種子町の竹崎と吉信崎に面した土地に、施設が点在しています。3つのロケット発射施設と数カ所の観測所があり、観光名所になっています。

広大な原野にある他の施設に比べ、種子島宇宙センターは自然豊かな緑の山の中に施設があり、発射台はサンゴ礁に囲まれた岬の近くに設置されていることから、世界で一番美しいロケット基地とも言われ、大人から子連れに人気の観光スポットになっています。

種子島は太平洋側と東シナ海側両方にサーフポイントが数多く点在し、1年中コンスタントにサーフィンが楽しめるサーフィンの名所です。美しいロケーションと種子島の波に魅せられて移住するサーファーもたくさんいるそうです。毎年サーフィンの大会も開催されています。

種子島にサーフトリップで訪れる際は、まず地元のサーフショップを訪ねていくのをおすすめします。サーフポイントや波情報、地元のグルメ情報なども案内してもらえます。

種子島には美しいビーチがたくさんあります。種子島で一番キレイと言われている「浦田海水浴場」は、白い砂浜とエメラルドグリーンの海が限りなく続く観光名所です。思わずここが日本だと言うことを忘れてしまうほどの美しさです。シュノーケリングやダイビングなども楽しめる観光スポットです。

種子島に行ったらまず必ず訪れておきたい定番の観光スポットを紹介していきます。種子島宇宙センターをはじめ、種子島の鉄砲伝来の歴史について触れられる観光スポットは、子連れでも楽しめる事間違いなしです。

種子島宇宙センターは、種子島の観光名所、日本最大のロケット発射施設です。総面積970万平方メートル、緑の山の中にあり世界で1番美しいロケット発射施設と言われています。センター内には、「大型ロケット発射場」「衛星組立棟」「衛星フェアリング組立棟」などの施設があります。

種子島宇宙センター内の施設では、人工衛星の最終チェックからロケットへの搭載、ロケットの組立・整備・点検・打ち上げ、打ち上げ後の追跡まで一連の作業を行っており、日本の宇宙開発において中心的な役割を果たしています。

種子島宇宙センターの打ち上げ関連施設をバスで巡る、施設見学ツアーが1日3回あります。専任ガイドが詳しく解説しながら見学施設を回れるので、宇宙開発についての知識を得ることができ、より宇宙に興味が持てるツアーです。子連れの方にもおすすめです。

種子島開発総合センター鉄砲館は、種子島のすべてがわかる観光名所です。館内には1543年に種子島に伝来したポルトガル銃や国産第1号銃や色々な種類の銃や、種子島の文化や民族を紹介したジオラマなどが展示されていて、子連れの観光客にも人気です。

建物の外観は異国の南蛮船をイメージした造りです。地元の人からは「鉄砲館」と呼ばれて親しまれています。種子島鉄砲コンシェルジュが常駐していて、館内の案内や観光のお手伝いをしてくれます。