日本橋で絶品おでんを味わえるお店7選！行くべき名店から穴場まで

まずは、大正12年に創業の老舗、平成17年に今の日本橋に移転した、日本橋では知らない人はいないと言っても過言ではない程有名な「日本橋お多幸本店」です。半世紀に渡って継ぎ足し続けてきた、秘伝の出汁で食べるおでんは絶品です。

おでんもさることながら、おすすめは締めに食べる「とう飯」です。秘伝の出汁をかけたご飯に、秘伝の出汁が染み込んだ豆腐を乗せて食べるという、いたってシンプルですが、看板メニューと言ってもいい程の人気ぶりです。

名古屋コーチンの焼き鳥も人気メニューです。一本一本丁寧に、店内で仕込んでいます。テレビでも紹介された事がある、新メニューの牛タンおでんは下茹でだけで4時間以上かけるこだわりようです。店内メニューをお持ち帰り出来るのも嬉しいサービスです。

絶品おでんやとう飯を求めて、店内は常に賑わっている印象ですが、落ち着いた雰囲気もあり、カウンター席もあるので、お一人様でも気兼ねなく利用できます。是非一度訪れて、秘伝の出汁を味わってみてください。

日本橋蛎殻町に店を構える「うるま」。座席数は22席で、少しこじんまりしています。店員は女性のみで、綺麗なママさんがおでんを煮込み、串を焼いてくれます。名物のおでんは、つゆを継ぎ足し続けているママさん秘伝の味です。

おでん以外では、「うなぎくりから串」もおすすめで人気メニューの一つです。一度食べると病みつきになる事受け合いです。2件目で来たお客さんが、次来るときは1件目で来るようになる程、リピーターが多い店です。　

毎夜、おでんとうなぎくりから串とママさん目当てに、常連さんで賑わっています。一見さんでも入りやすく、ママさんのおしゃべりも楽しく、アットホームな雰囲気を感じさせてくれる、居心地がとても良いお店です。

2014年に日本橋茅場町にオープンした「煮炊きやおわん」は、座席数10席の小さなお店で知る人ぞ知る名店です。女性が2人で切り盛りしており、一見さんでもなんの気兼ねもなく入る事ができ、「うるま」同様、アットホーム感が満載の居心地の良いお店です。

個室はなく、4人がけのテーブル席が一つあり、他は全てカウンター席です。おでんは関西風の出汁であっさりしています。定番のおでん種のたまごは完全に煮た状態ではなく半熟で、出汁と絡んで美味です。ランチメニューにも熱々のおでんが付いてくるのもありがたいです。

メニューは日替わりのおばんざいを中心に、おでん以外にも旬野菜や魚料理が楽しめます。日本酒にもこだわっており、純米酒を中心に、料理に合うお酒を厳選して取り寄せています。珍しい日本酒が飲みたい方にもおすすめできる、是非一度立ち寄って頂きたいお店です。

日本橋にあるおでんの名店の中で、大小含めた宴会が出来る個室完備のお店はよくありますが、個室の数自体はあまりないのが現状です。おでん屋といえば、見知らぬ人たちが大勢いる、騒がしい中で食べるイメージではないでしょうか。