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おいしいパイナップルの選び方1:形・重さ
カットされていないまるごとパイナップルを実際に見る選び方では、形に注目する選び方と重さに注目する選び方の2つがあります。どちらも失敗しない選び方の基本ですが、パイナップル実物を見る選び方としては失敗が少ない選び方としておすすめです。
下ぶくれのもの
パイナップル種の果実は、果実の上部と下部で甘さが違います。一般的なフルーツは果実の上部から栄養を受け取りますが、パイナップル種は果実の下部から栄養を受け取るので、全体的に見ても下部の方が甘いです。
成長が早いのも果実の下部ですから、十分に栄養を取って成長したパイナップル種の果実は下ぶくれにになっています。栄養豊富な状態で栽培されたパイナップル種は甘いですから、下部に丸みがあるパイナップル種を見つける選び方をすれば失敗もほとんどありません。
なお下ぶくれで甘いパイナップルを見つけるためにも、果実全体をまんべんなく観察するように意識してチェックするのが失敗しない選び方の基本です。
下ぶくれ気味のパイナップルが複数みつかったなら、重さに注目する選び方で最終的な判断をしてみましょう。パイナップル種の果実は廃棄部位(芯や皮の周辺など)が多いので、下ぶくれ×大きいだけで判断する選び方だと失敗することが多いです。
糖度が高ければ重量も増すので、下ぶくれタイプの中でもより重いものを探す選び方をすれば、おいしいパイナップルを食べられる可能性が高くなるでしょう。
おいしいパイナップルの選び方2:甘い香り
南国フルーツは香りの良さも魅力の1つに挙げられます。これはパイナップル種でも同様の傾向があるので、香りに注目する選び方も失敗しない選び方として人気があります。
香りの強さや特徴は品種によって違うので、一概にどの香りがすると失敗しない選び方になるとは言えません。とはいえ完熟したパイナップルは置いているだけ強い香りを放つので、香りに注目する選び方も失敗しないための選び方として覚えておくのがおすすめです。
ただし香りだけで判断する選び方はあまりおすすめしません。品種によっては他種よりも香りの強いパイナップルもあるので、香りが強いという情報だけで完熟していると判断すると失敗する可能性もあります。
パイナップルの香りに注目する選び方は基本の選び方ではあるのですが、香り×形や香り×重さなど、別の要素と併せて判断する選び方がおすすめです。
おいしいパイナップルの選び方3:色
おいしいパイナップルを見た目の情報から探す選び方では、色に注目する選び方もおすすめです。色に注目する選び方は作物の良し悪しを判断する定番の選び方ですが、パイナップル種ではどの部位の色に注目するかで失敗する・失敗しないが決まります。
パイナップルの色
最も面積が大きく視線も集まりやすいのがパイナップルの可食部である果実ですが、未カットのパイナップルでは果肉の色を見ることはできません。そのため果実本体の色で判断する選び方といっても、実際に見るのは表皮の色です。
表皮の色情報を基に判断する選び方は、あまりおすすめしません。品種によっては、完熟するとイエローカラーに変色する品種もあります。しかしすべての品種が変色するわけではありません。
そのため表皮が濃いグリーンカラーでも十分に完熟している品種もあるので、品種の特徴として完熟すると変色するとわかっているパイナップル種限定の選び方として認識しておくのがおすすめです。
葉の色
表皮の色情報で判断する選び方はおすすめしませんが、葉の色に注目する選び方は失敗しない選び方としておすすめです。直接太陽の光を受けるのが葉になりますから、葉の色が濃いものほど良い環境で育ったおいしいパイナップルだと判断ができます。
さらに葉の色に注目する際は、葉表面のはりにも注目してみましょう。葉の表面にはりがあるパイナップルは鮮度が良い証拠です。特に葉は乾燥しやすい部分ですから、葉を見てみずみずしさが確認できれば収穫からそれほど日数が経っていない新鮮なパイナップルといえます。
新鮮なパイナップルは、果肉の水分が失われることもありません。「水分を多く含む=果汁をたっぷり含んだ甘いパイナップル」なので、葉の色だけでなく表面の状態から判断する選び方はおすすめです。
パイナップルは追熟する?
甘みが特徴の果実の場合、収穫後もしばらく寝かせることによって糖度が高くなる品種があります。収穫後に糖度を高めるために寝かせることを追熟(ついじゅく)といい、完熟前の固い果実でも柔らかくなりますし、糖度を高める方法としてもよく知られています。
ただしパイナップル種に関しては、追熟させても味や固さに変化はありません。それどころか時間が経過するにつれて鮮度が落ちていきますから、おいしく食べられるタイミングを逃すことと同じです。
産地や品種に関わらず基本的に食べ頃を迎えてから収穫をするのがパイナップル種の特徴なので、店頭に並んだ時がおいしく食べられるタイミングといえます。
なお購入後すぐに食べない場合は葉を下に向けた状態で立てて保管をしておくと、パイナップルの甘みが上部にまでいきわたりおいしくなります。カットして冷蔵庫に冷やす食べ方もおすすめですが、すぐにカットしない場合は向きを逆さにして保管するのがおすすめです。
おいしいパイナップルの選び方4:産地・種類
ほぼ1年じゅうまるごとパイナップルが手に入る日本ですが、国内産パイナップルが最もおいしい時期は初夏から夏本番(6月~8月)ですから、おいしい時期から外れると未カットのパイナップルを店頭で見かける機会はかなり少なくなります。
国内産パイナップルのおいしいシーズンから外れても、パイナップル栽培が盛んなフィリピンなどのおいしいパイナップルは常に出回っているので、フルーツ専門店などに行けば季節に関係なく手に入ります。
とはいえ身近に未カットパイナップルを販売する店舗がない場合やまとめて購入したい場合には、ネット通販を利用することの方が多いでしょう。しかし実際に購入するパイナップルを見ることができない場合ほど、選び方で失敗してしまうことが多く不安も大きいです。
ところがこのようなシーンでも失敗しない選び方があります。パイナップル実物が見られなくても、基本的に産地や種類に関する情報は提示されています。
この時に提示されるパイナップル商品の産地・種類の情報こそ、パイナップル実物が見られない時でも失敗しない選び方ができる注目ポイントです。
もっとわかりやすく説明すると、おいしいパイナップルの産地や種類に関する情報があれば、パイナップル実物を見なくても大きな失敗を避ける選び方ができるといえます。
ゴールデンパイン
甘いパイナップルとして世界的にも有名なパイナップル種・ゴールデンパイン(Golden pine)は、フィリピンやアメリカ・ハワイなどが主な産地です。
もともとはブラジルの先住民であるグアラニーインディアンが栽培していたのがパイナップル種で、そこからさまざまなルートで世界に広がっていきました。
ゴールデンパインはデルモンテ社が独自改良したため、正式名称である「デルモンテゴールドパイナップル」の品種名で流通していることもあります。濃いイエローカラーの果肉にはたっぷりの果汁を含んでいるので、品種情報だけでも失敗しない選び方ができます。
日本に輸入されているのはほぼフィリピン産なので、フィリピン産×ゴールドパイン(デルモンテゴールドパイナップル)の表示を確認するのが選び方としてはおすすめです。
台湾産完熟パイン
台湾産完熟パイナップルは、甘いパイナップルを好む日本向けにしっかりと完熟させているのが特徴です。一般的に台湾のパイナップルは酸味が強いのですが、台湾産完熟パイナップルは甘さを引き出すためにしっかりと完熟させてから収穫します。
そのため台湾のパイナップルに多く見られる強い酸味はほとんどなく、糖度が高い甘いパイナップルになっているのが特徴です。また台湾産完熟パイナップルは、通常破棄されるパイナップル芯も柔らかくおいしいのが特徴に挙げられます。
ただし甘いパイナップルはしっかりと完熟してから収穫したものに限るので、「台湾産パイナップル」の表示だけでの選び方では失敗することも多いです。そのため表示に「完熟」が含まれている台湾産パイナップルであることを確認することが、失敗しない選び方といえます。
パイナップルの選び方を知ってより甘いものを食べよう!
食べる部位によっても糖度が変わるパイナップルは、見た時や1つの情報だけに頼った選び方ではなく、さまざまなポイントに注目する選び方がおすすめです。
特に見た目の色だけで判断する選び方は失敗することが多いので、香りや葉の状態などさまざまな情報をもとに判断する選び方をしましょう。