【中華鍋】の正しい手入れと使い方を解説!サビが出たらどうする?

【中華鍋】の正しい手入れと使い方を解説!サビが出たらどうする?

中華鍋の正しいお手入れと使い方を解説します。料理の仕上がりをワンランク上にする中華鍋は、使い始める前の一手間や日常のお手入れが大切です。使い方次第で長く愛用可能な中華鍋の日常のお手入れ方法とサビ・焦げの落とし方について紹介します。

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    記事の目次

    1. 1.中華鍋の簡単なお手入れ方法を知りたい!
    2. 2.中華鍋のお手入れ方法:使用する前
    3. 3.中華鍋のお手入れ方法:使用した後
    4. 4.中華鍋のお手入れ方法:サビや焦げ付きの落とし方
    5. 5.中華鍋はお手入れをきちんとして長く使おう!

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    中華鍋の簡単なお手入れ方法を知りたい!

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    麻婆豆腐や焼きそばなどを、いつもよりワンランク上の味に仕上げたいなら中華鍋がおすすめです。熱伝導率の高い中華鍋は、フライパンで作るよりも本格的な味わいにできます。自宅でも本格中華を食べたい方におすすめの中華鍋は、使用前・使用後のお手入れが大切です。

    中華鍋のお手入れはフライパンとは違うため難しいと感じてしまう方もいますが、慣れてしまえば簡単です。また、中華鍋は使用後のお手入れをかかさず行うことで、使い勝手がよくなっていきます。お手入れすればするほど使いやすくなるので、長期的使用を考えている方に最適です。

    長く愛用できる簡単なお手入れ方法やサビ・焦げ付きができてしまったときのお手入れ方法を詳しく解説します。

    中華鍋のお手入れ方法:使用する前

    Photo bydistelAPPArath

    中華鍋に限らず、調理器具は購入したままの状態では使えません。どの調理器具にも使う前には洗ったり、拭いたりといったお手入れの注意書きがあります。中華鍋もほかの調理器具と同様に使用前のお手入れが必要です。

    中華鍋以外にも鉄製フライパンやスキレットといった強火調理を得意とするフライパンも同様のお手入れが必要です。ただし、強火調理を得意としないテフロン加工されているフライパンやフッ素加工されているフライパンに行うと加工がとれてしまいます。

    また、テフロン加工が施されている中華鍋も販売されているので、中華鍋に添付されている書類に記載されているお手入れ方法や加工の有無をしっかり確認することをおすすめします。

    まずは「から焼き」をして油ならしを

    Photo byMagnascan

    一番最初に必ず行うお手入れが「から焼き」と「油ならし」です。テフロン加工やフッ素加工されているフライパンでは絶対に行ってはいけないから焼きというお手入れ方法ですが、中華鍋では必ずやらなければいけないお手入れになります。

    から焼きを行うことで中華鍋の表面に施されているサビ止めを落とすことができます。サビ止めを落とさずに調理を行うと、食材がくっついてしまったり、食材にサビ止め加工がくっついて食べられなくなったりします。

    油ならしは食用油をなじませることで、食材のくっつきや焦げ付きを防止します。油ならしをする際は、キャベツの外葉や人参の皮など野菜くずも一緒に炒めるのがおすすめです。中華鍋全体に油が行き渡りやすくできます。

    用意するもの

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    使用前のお手入れのために用意するものは、主役アイテムである中華鍋はもちろん、ほかに食器用洗剤・スポンジ・食用油・野菜くず・お玉・たわし・キッチンペーパーです。食用油はサラダ油でもオリーブオイルでも、食用油であれば大丈夫です。家にある食用油をお玉1杯分用意します。

    また、野菜くずも決まりはありません。野菜の皮やキャベツの外葉など調理の際に出た野菜くずを手のひら1杯分ほど用意します。野菜くずは油ならしのお手入れの際に炒めるため一見おいしそうに感じますが、鉄臭さをとる役割もあるので食べることはおすすめしません。

    お手入れをする際は、煙が出るので換気扇を必ずつけて行いましょう。使う前のお手入れで、その後の中華鍋が快適に使えるかが変わってきます。お手入れがしっかり行われていないと食材のくっつきや焦げ付きに悩まされる場合があります。

    手順

    Photo byBrett_Hondow

    中華鍋のコンディションを左右する使用前のお手入れですが、意外にも手順はとっても簡単です。まずは、表面についている汚れと塗装を落とすため、中華鍋に食器用洗剤と水を少し入れスポンジで軽くこすります。水で洗いながしたらキッチンペーパーで軽く拭き取ります。

    中華鍋をコンロにのせ、中火をつけて白い煙が出てきたら強火でから焼きを開始します。表面が青白く変わってきたら中華鍋を傾けて側面もしっかりから焼きし、火を止め冷まします。再度中火をつけ中華鍋に食用油を入れ全体になじませながら温めていきます。

    全体に油がいきわたったら容器に食用油を入れ、中華鍋に野菜くずを入れて腕をふりながら何度か炒めてから、野菜くずを捨てます。ぬるま湯を中華鍋に入れたわしでなでるように洗ったら、すすいで水気をとり、食用油を少し中華鍋に垂らしてキッチンペーパーでなじませたら完成です。

    中華鍋のお手入れ方法:使用した後

    Photo byPexels

    調理後のお手入れは使用前のお手入れよりも、さらに簡単です。ただし、お手入れは簡単ですが、中華鍋に食材を入れたままの放置は注意が必要です。食材から出てくる水分でサビてしまうことあります。

    中華鍋で調理をしたあとは、必ず空っぽの状態にします。お皿に乗り切らないときは、別のお皿に盛り付け中華鍋の中に残さない工夫をすることをおすすめします。

    洗剤は使わずたわしやささらで洗う

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    中華鍋を使った後のお手入れには食器用洗剤は必要ありません。テフロン加工やフッ素加工されているフライパンの場合は、食器用洗剤とスポンジで洗いますが、中華鍋はぬるま湯とたわしもしくはささらが基本です。

    また、洗う際に使うのはスポンジでもかまいませんが、たわしやささらを使うのがおすすめです。中華鍋は水分や塩分が付きっぱなしの状態で放置するとサビてしまうので、早めのお手入れが大切です。

    うっかり食器用洗剤で洗ってしまったときは、中華鍋を使用する前のお手入れを行えば大丈夫です。リセットすることで、またいつものように使用できる状態にできます。

    用意するもの

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    日常のお手入れで用意するものは、使用した中華鍋・ぬるま湯・たわしもしくはささら・食用油・キッチンペーパーです。使用した中華鍋はできるだけ余熱がある状態で洗い始めるのがおすすめです。

    また、ぬるま湯よりもお湯のほうが汚れが簡単に落ちるので、できるだけ温度が高いお湯を使うのがおすすめです。使用後のお手入れは中華鍋を一層使いやすくする一手間です。

    怠ると次に使うとき、食材のくっつきや焦げ付きに悩まされる可能性が高くなるので、忘れずにしっかりお手入れすることが大切です。

    手順

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    調理したあとは、食材をすべてお皿にうつし、温かいうちにぬるま湯を流しながらたわしもしくはささらで洗います。洗い終わったら中華鍋を火にかけて水分をしっかり飛ばして、キッチンペーパーで少量の油を塗って終わりです。

    スポンジで洗うこともできますが、食器用洗剤を使っているものと併用してしまうと中華鍋に食器用洗剤がついてしまう可能性があります。食器用洗剤はサビの原因になるので、スポンジで中華鍋を洗いたい場合は専用のスポンジを用意することをおすすめします。

    また、お手入れ自体は簡単ですが、使用後のお手入れには忘れてはいけないポイントがあります。それは、仕上げの油を塗ることです。油を塗り忘れるとサビの原因になるので、必ず油を薄く塗ります。

    中華鍋のお手入れ方法:サビや焦げ付きの落とし方

    Photo bybellessence0

    丁寧にお手入れしても、サビや焦げ付きに悩まされることはあります。サビや焦げ付きの程度によりお手入れ方法は異なりますが、共通していることは気づいたらすぐにお手入れを開始することです。

    サビや焦げ付きを放置してしまうと、どんどん落ちにくくなっていくので、早めのお手入れが重要です。

    サビの場合

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    中華鍋のサビ、特に赤サビができているときはすぐにお手入れします。赤サビはどんどん進行してしまうので、中華鍋が使い物にならなくなってしまう可能性があります。赤サビができてしまったときのお手入れに必要なのは備長炭です。

    水をたっぷりと含ませた備長炭で赤サビをこすり落とします。赤サビを落とし切ったらお湯で中華鍋を洗い流し、火にかけてしっかり水分を飛ばします。仕上げに忘れてはならないお手入れの油をキッチンペーパーで薄く塗ったら完成です。

    焦げつきの場合

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    焦げ付きの場合のお手入れに必要なのは、重曹とスポンジです。使用後のお手入れではたわしやささらでしたが、焦げ付きのときはスポンジを用意します。たわしでごしごしこするのではなく、スポンジで軽くこすって落とします。

    中華鍋に1リットルの水と重曹大さじ4杯を入れて火にかけ沸騰させます。10分ほど沸騰させ続けたら火をとめて冷まします。スポンジで焦げ付き部分をやさしく落としていきます。もしも、焦げ付きが落ちないときは重曹ペーストがおすすめです。

    重曹大さじ4杯に少しずつ水を加えてペースト状にしたものを焦げ付き部分に塗り、10分ほど放置します。スポンジでやさしくこすって焦げ付きを落とします。

    中華鍋はお手入れをきちんとして長く使おう!

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    中華鍋はお手入れをしっかり行えば半永久的に使える調理器具です。面倒なお手入れはなく、慣れてしまえば簡単なので中華鍋の扱いを難しく考えている方にもおすすめです。長く愛用できる中華鍋は本格中華を楽しめるおすすめの調理器具です。

    山内
    ライター

    山内

    大好きな食べることを活かしてグルメ系記事を中心に執筆しています。流行りのグルメや老舗グルメ、旅行先のおすすめグルメなど、旅行情報と一緒にお届けします。

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